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RchミッドスピーカーTS-S062PRSを定位感改善の為オンダッシュ設置より純正ツイーター位置へ移動 の続き-
TS-S062PRSを
バックチャンバー付きで純正の
ツイーター位置に取付けます。
◆材料は
塩ビパイプと継ぎ手を用いました。
①内径71mm 厚さ2.5mm 長さ44mm (ヒシパイプ カット 小 \168)
②上記パイプを接続する継ぎ手 外形84mm 長さ36mm (VUソケット VU-S \60) 継ぎ手を2等分しています。2等分した継ぎ手を①のパイプに被せています。切断はホームセンターにお願いしました。(1カット \50×3)パイプは約50cmで売られています。
最初はMDF材を積層する方法を考えましたが作業性等で塩ビパイプにしました。塩ビパイプはちょうど良い
寸法の物がなかなか見つかりませんでしたがパイプと継ぎ手を使う事でちょうど良い寸法になりました。①と②のパイプは瞬間接着剤で接着しています。
◆純正ツイーター
取付樹脂部品の加工 この樹脂部品に純正のツイーターとローカット用のコンデンサーが取付て有ります。大体の取付をイメージして切取るところの印を付けます。
60Wのはんだごてで丸穴をいくつも開けとニッパーで
加工しました。
◆塩ビパイプをツイーター取付部に取付け
位置関係を確認
スピーカーが運転者の顔面に向くように取付ました。私はLch、Rchのツイーター、ミッドスピーカーはすべて運転者の顔面に向くように取付ています。これはスピーカーの正面が指向特性が良いのと直接音を聴くためです。助手席、後席での視聴等は全く考えていません。(車はフロント定位と決めています。サブウーハーが後席背もたれに取り付けてありますが低音は後ろから聞こえない様にして聞いています。カットオフ周波数は50Hzまたは63Hz、スロープ -36db/oct。又、リアドアの純正スピーカーは音質上の悪影響を避ける為ショートしてあります。)塩ビパイプ取付はガムテープでとめて位置確認後ゼリー状の瞬間接着剤で固定しました。
◆
パテ加工 1mm程度のアクリル板で穴をふさぎながら補強も兼ねこれも瞬間接着剤で処理しています。その後うす付けパテ処理を行いました。
パテ加工は形を作らず穴をふさぐ気持ちで行いました。(骨組みを作りパテで形を砲弾型なんかにするとうまく出来る自信が有りません。又手間暇もかかります)
耐水ペーパーで仕上げています。
◆
取付確認を行います。
◆
ブラケット(スピーカー取付用樹脂部品)を塩ビパイプに取付ける為の下穴を塩ビパイプに開けます。
100均手回しドリル(1.5mm)でブラケットの穴に合わせて8ヶ所(ブラケット用4ヶ所、ミッドスピーカー用4ヶ所)開けます。電動ドリルは失敗する可能性が有る為使用しません。塩ビパイプは結構堅く手が痛くなります。深さ1.5cm程度穴あけしました。最初の作戦ではブラケットを使用しない予定で作業を進めていましたが塩ビパイプが44mmの長さではチャンバー付きのスピーカーが取りつかない事が判り急きょブラケットを使用する作戦に変えました。(私の間違いの為です。ブラケットを付けて43mmです。結果的にはブラケット使用が正解でした。使用した方が恰好が良いと思います。実際の手順は塗装後穴あけを行いました。)
◆
塗装
水性スプレー黒艶なしで行いました。プラスチックの塗装は塗料を選びます。ツイーターのカバーはPP樹脂(?)、本来は下地処理後(サフェーサー等)塗装が良いとは思いますが今回は直塗装しました。手持ちのスプレーで塗装を行いましたがプラスチックを"おかし"苦労しました。なんとか水性スプレー黒艶なしで恰好がつきました。これは手を抜かないで下地処理をやるべきでした。
◆スピーカーケーブルの処理
変更前はダッシュボード上にミッドスピーカーを設置していたのを純正ツイーター位置に変更するとスピーカーケーブルを車内からドア側に通す必要が有ります。今回は
ドアブーツの外側を通しました。
ドアブーツを通して純正ツイーター位置までスピーカーコードを通すためにはドアの内張りを外し、さらにフロントウーハーを外しその後スピーカーコードをドアブーツに通す必要が有ります。作業のリスク(作業でウーハーのコーン紙の破損)等でこの方法はとりませんでした。
他の方法として純正で用意されているツイーターのスピーカーケーブルを利用する方法が有ります。純正のウーハーとツイーターはパラに接続されているもようなのでダッシュボード側のコネクターにミッドスピーカー出力を接続すれば純正のスピーカーコードが使用できます。この方法でも新たにスピーカーケーブルを車内からドア側に通す必要が有りません。しかしスピーカーケーブル長が長くなり、純正の細いスピーカーケーブルが現状のスピーカーケーブルにプラスされる為使用しませんでした。
他に方法は無いかと検討した結果ドアブーツの外側を通す事を思いつきました。
ドアの開け閉めによる経年変化のスピーカーケーブルの切断、ショートと雨水の侵入、見栄えを考慮しました。
スピーカーケーブルはイラストマー製の
モールでくるんでチューブ状(テープでとめて)にしてさらにヒシチューブを被せドアブーツ板金にあてています。雨水浸入対策はスピーカーケーブルを下から上にドアブーツ板金穴に入る様にしました。ツイーターと同様にモールで配線処理を行いました。モールを使用した為スピーカーコードは目立ちません。
ドアブーツ外側にスピーカーケーブルを通す作業はドアブーツ内側にスピーカーケーブルを通すほどでは有りませんが結構手こずりました。先端を丸めた1mm程度の針金を車外側より通し次に
ビニールコード2本を針金に付け通しました。滑りを良くするためにシリコンスプレーをかけています。ドアブーツを前に押しながら線を引張るとスムースに引張れます。
最初は
スピーカーケーブル2本をいっぺんに通そうとしましたが難しくスピーカーケーブルを切り裂き1本ずつ通しました。(2本の通しはビニールテープを巻き、シリコンスプレーをかけています)
■結果
定位感はかなり改善されました。ミッドスピーカーの位置はこれで良しにしたいと思います。スピーカーはこれ以上右には取付できません。右側のAピラー上部にスピーカーを取り付ければさらに右側になりますが右側だけ音像の位置が高くなりさらにスピーカーから耳への距離が近くなります。現状ミッドスピーカーの位置でも耳への距離が近いのは問題だと思っています。(自分の好みの音像の高さはダッシュボードの少し上ぐらい=現状です)今回の変更で気持ち、音の明瞭度が良くなった気がします。位置変更の効果ばかりでなく変更前はミッドスピーカーの
前面にツイーターがかぶっていた事が悪影響を与えていたかもしれません。これは反省点です。
位置を変更後聴きこむうちに新たな不満点が出てきました。
Rchミッドスピーカーとツイーターとが"
離れすぎ"が気になっています。対策としてはツイーターをもう少し右に取付けるかAピラーに入れ込む等の方法が有ります。現在はAピラーに取付金具で付けているのをダッシュボードに取付、現状より少し右側に取り付ける。その場所はエアコン吹き出し口が有りツイーターが奥になってしまいます。これはやはりだめか_? Aピラー埋め込みなら良い感じで取りつきそう_?
検討課題です。
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カーステレオ | 日記
Posted at
2012/07/12 21:48:46