
洗濯機の調子が悪いのです。
購入して半年で一度目の故障→修理。
その後順調でしたが、最近になり洗濯・脱水時にモータが回る際ベルトがスリップしているような甲高い音が出てきたため、再度修理を依頼しました。
メーカーの人が来られて、玄関を開けたら、気のせいかもしれませんがちょいとビビらはった様子。
餅のロン、脅しもすかしもしていません。
ボクの見た目のせい??笑
現象を確認もそこそこに、
「1年経たずして2度目の故障なので交換させていただきます!」
とのこと。普通、修理対応なのに。
もう一度言います、脅しもすかしもしていません。笑
むしろ「困ってるんですぅ~」的な感じの対応をしていたくらいです。
それが逆に怖かったか? 笑
さて、前置きはこの辺にして。こんばんは。
上述の通り洗濯機の修理で早く帰ってきたのでブログをしたためております。
今日はこの半年間で乗った代車、C3(先代)、DS4、DS5、C4のレポート、特に印象深いDS5、C4を中心にレポートします。
プジョーディーラーに預けて全てシトロエン or DS(ディーラー併設のため)という、プジョー好きな方にはアレかもしれませんが、そこはPSAグループとしてお付き合いいただければ幸いです。
① C3(先代)・・・乗り手を選ぶラテン系
日本車にはないポップな内装、ゼニスウィンドウの解放感が非常に心を解きほぐしてくれます。
ただ、ETGがどうも・・・(;^_^A
アルトターボRSに乗った際ギクシャクせず、シフトアップしたいときはMT車のようにアクセルを離せばアップしてくれたのですが、C3はどうも車が判断したいようです。またたまーに「ゴゴゴっっ!」と言うミッションが入り切っていないような状態になることもありました。
自分にはどうも合わなかったですが、乗りこなしてらっしゃる方もいるので慣れでしょうか。
② DS4・・・スタイリッシュ!ディーゼルで乗れば魅力倍増か
2年半前、そしてパワーウィンドウが故障したときと2回お借りしました。
外観はスタイリッシュでアヴァンギャルドですが、運転してみると至って普通にまとまった車です。この普通という単語は否定的な言葉でなく肯定的な意味です。
少し重厚感漂うハンドリング、黒子に徹したエンジン、そして少し高めの着座位置がゆったりした気分になります。
ただ、こんな雰囲気を持つ車だからこそ、後述するDS5が搭載するディーゼルが似合うと思いました。クロスバック、乗ってみたいなぁ。
③ DS5 Blue HDi・・・アッチの相性、コッチの相性
【エクステリアチェック】
DS5、ディーゼル、ブルーアンクルという、自分の欲しい要素をすべて兼ね備えた代車でした。
個人的にこのエクステリア、すんごく好きです。MCでシュッとした、手の込んだフロントグリル、日本車では真似できないであろう、サーベルラインのクロームメッキの使い方。シューティングブレークのような天井とキュッとしまったリア。見てて「いいなぁ、いいなぁ」と思ってしまいます。
ただ、一般受けはよろしくないようで・・・会社に乗っていったときも
「なんか野暮ったい車ばい」とか「ゴテゴテしとるねぇ」とか。相方さんも「うーん、じぇミニさんが好きならいいけど・・・」とのお答え。
【インテリアチェック】
個人的にはエクステリアよりも称賛したいのがインテリア。人間工学無視のトグルスイッチ類、エロさ漂うアナログ時計、控えめな書体のメーター・・・。
これだけでオーナーの所有欲が満たされるんだろうなぁ、と思いました。
ただ、気になる点が3点。
その1 膝回りがセンターコンソールに当たる
がに股具合があかんのかもしれませんが、膝が常にセンターコンソールに当たってそわそわします。運転席助手席共に。
その2 ハンドルが回しにくい
航空機のコックピットをモチーフにしたハンドル、デザイン的にはシュルドゥ・プレ(絶対使い方間違ってる)なんですが、径が大きく且つフラットボトムがどうも回しにくい。ワインディングを長時間駆け抜けることはしませんでしたが、ちょっとした切り返しが続く場面ではまどろっこしかったです。
その3 自分には合わないクラブ・レザーシート
見てくれが超かっこえぇクラブ・レザーシートです。さぞかし座り心地もえぇもんやろうと思っていたのですが、背中の反発が強めです。革が馴染んでいないのかしれませんが、どうもフランス車特有の包み込み感がありません。
また太もも部分のサポートが少々張り出しすぎで、ちょっと窮屈でした。
以前のブログで東京にいたときお世話になっていたシトロDの営業さんが「クラブ・レザー仕様じゃないノーマルシートの方がいいんですよ」と言われてました。このことだったのかな・・・。
【走ってみると】
180ps/400N・mのターボディーゼルは力一杯で、少し鞭入れて走らせるとタービンの「フフォーン」という快音も聞こえるほどの俊足ぶりです。
足回りも初期型で言われているようなゴツゴツ感も少なく、快適な乗り心地です。
ただ、都市高速のキツめのコーナーをそれなりの速度で突っ込むと、重心が高いのが影響してか少し浮ついたように感じられ、ちょっと不安感を感じました。
【その他】
ナビレス仕様だったのですが、オーディオのBluetooth受信コーデックが古いためか音がシャリシャリで聴く気が失せました。後述のC4もナビレス仕様なのですが、シャリシャリすることなく綺麗に再生してくれます(因みに再生スマホはGalaxy S8+)。
【まとめ】
実は、406クーペの次はこのDS5ターボディーゼルにしようと思っていたのです。
ただ、こうやって乗ってみて、細部が自分には合わないと思い醒めてしまいました。
アッチ(見た目)の相性は良くてもコッチ(走りとシート)の相性が良くなかったようです。
人間と一緒、見た目が良くても中身が合わなければご縁は生まれませんよね。
その4 C4 Blue HDi・・・するめのような車
【エクステリアチェック】
フロントデザインが秘密結社 鷹の爪の吉田くんに似ています。笑
vs
ガラスエリアが広く、C3(先代)とまではいかなくとも開放的な気分になります。コンベンショナルな2ボックスで先代C4のお椀をひっくり返したようなデザインから保守的にはなっていますが、個人的にはこの方が良いのでは、と思います。
ただし、オプションでもキセノン or LEDランプの設定がないので、LEDラインポジションランプにハロゲンヘッドランプ。アンマッチすぎ。笑
【インテリアチェック】
DS4と同じインパネです。使い勝手の面で行くとタッチスクリーンが面より奥まったとこにあるので、上体を起こして操作しなければなりません。これが308のようにエアコン操作もタッチスクリーンにonされていたら、かなり悲惨なことになっていたでしょう。
シートはDS5と対極で、適度に包まれ感のある、柔らかいけど腰のあるシートです。
このシートも古き良きフランス車の味わいを醸し出してくれています。昔乗っていた306スタイルのような感じです。
ただ、後席は狭いですね。自分の身長に合わせてその後ろに乗ると、フジトモチェックのげんこつは0個です。
【走ってみると】
120ps/300N・mのターボディーゼル、車体が軽いのも相まって非常にトルクフルで走りやすいです。ただし、八木山バイパスの上り追い越し車線(kyuudanさんならわかりますよね?)をガバッといきたいとき、「あれ?」ってな感じになります。「そういや120psやった・・・」と。回して早いタイプではありません。しかしそんなシチュエーションでなければ十二分に速いです。
停止する直前(時速7km/h→0km/h)に、結構振動が起きます。個体差なのかどうなのか。308に試乗した時は看守されなかったのですが、、ゴーストップが多い街中ではちょっと気になります。
乗り心地はしっとりなめらか(アイスの宣伝か?)。バネ式サスですが、以前代車で借りていたエグザンティアを彷彿させる、嫌みのない乗り心地です。
ハンドリングは懐の深い操縦性です。DS5のところで書いた都市高速のコーナー、同じ速度で走ってもC4では不安感が一切ありません。
この車、コーナーが来るたんびにハンドルを切って、、を繰り返すとちょっと鼻先が重いかな、と思いますが、手前で減速させハンドル切って加速させて、というちゃんとした運転をしてやると、本当に気持ちの良い走りをしてくれます。
燃費も借りてから18.2km/Lと、お財布に優しいです。
【まとめ】
308納車までディーラーから代車として貸していただいてます。仕事で疲れた帰り道C4に乗ると、なんだか癒されるんです。動きやらシートやらが自分に合っているんでしょうね。
安全装備がどれだけついているか、どれだけフロントグリルがメッキ多用の豪華絢爛文欽高島田な車か、で評価が決まりがちな昨今、
C4には流行りの安全装備(自動ブレーキ、車線逸脱防止等)があまりありません。文欽高島田なデザインでもありません。ただ、キホンにマジメで、飽きの来ない車です。
この辺は試乗してみないと体感できないと思います。それもできれば長めの時間を。
つまりこの車、するめ=噛めば噛むほど味が出るような車だと思います(あぁ、もっとえぇ表現できんもんか。。。ふぃおらのさんが羨ましい。。。)
とまぁ、駄文をかさねてしまいすいません。
好きな車のことになるとどうも夢中になり、長文化してしまいます。
あくまで自分の主観に基づいたものなので皆さんの感覚とずれているかもしれませんがご容赦下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました!