裕仁は語らず

今日は「昭和の日」だそうです

でも昭和生まれの人なら「天皇誕生日」の方がシックリくるのではないかと？

昭和天皇には有名な逸話が残ってますよね、。
日本人なら誰でも知ってると思いきや、そうでもないらしいようで、、、。

ま〜たしかにこの国には堂々と皇室打倒を、スローガンに掲げてる政党もあったりして、さすが自由が意味もなく保証された世界でも珍しい国だと、感心。笑

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GHQマッカーサー司令官が若い時に第一次大戦直後、占領軍としてドイツへ進駐した父に伴っていた時に、敗戦国ドイツのカイゼル皇帝が占領軍の元へ訪れ、
こう言ったそうな、、。

カイゼル皇帝「戦争は国民が勝手にやったこと、自分には責任がない。
従って自分の命だけは助けてほしい」と命乞いを申し出た。



そして昭和20年９月
昭和天皇との面会前に命乞いに来るだろうと予想してたマッカーサーは出迎えもせず、ソファーに座ったまま足を組み、パイプを咥えて天皇を見下していたそうな。


そんなマッカーサーに対し、天皇は直立不動で国際儀礼の挨拶をした後でこう述べたそうな。


「日本国天皇はこの私であります。戦争に関する一切の責任はこの私にあります。私の命においてすべてが行なわれました限り、日本にはただ一人の戦犯もおりません。絞首刑はもちろんのこと、いかなる極刑に処されても、いつでも応ずるだけの覚悟があります」

「しかしながら、罪なき8000万の国民が住むに家なく着るに衣なく、食べるに食なき姿において、まさに深憂に耐えんものがあります。温かき閣下のご配慮を持ちまして、国民たちの衣食住の点のみにご高配を賜りますように」



会見に同席したのは通訳の奥村参事官のみ。彼は会見内容をメモしていたが
会見の内容は公表しないマッカーサーとの約束で昭和天皇は生涯この事について
口外することはなかった。


10年後の昭和30年 当時の重光外務大臣は日米安保条約改定のため渡米したさいに
マッカーサーと会見し、はじめてこの話を聞きビックリ！

昭和39年には「マッカーサー回想録」が出版され、さらに詳しい状況が分かってきた。

回想記
「私は大きい感動にゆすぶられた。この勇気に満ちた態度に、私の骨の髄までもゆり動かされた。私はその瞬間、私の眼前にいる天皇が、個人の資格においても日本における最高の紳士である、と思った」
また
「私は、これを聞いて、興奮の余り、陛下にキスしようとした位です。もし国の罪をあがなうことが出来れば進んで絞首台に上がることを申し出るという、この日本の元首に対する占領軍の司令官としての私の尊敬の念は、その後ますます高まるばかりでした」
と、、べた褒め！！



当時、ソ連と米本国は「天皇を処刑すべき」と主張。
しかしマッカーサーはこれらの意見を退け、天皇の責任証拠なしと本国に報告。
そして、、。食料支援も

統一王朝として二千数百年続く、天皇の犠牲的精神と誠心が米国の占領軍総司令官の心に届き、日本の最大の危機を救った。

昭和天皇の、、知ってる人は知ってる、とっても有名なお話でした。