街中や郊外の公園などで必ず着てる人を見かけるブランド
もしかして、今やユニクロやシマムラより遭遇率高いかも?笑
左前と右後ろのロゴマークを見ればすぐに、あ〜アレねと、分かるブランドって言えば、これしかないですね。
若い人は知らないかもしれませんが、大昔「マジソンスクェアガーデン」のバッグが学生を中心に大ヒットしたことがあって、僕なんかそれを連想しちゃうんですよ
70年代後半から80年代にかけて、登山用品店の店頭にTNFの商品は並んでましたが、まだまだアイテムの数は限られたものでした。
徐々に人気が出てきたのはゴールドウィンが商標ライセンスを買い取って、
日本企画で高品質の商品を販売出来るようになってからではないでしょうか?
登山用具としての評価はその頃には定評があって、いわゆる山屋と呼ばれる人には
既に絶大なファンが居たと思われます。
今から40年前 八ヶ岳の白駒池にて。ちゃんとTNFの帽子被ってた〜、。
有名なこのメーカーのテントや寝袋も買ったことありますが、当時の製品は
日本の山ではオーバースペックで、(要するに大袈裟)売っぱらっちゃいました。
多分、山以外で最初の大ヒットは90年代後半、ダウンジャケットの
「ヌプシ」またはヌプツェ?
あの黒いダウンジャケットは当時、イヤと言うほど見ました。
次のブームは2015年以降??
韓国のナントカって言うメーカーがTNFの商標権を買い取り、韓国企画の商品販売が出来るようになって、韓国内で爆発的なブームが起きます。
老いも若きも登山スタイルで街中を闊歩してたそうです、、。
ちょうどその頃に韓流ブームとやらで、若い人が韓国のファッションに注目し始めた時期にあたり、それが日本に飛び火し、現在の状況なのかな??って勝手に想像してます。
で、、ザ・ノース・フェースはダサいか?
僕は街中で着ると、、少しダサい、と思います。
あまりにも他人と被ります。
山で見かける分にはあまり気にならないのですが、、
実はここ数年、山での遭遇が段々少なくなっています。(僕の勝手な主観。)
中高年の山ブームは昔からですが、若い人も最近はよく見かけます。
それでもTNFの着用率は街中で見るよりもかなり少ないですね。
やっぱり意図的に避けてるのかな?
僕も最近街中を着て歩くのはちょっと避けてます。
ゴールドウィンもその辺は危機感を持ってるようで
「われわれはファッションブランドではない。ブームとなることを危惧している。餅は餅屋らしく、機能をしっかり伝えるために説明会を企画した」
patagoniaのCMをYouTubeで見た事ある人も多いかと思います。
たしかこんな主旨だったかと・・
「我々の新製品を安易に購入するな。買うなら多用途に兼用できる物をよく考えて買って欲しい」
環境問題に厳しいこのメーカーらしい文句ですね。
多くの人が、山に行かなくてもその製品に魅力を感じて買ってるわけです。
たとえファッションでも、、。
将来、そう言う若い人たちが、TNFの製品を買った事で、山のスポーツを始めるきっかけになるかもしれない。メーカーは当然そのために先行投資するわけです、。
そして、山で着る服は道具の一つです。遭難しても容易に見つけられるように鮮やかな色になってる。(例外もあり)
夏のアルプスで、急登をゼーゼー息をして登ってる最中に、あの人の服カッコいいとか、アレどこで買ったんだろうか?とか、思う人少ないと思います。笑
なのでTNFの製品を街着のファッションとして買うのは全然構わないと思うんですが、、普通のファッションブランドの服と比較されても、少し違うような、、。
比較するんだったら、道具なんだから機能で選べよ!って
他に有名な山服メーカー、ゴマンとありますよ!
いつものように取り留めのない文章で、、スミマセン。
ノースフェースの意味は御存知のように「北壁」ですね、
ロゴには3本のラインがくっ付いてます。形はヨセミテのハーフドームですが、
3本なら当然 あの事でしょう??
アルピニズム発祥の地、ヨーロッパアルプスで「3大北壁」と言えば・・・
マッターホルン 右側面が北壁
アイガー北壁 グリンデルワルトの町からスッとそびえる山 奥にメンヒとユングフラウが並んでる。
グランドジョラス北壁
長谷川恒夫が冬季単独登攀に成功し、森田勝が800m墜落し亡くなったウォーカー側稜
ちなみに、秋に浜松で御一緒したkuroGTIさん、、
色違いのまったく同じpatagoniaのパーカーを着てらして、二人で苦笑い。
Posted at 2020/12/31 14:49:44 | |
トラックバック(0) | 日記