
昨日もほぼ1日雨で、身動きが取れなかったのでYouTubeかアマゾンプライムで気の利いた無料映画でも、、と思って覗いてみると真っ先に目に飛び込んできた映画。
2015年のドキュメンタリー映画ですね。
4年前の2018年には、この映画の事は知ってたんですが、なかなかチャンスが無くて・・
この映画のタイトルの「デスティニー」とは運命とか宿命っていう意味ですが、
オートバイレースそれもオープンサーキットでの(公道を使用した)いわゆる
TTツーリスト・トロフィーレース(最高峰はマン島TTレース)に命を賭けたダンロップ一族の物語ですね。
見てて、けっして楽しい映画ではなく、重っくるしい雰囲気が漂ってきます。
それもそのはず、TTレースが家業であるダンロップ一家。
ジョイ・ダンロップが2000年にレース中の事故で死去。
弟のロバートは2008年にやはりレース予選中の事故で死去。
父が亡くなった同じレースに参加していたロバートの息子二人、兄ウィリアムと弟マイケルは冷静な走りができず、事故を起こす可能性があるとして主催者側が反対するのも聞かず、決勝レースに強行参加し、ウィリアムはマシントラブルで出走できなかったものの、マイケルはなんと!優勝してしまう。この時マイケルはまだ19歳。
後ろを走ってたライダー曰く「命がけで走ってるのが分かった」だとか・・・
そして、この映画にも写ってる(それも幼児からの)ウィリアム・ダンロップは
2018年に公道レース練習中に事故死 享年32歳。
ウィリアムは一家の中で唯一、マン島TTで勝ってないけど、他のレースでは優勝経験豊富。
そして弟のマイケルは現在もTTレースの常連ですね。
今年2022年のマン島TTでも優勝してます。
よく言われる事だけど、、
F1は頭のネジがしっかり締まってないと勝てない。
WRCは頭のネジが緩んでないと勝てない。
motoGPは頭のネジがいくつか外れてないと勝てない。
マン島TTは頭にネジがあるうちは走ることすらできない。
ダンロップ一族に幸あれ
Posted at 2022/07/20 16:52:49 | |
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