
今朝は浜松に買い物に来たついでに、ちょいと寄り道。
数年に一度は訪れる、全国的にも珍しい空自の広報館。
前回の訪問は2020年に退役した、F-4EJの世界最終号機「440」を観に行った時。
相変わらずB.Iのハチロク・セイバーがお出迎え。
エントランスを入ってすぐのところに展示してあるF-2のモックアップ(原寸大模型)以前は試作機の塗装だったけど、今では実戦機用の洋上迷彩になっとる。
あとの展示物はそんなに変わんないかな?配置換えは頻繁にやってるみたい?
以前は展示棟の天井から吊り下げられてたゼロ戦(52型の本物)が2階に移って目の前で見れるくらいか。
ロッキード/三菱 F-104J (別名:三菱えんぴつ)コクピット
空自の導入が昭和36年。まだHUD(ヘッドアップディスプレー)は無い。
戦闘機・旅客機問わず、機体の左側から乗り込むのに、なぜかこの飛行機だけは右側から乗り込む構造。設計者がへそ曲がりの変わり者。(K・ケリー・ジョンソン。後にSR-71ブラックバードも設計)試作機は射出座席がなぜか下方に飛び出る設計だった。翼の前縁が鋭すぎて整備員が怪我をするので地上では常にゴムカバーを付けてる。
三菱F-1コクピット (T-2を単座に改造した支援戦闘機)
T-2/F-1のエンジン。ロールスロイス・チュルボメカ「アドーア」
IHIでライセンス生産されたけど、空自機としては珍しいヨーロッパ製。非力で有名。
川崎 T-4コクピット
この展示機は2020年に飛行時間の上限に達したことで退役した個体だそうです。
機体寿命もさることながら、現代の戦闘機や旅客機のコクピットはこういったアナログ計器が並んだものは少なくなってきてて、F-35などはグラスコクピットと呼ばれる液晶パネルに計器を映し出すタイプ。練習機もアップデートが必要なわけです。
F-35のコクピット(借り物)
F-4はなぜか立ち入り禁止。乗れんかった。
学生時代に米軍のF-4JやEA-6Bプラウラーに座ったことあるけど、他の飛行機と一緒でアナログ計器のオンパレード、特に双発機はエンジン関係の計器が倍になるので目が眩みそう。老眼では飛ばせない!
墜落以後、訓練飛行が中止されたけど、6/13から再開されたみたい。
今日もどんどん学生さん達が離陸していきました。
5/14の墜落機が小牧を離陸していく動画が拡散され、「T-4ってあんなに排気が黒かったっけ?離陸時すでにエンジン不調だったのでは?」っていう書き込みが散見してたので、今日展示棟の窓越しに見てたけど、普通に黒っぽい。
まだ墜落原因が特定されてないけど、分かるまで飛行停止するわけにはいかんし、
点検整備して問題がなければ飛行再回はやむをえんとは思う。
あと、後継機種選定を早くやれよ!T-4は飛び始めて40年近くなるよ!
Posted at 2025/06/17 16:44:45 | |
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