よく毎日ネタがあるもんだ、と変に納得。
と、書くと明日は無いかもしれないし、余計なことは言わないでおこう。
タイトル、ウチの除雪機のことなんです。
昨日は積雪があり、朝から我が家でも初出動となった除雪機ですが、
私が仕事に行く前にオヤジが除雪をしてまもなく異変に気づいた。
「首が回らない」と。まぁ生活が苦しいのは今に始まったことではないが、
除雪機。
日中にパーツを調べて職場近くのメーカーに問い合わせすると、多忙のためか電話に出ない。
定休日ではないし、同じような症状の修理でもしているのだろう。
仕方ない、青森店に電話する。
明日の14時までに注文すると翌日入荷するらしい。
でも、たとえ入荷してもあさっては仕事だし、その次の日は正月休みに入ってしまうのだという。
正月明けてからだと遅すぎる。
さて、まずは分解。
車庫からクルマを出した。
コネクターや、配線の接触不良であることを祈る・・・
今シーズン活躍しているのはこの業務用ストーブ。
暖かすぎです♪買ってよかった。
首振り不良は、ここのカバーの下です。
シューター・モーター(シュート用のモーター)が原因っぽいです。
というか。可動部分はここだけなので。
10mmボルトが狭いところにあるため、今年買ったこの工具が役に立ちました。
さすが首振りラチェット。
除雪機は首が振れませんけど、ラチェットでは首が振れた(爆)
シューター(雪を飛ばす部分)が外れました。
これでモーターにアクセス可能となります。
コードやコネクターをゆすってみたりしたけど、残念ながらコード類の接触ではなかった。
原因はこのモーターユニットか。
ちなみにこの部分、パーツ単体で1万以上するパーツだそうで、修理するとしたらパーツ代に工賃か。
最低2万はかかるかもしれないな。
パーツの検品印は良く見ると2005年のようだ。
振り返ってみると確かに買ってから10年ぐらい経つそうだ。
んでギヤが入っていると思われるここをダメ元で開けてみた。
ゲゲゲ!!!
開けると同時にサビ水が大量に出てきた!
昨日アストロから買った工具がまたしても活躍。
スナップリングプライヤー。
ギヤはグリースがついていると思われるが、水と練りあわされて異様なグリースが完成していた。
要するに汚い!
ギヤが入っていたケースも超~汚い。
モーター部分を分解しようとしたらイケナイ部分に触れてしまった。
モーターコイルだった。
昔、車の修理の教科書(読み物)でオルタネーターを分解・解説していた本を思い出しましたので
まぁ想像はついていましたが、実際目の前にしてみると正直組み立てたときのショートが怖い。
ここまで来たんだから、がんばって掃除してみたいと思います。
動いたらラッキー、ダメなら部品注文か・・・
よく見ると、悲惨な状態の基盤です。
これ直るのかなあ。
モーターの軸を抜いていたら、
あーあやっちまいました^^;
モーターブラシーがニョーンw
もうこれまでか・・・
ここで相当悩みました。
地道に元に戻すか、ゴミにするか。
オヤジが晩ご飯を終えて車庫に様子を見に来ました。
早速 「親でも使え」ではありませんが、パーツ洗浄を頼みました。
灯油ドブ漬けでブラシで洗ってます。
一方私はニューンとなったモーターブラシと格闘。
最後はオヤジにも押さえてもらってようやく軸を挿入できた。
各パーツとも洗浄が終わりパーツクリーナーで脱脂。
知らない間に、回らないギヤ部分がジリジリと回るようになっていた。
ここもクルマ用品の活躍。ギヤケースとギヤにグリースを塗ります。
きれいになったでしょー
取り付けてしまうと回転するか分からないのでオヤジにモーターを持ってもらいます。
エンジンを始動してモーターをONにしたら、
な、なんと!回ったー!!
これは期待できそう!
ケースにフタをする前に水抜き対策で、フタに水抜きの穴を2箇所開けました。
ケースにフタをします。
完全に元に戻す前に最後の試運転。
シューターがこの位置から・・・
レバーを左右に動かすと・・・
向きが変わります。
直ったぞー!
あとは可動部分にグリースを塗って、カバーをして完成となりました。
オヤジ、大喜びでした♪
私も大満足。
ホント、モーター部分は初めて分解・洗浄・組み立てしたけど、バネとかパーツが小さすぎて大変でした。
クルマと比べると除雪機はアナログな部分がいいですね。
今日もぐっすり眠れそうです。
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Posted at
2015/12/27 23:52:44