2020年11月28日
続きです。
25日、本日は出棺となります。
自宅で風呂に入って上がったとき洗濯したトランクスを履こうと何気に模様
を見たら、どさくさに紛れてドクロの模様。こりゃダメだわw
履き替えよう。
葬儀ホールに着き、オヤジが黒塗りの宮型霊柩車プレジデントの助手席に乗り、
参列する人を乗せたマイクロバスで火葬場に向かいます。
私は愛犬と来ているので、アイで火葬場まで。
わが町の火葬場は作りが古く、通常1時間40分程度で火葬が終わるのだが、
ここは2時間半ちょっと掛かるようです。
白衣の係の人が2人。
ストレッチャーのような台に棺桶を上げ、係員がふたを取り、参列者が棺桶の中に菊の花を一本ずつ入れていきます。
入れ終わったところでズリズリと炉に入れられて重い扉が閉じられました。
赤いランプが点灯しました。
あとは火葬しているんでしょうけど、待つだけなので控室にみんなが移動。
タバコを吸う方は外へ行きました。
私は中で待っていましたが、親せきなどで会話も落ち着き、外に出た。
すると、声をかけてきたのが葬儀場のマイクロバスの運転手。
私と歳具合が似たぐらいだと思う。
「あのアイ、いいよね。あの型が一番早いし出来がいい。確か3B20型だよね。」
お、この人詳しいな、と思いつつ話をしていると、私が前に乗っていた青いスペースギアの話になり、希少なガソリンエンジン6G72のV6のエンジン音が最高という。
な、なぜその情報が?
ブログ読んでるのか?と思ったけど、そんな感じではないっぽい。
そして話はオヤジのミニキャブ(最終後期)の話も出て、
結局、ekシリーズのH81W系、デリカのPD6W、CV5W、アイの3B20、ミニキャブのU62Tで火葬場の入り口でクルマ談義!(^^)!
三菱車が詳しすぎてうれしくなりましたー♪
葬儀屋のマイクロバスの運転手が時計を見るなり、そろそろ行かなきゃということで、泣く泣くお別れ。
私は再び待合室に戻り、親族とたわいもない話をしていたら、そろそろ火葬が終わるという。
火葬の炉がある前にはすでにお骨になったばあちゃんがあった。
まだ粗熱が残る台座。
私が想像するのと違ったのが、棺桶に入ったままの姿ではなく、
頭の骨と、そのほかのお骨が2つにまとめられていて、ん?なぜ?と思った。
お骨の足元にははあちゃんが足の手術の際に使用したセラミックの金具が3つ
脇の方に寄せられていた。
骨は形こそあったが、画面でしか見たことが無かった骨粗しょう症の断面図をこの目で見ることになった。
頭のお骨は、そんなに頭蓋骨の形をしておらず、一部丸い部分が残っている状態でした。
これまた参列者が半紙を片手に持ち、割りばしでお骨を2つ3つと拾って桐の箱に入れていく。
一巡し、私も2、3回お骨を拾った。
お寺さんにお経をあげてもらい、またホールにもどった。
今度は、親族の部屋にある祭壇にコンパクトになったばあちゃんが
遺影付きでセットされた。
この絶妙な段取りにはさすが葬儀屋さんだなって思った。
続く...
Posted at 2020/11/28 23:57:19 | |
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