前回の続きです。
困り果ててもすぐに回答しないといけないので選択肢は3つ
1. 農機具店で修理する。(部品代15万円+組み立て費用3万円)+見積りのためのバラシ代3万円の計21万円
2. 農機具店で元の状態(故障している状態)に戻してもらう 組み立て代3万円+見積りのためのバラシ代3万円の計6万円
3. バラした状態で引き取り 見積りのためのバラシ代3万円のみ
以上から選択だが、
1番は100%あり得ない。当初の修理予算は6~7万円なので。
2番も、ちっとも直るわけでもないのに6万円の出費は馬鹿げてる。オークションで中古機でも買えそうだ。
ならば3番が一番安上がりではあるが、果たしてバラした人じゃない人が組み立てられるだろうか。不安でしかない。
結果、バラした部品をそのまま回収することに。
さて、オーガの無い除雪機は 耕す事が出来ない耕運機のよう。
エンジンの次に大事な部分が動かないんだから仕方ない。
ただ、それ以外の部分は元気そのもの。もったいなさすぎて処分したくない。
なんとしても次の手を考えなくては…。
あ、そうそう 故障の原因部分は、やはりミッションケースの中にあるギアが減って?削れてしまった事により、シャフトからの動力が伝わらず故障に至ったそうです。
見てくださいよ、ギアの中央が削れてしまっています。
(画像中央右下のギヤ)
それに、ギアが破損した欠片が溝に詰まっています。
ギア自体にも損傷が見られます。
しかしどこの部分の欠片でしょうか。
ミッションケースをみましたがそれらしい部分は見当たらず。
損傷したパーツをみてただただ悩む。
オークションで同じ機体を探すも不思議と見つからず。
代替えパーツもあるはずもなく、これはもうダメかと お手頃な除雪機を探し始める。
まあ、特に今年は需要が多い除雪機なのでお目当てのものは最終的には20万ぐらいで終わっている。予算内で収まる機体は超小型の除雪機やジャンク品のみ。
そりゃそうだ。いま売らずいつ売れるんだということで。
何気に除雪機の品番で検索していくと、パーツリストのPDFが見れるようだ。
中身は構成パーツが書かれていて、バラバラに分解になったパーツを組み立てるにはいい資料。中身はこんな感じです。
主にこのパーツがバラバラにされた状態で手元にある状態です。
この時は不思議と頭が回りまして、表紙を見て気が付く。
あ!SG810MとSG707Mと同じパーツなんじゃね?
ちなみに品番の810は約80cm幅のオーガで10馬力
品番の707は約70cm幅のオーガで約7馬力とのことだそうです。
さっそくオークションで検索したら、あったあった。
ただこれ、シャフトが外れないので、途中からカットしている模様。
ムムム、余計なことを…。
でもこのシャフトの部分を分解して抜き取ったパーツと組み合わせればポン付けできるはず。
「3」のシャフトの部分ね。
ここで悩む。
価格が33,000円と新潟からの送料か。
新品なら買えないが、いや?買ったところで直せるのか正直不安。
クルマのDIYは好きでも農機具はまた違った次元で工具も勝手もまた違う(…と勝手に思っている)
あとにも先にも破損したミッションの代替品がいま目の前にあるのだから、借金してでも買わない手はない。
これで直せなかったら無駄な勉強代となるのは分かってる。
でも..でも...
結局、過去の経験からここを逃したらあとあと泣くと思い、買いました。
あとは到着を待つのみ。
早いもので翌々日には到着しました。
早速開封して故障品と合わせてみる。
あ… あれ?
な、長さが違う...
共通パーツじゃなかったのか?
そう、上記の内容で機種SG810MとSG707Mの説明を書いたのだが
これはあとからの事で、購入しようとしているときは共通パーツだとばかり思っていたのでした。
PDFを見てみると、たしかに810Mと707Mはシャフトの長さが違う。
つい共通パーツだとばかり思って舞い上がっていて、この比較表は見落としていた。
「18」のシャフトの部分ですね。
オークションで購入できたのは15cm短くなっている
これでポン付けの道は断たれてしまった。
またまた悩む...
そして
その3へ続く...
Posted at 2022/02/06 22:23:30 | |
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