長い冬も明けようとしているこの頃、まだタイヤ交換をしていないスタッドレスのアイミーブにて弘前と鯵ヶ沢へドライブです。
充電が満タンで107km走れるようだ(おおよそ)
弘前→鯵ヶ沢は山間部を通らないと最短距離で着きません。
まぁ、天気も良かったので暖房なしで快適でした。
途中山間部に差し掛かった事と、天気が下り坂になるという話をラジオでは聞いていたが、思ったよりも早く気温が下がり始めた。
車内も寒いことになってきたので、シートヒーターでしのいでいたが、耐えきれずに車内にヒーターをONにした。
まあ、あとは10分ぐらい走ると目的地に着くというあたり、充電が少なくなる。
目的地には無事着いたが、帰り道での充電は必須。
充電マップを調べると、1km以内にスポットは確認できたのですが、トヨタ系のアプリと登録が必要みたい。
あ… 無理だ。
…となると、一番近い充電スポットは9.8km離れた道の駅。
こりゃ、間に合うかビミョーなところだ。
YouTubeでも同じアイミーブで充電の残量がなくても結構走っていたし。
まぁ、間に合うかとたかをくくっていたところメーター内に亀マーク。
これ、バッテリーの残量がマジでヤバイことを指し、走行にかかる部分の電力の消費をかなり制限している状態です。
もちろんヒーターなどの電気の大食い部分はカットされました。
そんなヤバイ状態なのに上り坂が続き、一応津軽道は抜け、一般国道に切り替わったところで急にスピードが落ちパワーダウン。
いくらアクセルを踏んだところで45km程度。
そして、YouTubeで見た「まだ走れるじゃん」「まだまだいける」などの
声もむなしく、ついに終わった。。。
スイカのヘルメットをかぶってスクーターで充電させてくださいってレベルじゃなく、笑えない・・・。
そんな時こそと、充電カードの裏には安心サービスの電話が書かれている。
路肩に停めた車からフリーダイヤルで電話してみる。
コロナの影響か、電話が次々と取次されているのかなかなかサポートデスクにつながらない。
3分ぐらい待っただろうか。東京につながったようだ。
カードに記載のユーザー番号と名前を伝えると照合成功。
どのあたりに停車しているか、目印は何かあるか聞かれるも、何もなくこの状態。
せめてどこからどの方向に向かっているのか、何号線なのかを伝えると
ひとまずまた連絡するとの事。
道の駅までは5km以内と思われる。
何かできることはないかとシフトをドライブに入れたら
さっきまでパワーが無くなっていたものとは別なように普通に走り出した。
走ること2分ぐらいか。
またもパワーダウン。
当たり前だが、クルマは動くには動くが
人が歩くスピードほど速くはない。
路肩に車を止めスマホで調べたら道の駅まで2kmほど。
路肩に停めているが、幸い交通の妨げにはなっていないようだ。
まだサポートセンターからは電話が来ていない。
もしかしたら休み休みするといずれ着くんじゃないだろうかと甘い考えが脳裏に浮かぶ。
5分ぐらい休んだだろうか。
またも普通に走り出すも、あと数百メートルで道の駅というところで停車。
もう道の駅の標識が見える。
焦らず、周りの交通状況に注意しながら走り出す。
田舎とはいえ、トラックや一般車が途切れない時間とパタッと通らない波がある。
そんなパターンというかリズムを停車時に習得し、なんとか道の駅にたどり着けそうである。
道の駅のところにある交差点を曲がってからガクッとスピードが落ち、いよいよマズイ展開なのか、最高速度11km。
ほぼひん死の状態で充電スポットに到着ー。
シャッターをガラガラと開け、急速充電にありつけました。
タイミングよくというか、サポートセンターからレッカー車が見つかったので隣町から向かわせますが、連絡先の電話はこの番号でいいですか?
の問い合わせがあったので、事情を説明してレッカーは申し訳ないがキャンセル
させてもらいました。
レッカーとなっても費用は発生しませんが、極力避けたいですよね。
レッカーネタにはなりませんでしたが、ひとまず道の駅にある施設で充電時間を稼ぎます。
時々、充電を必要としている車が待ってないか確認しましたが、私だけのようでした。
スマホアプリ、役に立ってます。
バッテリーゼロの電欠状態から20分ぐらいで40%まで充電されています。
おっと、本降りになてきた。
充電から30分後、
ここまで回復。
お家まで楽に帰れるレベルです。
そんなこんながあり、自宅に到着です。
今回の敗因は、山間部でヒーターを使った事、
YouTubeの"まだ走れる"動画を過信した点、
緩い上り坂もれっきとした坂であるから平坦な道と比べ電力は消費傾向。
それでも勉強になった点も多く、
電欠までの限界、パワーダウンから止まるまでの感覚、
電欠の際の連絡手順と充電カードの必要性を感じました。
※電欠でもハザードやラジオ、ヘッドライトは走行バッテリーとは別に普通のバッテリーから供給されているので安全面などでは問題ありませんでした。
これ、都会でやらかしたら大変だよな。
あ、でも充電スポットも多いか。
今回、田舎だから良かったのか、田舎だったので困ったのか微妙なところではあるが、充電スポットのインフラを整えていかないと車で県内入りする観光客などはもっと困るだろうなと思った一日でした。
レッカーネタに発展しなくてスマン。
今後のカーライフに役立てようと思った一日でした。
Posted at 2022/04/07 23:11:46 | |
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