
先日実は
この後、MB製エンジンを搭載した2車種を試乗比較してみました。
先ずはスカイライン 200GT-t。エンジン出力スペックを見てみるとどうやらC250などに載ったエンジンと同じようです。
取り敢えず走りだしてみます。アクセルペダルがいやに重いです。。。
そのせいもあってか走り出しはモッサリ感。踏めばちゃんと加速するのですが、エンジン音がスカイラインらしくないレベルでガサツに感じます。
・・・で、ブレーキペダルはアクセルペダルに対して若干軽め。なんかアンバランスな感じです。
このクルマのステアリングは車速感応電動油圧パワステ。
交差点を右折してからアクセルオンでステアリングを直進に戻す過程でチョット違和感を感じました。完全に戻りきらない感じ。センターがかなり甘いんでしょうか?
A45より大きめのボディなので取り回しに若干神経を使いますが、これは慣れの問題でしょう。でもやはり街乗りではもう少し小ぶりのほうが扱いやすいですね。
この後試乗したC200に比べて全長が10cm、ホイールベースは1cm長いですが、最小回転半径は50cmもスカイラインが大きい。これは取り回しへの影響が大きいです。
そういえば、ブレーキを掛けた時に、MB車ならHOLD機能があるので信号待ちなどでブレーキペダルを踏み続ける必要がありません。でもスカイラインでは・・・
一応高級車なのですから、この辺は取り入れてほしいものです。
スカイライン200GT、なんか、ワクワク感がなかったなぁ。。。
さてお次はC200AVANTGARDEでスライディングルーフ・AIRMATICアジリティパッケージ装着車です。こちらのエンジン出力はスカイラインに比べると若干落ちます。ただし、走った感じでは全く差を感じません。
それに基本的に同じ形式のエンジンなのに、こちらはべた踏みしてもあまり荒々しさを感じません。さすがに元祖だけあってうまくいなしているんでしょうか。
アイドリングストップですが、再スタート時にA45よりギクシャク感(揺れ?)が大きい気がします。これはSLK200でも感じたことですが、何が原因ですかね?。エンジン配置の違いも関係有るのかな??
トランスミッションはDCTではなく7速トルコンですが、C200にはマッチしてますね。DCTのような変速ショックも無くしかも意外とレスポンスもイイですよ。
それにアジリティーコントロールとエアサスのマッチングが絶妙で最もハードな設定にしても荒々しさが全くありません。逆にコンフォートにしたからといってフワフワ感もなく、とにかく気持ちよく走れます。
取り回しもC200のほうが頭が入りますし、気を使いません。
そういえばレーンキーピングアシストもちゃんと機能してましたね。センターラインを踏み外すとステアリングに「コン・コン」とお知らせが入ります。
コマンドシステムなどのユーザーインターフェースはA45に比べるとやけにスッキリしました。
コマンドコントローラーとタッチパッドの組み合わせでLEXUS NXと同じような方式です。でもこれ、使いやすいんですかね?。左指でタッチパッドで文字入力なんて相当器用じゃないとできない気がするんですが・・・
総括:
助手席や後席ではどうか分かりませんが、ドライバーとすればC200の圧勝です(個人的感想です)。
やはりスカイラインは350GT HYBRID搭載車がメインなんだなと・・・。
国内向けにダウンサイジング・ターボを載せても、マッチングが取れていない感じです。。。(汗
これでも私はその昔はブルーバードを2台乗り継ぎ、「技術の日産」を誇らしく感じていたこともあります。箱スカ、ダッツンZ、SSSなどスポーティさと技術力でユーザーを惹きつけた時代がまたやって来ることを願っています。
Posted at 2014/11/03 04:21:56 | |
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