左ドライブシャフト　DOJ分解清掃、グリスアップ、取付

前回まででBJ、ハブ側は終了しているので今回はDOJ、ミッション側。
DOJと言っているが摺動式で正確にはトリポードジョイント。
トリポードはブーツバンドを切ると中身がシャフト側に付いたまま出てくるのでカップを残したままにできる。このMTはカップを抜いてしまうとオイルが出てきてしまうのでそうしておいたが、組付けするのに外した。
画像はオイルシールにちょうどハマる塗料皿を押し込んで蓋をしてある。まあ、微妙に漏れるのでさっさと作業しないと。

と、思いきやミッションケースに傷発見。
ちょうどジョイントカップの縁くらい

拡大写真。けっこうエグレとります。自分がやらかした記憶が無いので、前回メンテしたときの画像をチェックしたところバッチリ写ってた。つまり前回は見逃した。あのときは塗料皿無かったから大急ぎで作業してたしなぁ。

今回はちゃんと計測もすることにした。
シャフト径
オイルシール部４２ｍｍ
螺旋ラビリンス部30mm
セレーション部26mm

このミッションはビスカス付きなのでドライブシャフトも各部太くてオイルシールが大きい。

シャフト長
シャフト部全長128mm
オイルシール部21mm
螺旋ラビリンス部28.5mm
セレーション＋無加工シャフト部82mm
なんか計算合わないけど、LSD無しシャフトは圧倒的に短いので間違えることはない。
セレーション部61mm

セレーション山数25歯
このあとグリス打ち換えてブーツ付けて組み付け。
トリポードはローラーにニードルベアリングがあるのでそこにきちんとグリスを充填。
気になっていたけど、状態は良い。
右側のDOJはかなり削れていたのでトリボードの方が対応角度が深いんだろうな。

作業は飛んで取付完了。グリスとオイル作業は画像が取れません。

アーム類も本締めして作業完了。あ、クーラントのエア抜きがまだだった。

発覚した残作業
・ミッションケース傷埋め
・ロワアームブッシュクリアランス調整

やっつけてるのに増えるなぁ。