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少しづつですが夜な夜な進めているHUDのリビルド、減光装置がハードウェア的にはほぼ完成したので山は越えた感じです。
以前のHUDでは偏光板2枚で構成された可変濃度フィルターを使っていて、減光する際にはプロジェクタの光軸に手動でフィルタをスライドインさせて、更に濃度調整はフィルターの一方の偏光板を手で回転させる必要がありました。

今回作成したのも似たような構成ですが、オート化を図ります。
ArduinoNanoに、照度計、モニタ用のOLED、サーボモータを2個接続しています。
サーボモータのうち1個は偏光フィルタのスライドイン用、もう1 個は偏光フィルタを回転(0～90度)させて濃度調整を行います。
具体的には照度計で周辺の明るさをセンシングして、偏光フィルターをサーボモーターで回転させるという感じです。使っている光学エンジン(秋月のPICOプロジェクター)は、MEMSのレーザスキャニング方式ですが素の状態で偏光しているのと、出口付近は光束の面積が小さいので機構の小型化に非常に向いていて丁度よかったです。
まだ周辺光と減光度合いのチューニングがま十分でないので、ファームウェアはもう少し手を入れる必要があります。


左の方についている基板が照度センサ、前方を向いています。
リア端に測定した照度と減光度合いを表示するようにしてみましたが、なかなかいい感じです。


HUDの表示は過去の開発物件:VDL(ViecleDataLink)の画面です。
この車では、多分PowerFCやDefi-Linkから情報を取って表示するのが楽そうですが、なかなかそこまで手が回りませんが、まずはPowerFCを弄ってみますかねえ。