2006年12月3日、私は１台の激安ナローを購入した。

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2006年12月3日、私は１台の激安ナローを購入した。

今では考えられない、この９３０ルックのナローを、
こんな価格で購入した男の実話をお伝えします（汗）。



その男、９９６ＧＴ３を壊してしまいました。

そして、長期入院となりました。

その男とは、もちろん、”私”です。

ＧＴ３の修理代も２００万円かかりそうだ。

当時、私は、９９６ＧＴ３と９６４カブリオレの２台体制。



９６４はＴＩＰでした。

ＧＴ３でＭＴの９１１の楽しさを知り、それがずっと乗れなくなったことに、
ついつい馬鹿なことをやってしまった。

我が家の金庫番、妻にお願いです。

「ＧＴ３が直るまでに、９１１を１台、買わせてくれ！」

すでに２００万円修理費にかかることもあり、私が依頼したお金は、
こちらも２００万円。

直ったら売ることで了解してもらいました。

クルマには申し訳ないが、ある意味、期間限定の愛人みたいなもんです（汗＆汗）

当時、２００万円以下の９１１は、ナローか９３０である。いずれも、専門店価格ではない。
水冷モデル（９４４、９２８）なら、この金額でバリ物が買えたが、やっぱ９１１だ。


さあ、２００万円の９１１探しの旅に出かけよう。

と思ったら、もう乗りたくてたまらないので、すぐ買ってしまいました。

それが、この９３０ルックのナローです。

６９年式の９１１Ｅです。

なぜ９３０ルックか？
ポルシェ暦が長い方なら、わかると思います。

基本的にあまり変わらない９１１、新型が出ると、必ず、”新モデルルック”を製作する業者が出てきて、それを好んで買う方もいます。

そして、時が流れると、そんなクルマは激安となってしまいます。

こんなことで、私が出会ったのが、激安ナローなんです。

でも、見てください。この内外装。







綺麗です。今ではこのシートだけでも、凄い価値があると思いますよ。

旧車はエンジンではなくて、ボディが一番お金がかかるということを、本で覚えた知識がありました。

オイル漏れも許容範囲。

これは買いだ！！！！


でも、その後、３ヶ月程度、ほぼ毎週末、メカポン調整地獄に入り、
５万円つづ、費やすこととなりました。

当時、キャバクラによく行っていた私、キャバクラ遊びは止めて、
ナローに全精力（財力）を使っていきました（笑）。

つづきは、また。