ウーベゲンバラという人はやっぱ凄い ～ 名古屋でも

年末年始の長期休暇。
ワンコの問題もあってあまり出かけてないです。

そんなことで、昔の雑誌を読んだり、ポルシェの動画を観たり、
どっぷりと浸かっております。オタクの世界に（汗）

昨日、ゲンバラを丸の内仲通りで撮影してみて、ファインダー越しに感じるものがありました。

やはり、ウーベゲンバラという人は、凄いデザイナーだと。

自分の愛車を褒めすぎるのも、なんですが、
美しいのです。

幾度か書いておりますが、ゲンバラというブランドは、
デザイン＆エレクトロニクスです。

まずは、エレクトロニクスの凄さ

彼は、ステアリングにボタン類を装備させました。

今では、普通ですね。

そして、もっと凄いのは、サイドミラーを映像化しました。




最近、やっと始まってきました。サイドミラーのデジタル映像化

８０年代に彼がやったカーエレクトロニクスが、やっと追いついてきた感じです。

そして、本題のデザイン。

９３０時代のデザインは、ポルシェオタクからは嫌われておりました。

なぜだろうか？
多分、機能美を売りにするドイツデザインに、優雅なイタリアンデザインぽさを加えてしまったからではないだろうか？？

というのもポルシェオタクは、イタリアンデザインが嫌いな人が多いです。

でも、私は素敵だと思います。というか大学時代は、これが最高だ！とも。

間違いなく、彼はポルシェに”華”を与えました。

ウーベ生存中とその後を比べてみましょう。彼の代表作のアバランシェです。

没後のアバランシェは、こんな風になりました。

ゲンバラＧＴのコンセプトモデルは、これだ！！

彼がいなくなった後のゲンバラ、わかりますよね。

けっして悪いとは言わないが、

デザインに柔らかさがなく、過度に攻撃的な印象があります。

９９７までの彼のデザインが、やはり最高です。

実は、年末に帰省した時に、とっておきの１台を見て来ました。

９９６の世界で、ナンバー１スタイルはこれだと思います。

実は、この車自体はプレステージさんで売っていたそのもの。




この時よりも、かなり安くなってはいるが、やはり、今の相場からはちょっと高いかな。

そんな思いをショップの方には正直に言って、帰省ついでに見せてもらいました。

近くのガレージに置いてあったようで、取りに行ってもらいました。

一般道を走る姿、かなりオーラーがあります。

これもまた、ウーベが残したデザインの９１１です。

カーボン製のフロントフードを採用しているゲンバラは、いわゆる

ルックではほぼないです。

ゲンバラのキャリパーだ。

残念ながら、メーターやステアリングはポルシェ純正です。

この白の９９６ゲンバラＧＴＲとうちの９９７ゲンバラＧＴ、
２台で走ってみたいです。

伝説の男にも、勧めてみたが、彼はもう車熱が冷めている（涙）。お金はあるのに（汗）。
どなたか、余裕がある方、ぜひどうぞ。

ご購入した方、できれば一度一緒に走ってください。常識範囲のスピードで。