ゲンバラ９９６ＧＴＲ（前期）～ 過去に出会ったスペシャルポルシェ達

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先日ヤフオクでこんなスペシャルモデルが出品された。この金額まで値を上げて終了した。

私がかなり前に購入を検討していたゲンバラと似ている。
ただ、ＧＴ３ベースとなっているので、それとは違うかもしれない。

ゲンバラ９９６ＧＴＲ、その９１１と出会ったのは、
2002年11月３日、９１１ＤＡＹＳイベントだ。




ゲンバラ特有の空冷時代のターボのようなエンジンルーム、私は好きだ。




「2002年11月３日、９１１ＤＡＹＳイベントでアイツと再会」ペッキーのブログ ｜ Ｓpecial Ｐorsche .com - みんカラ (carview.co.jp)

もう２０年以上前のことだ。

２０００年、故ウーベ・ゲンバラ氏は、ＧＴ３をターボ化した９９６でニュルの市販車最速ラップタイムを更新(7分44秒7)したのだ。翌０１年には改良した「Gemballa Biturbo GTR 600」によって自身の最速記録を再更新(7分32秒52)した。

Gemballa Biturbo GTR 600　伝説の９９６だ。




ウーベ・ゲンバラ氏、水冷９１１の登場した時に彼のチューニングポリシーに変化が訪れた。

幾度もお伝えしているが、ウーベ氏は電気工学の専門家であり、男の仕事場と言われる９３０を超豪華なドライビングスペースに変え、中東の富裕層から支持を獲得したのである。１９８０年代だ。ド派手であった。

彼は、そんなゲンバラのイメージチェンジを図ったのだ。

ちなみにゲンバラはエンジンチューニングはターボ・テクニック・ペッツ社が担当した。

「ゲンバラ９３０＆９６４のエンジンはノーマルです」ペッキーのブログ ｜ Ｓpecial Ｐorsche .com - みんカラ (carview.co.jp)

なお、ゲンバラ９９６ＧＴＲは前期と後期が存在する。

後期型は、９９６ターボベースのゲンバラ９９６ＧＴＲはこれだ。これは今でも欲しい１台である。

「ゲンバラ９９６ＧＴＲ ～ 過去に出会ったスペシャルポルシェ達」ペッキーのブログ ｜ Ｓpecial Ｐorsche .com - みんカラ (carview.co.jp)

時は２００８年８月、このゲンバラ９９６ＧＴＲ（前期型）に再会したのだ。

当時９９６ＧＴ３を購入したショップ、川崎のＧ社だ







当時、エンジンスタートのボタンがあったことに驚いたものだ。




Ｇ社は当時、ゲンバラの正規ディラーであったことで仕入れたと言っていた。

買えない価格ではなかったので、かなり迷った覚えがある。

９８０万円だった。見積もりが残っている。




迷った私がやっぱり止めようと思ったのが、カレラエンジンという説明があったからだ。

私は知識としてゲンバラ９９６ＧＴＲ（前期）はＧＴ３ベースと思っていたので、ちょっとガッカリした覚えがある。

当時はインタミの問題がやや広まりつつあり、シリンダー問題は全く認知されていなかった。

まあ、そんなことより、ＧＴ３オーナーだった私、ＧＴ１クランクケースエンジンへの拘りが強かったのだ。


このヤフオクに出品されたゲンバラ９９６ＧＴＲ。ＧＴ３ベースのエンジンならば、あのニュルで記録を作ったゲンバラＧＴＲのデチューンモデルになりますね。





どこかで見ることがあるだろうか？