ペッキーのブログ一覧

「生まれた時からずっとオープン」



なんと素敵な言葉だ。

最近のオークションでこの901カブリオレが落札された。
http://www.autocar.jp/auction/2017/02/13/205936/



もちろんナローにカブリオレはない。この９１１は市販されていないプロトタイプだ。
タルガを開発するための基礎研究車両として、合計13台が製造されたそうだ。

落札予想価格は1億円から1億2千万円でした。
https://carnny.jp/3943

結果は、７８００万円でした。予想に届かなかったが、凄いですね。

カレントライフにも紹介されました。
http://current-life.com/denews/porsche-901-7800man/

現存しているのは２台のみとのこと。

こんな素敵なカブリオレを見ていて、思い出しました。


私、ナローカブリオレ、過去２台ほど検討したことがあります。
もちろん、ポルシェがプロトタイプとして造ったものではないですよ。

１台は10年以上前、黒のナローだったと思います。確かヤフオクに出品されてました。
残念ながらデータが見つかりません（見つかったらアップします）

100万円台の激安だったが、少し程度に難有りだった記憶があります。

でもその後、911Daysにも紹介されてました。


そして、もう一台。こっちは、綺麗な車両でした。
米国で製作されたものです。

出会ったのは、2012年６月３日。



見る限り、錆もない。

そして、驚愕の価格、２６８万円。エンジンもマッチングしております。





内装もいいですね、



９１１Ｔがベース車両です。



流石に、この金額なら、買えないこともなかったが、
当時、ＲＵＦを購入（無理して）したばかりで、見送らざるを得なかったです。



空冷カブリオレから始まったＭｙポルシェライフ



「オープンで空冷を乗る」

この行為はもう簡単にできなくなってきました。

わが国の９１１乗り、ほとんどがクーペ信者です。ゆえに、国内のカブリオレは希有な存在。

日本の９１１乗り、意外と知りません。この気持ちよさ。

そして、空冷の海外流出。スピードスターは雲の上に行ってしまった。

ダイレクトに聴く「空冷サウンド」。

至福な時間です。

ポルシェファンの皆さん、まだ少しだけオープン空冷９１１があります。ぜひ、日本に残しましょう。



９０１カブリオレと再会（ネットで）して、再度、そんな想いが強くなりました。

ネットで出会ったスペシャルポルシェ達です。前回に続き、激安スペシャルモデルを見ていきます。

業者の商売の邪魔にならないように、今現在売られているものは避けているつもりですが、
もし「削除してくれ」というご意見があれば、メッセージください。


フォルガーＦ９５９、ご存知でしょうか？

私の大学時代にデビューしたスペシャル９１１です。８７年のスペシャルカーズに紹介されてます。
当時、なんとなく９５９のコピーかと思い、あまり興味はなかったです。
ノーマルのポルシェも買えない普通の大学生だったけどね（笑）。

http://thegegeblog.canalblog.com/archives/2011/03/11/20602310.html



９３０にボディキット（87年当時220万円）で製作できたそうです。

でも、そんな車が激安で出てきました。

2007年１月　フォルガーＦ９５９、１４８万円です。



これは遊びで乗ってみたいと純粋に思いました。
ルマンで走った９５９にも似てます。

その後、業者が１９０万円に



そして、もう見なくなりました。海外でしょうか？


さらにショッキングな価格がこれでしょう。

2007年１月　ゲンバラ９２８　たったの１５万円



このゲンバラも８７年のスペシャルカーズで紹介されてます。



このイエローのゲンバラ９２８



私の予想では、内装をモディファイされて、関西で高額で売られたような気が・・・・



同じカラーのモデルも　５２万円程度でありました。



当時の９２８の不人気度合いは強烈でした。


2005年４月、ほぼ新車状態の９２８ケーニッヒスペシャル　４９０万円です。




ついでに以前に紹介してますが、

2009年３月には、シュトロゼック９２８　５８万円でも入札されず。



2006年10月には、シュトロゼック９２８カブリオレが１５０万で入札されず。



現在の９２８、すでにいい値段しているし、チューナー系は皆無となりました。

実は、ポルシェの世界では、良くあることです。
不人気ポルシェほど、時と共に、価格が上昇していきます。

ＦＲポルシェ達も上昇中ですね。

最近ではタルガは良い例です。タルガは不人気”でした”。



人間弱いもんです。
こんな経験も影響して、あのシュトロゼック９２８ウルトラ、手が出なかったんだよね。

https://minkara.carview.co.jp/userid/1478509/blog/39297478/

シュトロゼックで思い出した一台があります。

2007年２月　シュトロゼックのボディでモデファイされた９３０カブリオレ。７８万円




タイムマシーンが欲しいよーーーー。

ここ２年ほどで空冷バブルが起こり、日本からナロー、９３０、９６４が無くなりつつあります。

1000万円超のナロー、９３０ターボ、500万超の９６４カレラ２、
こんな金額も見慣れて来ました。

ここでちょっと前の空冷ポルシェ達を見てみたいと思います。

ネットで出会ったスペシャルポルシェ達です。

私、実は過去に買いたかったスペシャルポルシェ達をデジタルデータとして残してあります（笑）。

業者の商売の邪魔にならないように、今現在売られているものは避けているつもりですが、
もし「削除してくれ」というご意見があれば、メッセージください。

では、行きますよ。






まずは、私の過去の愛車です。
2006年8月、委託で販売しました。
ファクトリーのフラットノーズターボカブリオレです。



まあ、自分も安く買ったけど、今なら２０００万円超でしょうか？

現在の私の愛車でもある、シュトロゼック。
ちょっとモデルは違いますが、そんなシュトロゼック９１１も３００万円しなかったです。

2009年2月



2011年8月



この　↑　シュトロゼックは、ＡＵＴＯＣＡＲジャパン創刊号に掲載されていたと思います。私の記憶が正しければ。




そして、この２台のゲンバラ。どちらも、欲しかった。

2009年11月

埼玉でも500万円後半で売ってたことがありましたが、
これが最安値かと思います。

ゲンバラチールスカブリオレです。なんと４９８万円。




最後は９６４ゲンバラフラットノーズである。
当時、イエローの車が大好きで、このゲンバラを探してました。



もちろん、今に至るまでこのゲンバラを日本で見たことはないです。
やや色が自分の好みと違ったが、このゲンバラは買うべきだった。
３９８万ですよ。

2006年1月




なんか、フラットノーズばかりになってしまいました。

ついでに、後付フラットノーズの激安（当時）モデルを紹介しましょう。








いずれも、１００万円台、時代が時代でした。


パート２では、さらに激安なポルシェ達を紹介したいと思います。

2005年6月4日、そのスペシャルな９２８と出会った日です。



東京インポートカーショウのクラブ会場です。
９２８クラブと思われる集団の中にいました。





シュトロゼック９２８Ｓ４ウルトラ

実は、まだ若き証券マンだった頃に「スペシャルカーズ９２年Ｎｏ３」で知った９２８です。



私は大学時代に９２８の電話で４年間過ごしており、いつかは９２８と思っていたました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1478509/blog/38990653/

Ｓ４ウルトラはシュトロゼックが造った３番目の９２８とのこと。
この記事の中で書いてありますが、
シュトロゼック氏はケーニッヒで９２８のデザインを担当していたそうだ。

となると、ワイドボディの９２８って、ほとんどがシュトロゼック氏のデザインです。下写真は当時見たケーニッヒ９２８。




ところで、往年のポルシェ好きはご存知ですよね。
９２８は本当に不人気（オーナーの方すみません）の時がありました。

その昔、シュトロゼックウルトラもこんな価格でも入札がなかったです。

ただ、この車両はリア部分だけがウルトラのパーツです。
それにしても、勿体ないですね（汗）。



こんなシュトロゼック９２８に２０１５年秋、乗れる機会がありました。

あのパールホワイトのウルトラです。





東京インポートカーショウ以降もポルシェイベントで幾度も見たことがある９２８ウルトラです。

売ってしまったようです。まあ、車人生でいつか来る時ですね（涙）。

オーナーの愛情のかけ方がわかります。まさに極上の９２８。
ＡＴのシフト変速もスムーズです。

乗りました。





ただ、私はやはりＭＴのスペシャル９２８が欲しい。
９２８ＧＴのあの刺激がウルトラでもなかったです。

そして、この９２８を最後に見たのは、海外のサイトでした。
日本の価格の倍以上になっていましたよ。



ワイドボディの９２８、日本にほぼ無くなって来ました。

2011年、名古屋の某スーパーカーショップに魅力的な価格でＲＵＦ ＣＴＲ２が売り出されました。
記憶が若干曖昧だが、１６００万円ぐらいだったと思う。

この時期、ＲＵＦ ＲＧＴと共に、私が検討していたＲＵＦです。



この車両の初代オーナーは、プロ野球選手でした。



これまで乗ってきた空冷９１１、結局買値以上で売れていたので、
妻に了解を得るため、このＣＴＲ２の購入の作戦を立てました。

それは、「マイナス金利で預金」

マイナス金利と言えば、その時には考えられなかったけど、日銀が導入してますね。

「最悪でも買値で売るから、メンテナンスコストはマイナス金利だと思ってくれ」

1000万円を超える車、サラリーマンが買おうと思うと、リセールバリューが気になるのです。
セダン系の輸入車によくありますが、買って10年乗って、ん十万まで減価する。
絶対無理ですよ。

ＣＴＲ２、この価格なら自信がありました。

今考えると買っていれば、かなりの儲けですね（汗）

実は、私がＲＧＴを購入するに至ったのには、このＣＴＲ２の存在が大きいです。

当時、新車のＲＧＴが予算的に難しく、やはり買えないものよりも、現実的な方へ心が傾いておりました。

そして、2011年末、ＣＴＲ２の購入を決意し、名古屋に電話しました。

それが、「先日売れてしまいました」とのこと。

えええええええ

あまりにもショックでしばらく落ち込んでおりました。

でも、そんな思いから背中を押されたのが、ＲＵＦ ＲＧＴです。





ＲＧＴを購入してから暫く経って、また帰ってきました。
ＲＵＦ ＣＴＲ２（コンプリート）

なんですぐに売るんでしょうね。

価格もほぼ変わらずの１６８０万円



当時、私のポルシェ仲間に勧めて、見に行きました。
私には、ＲＧＴを買ったので、絶対に無理。

そして、乗りました。ＣＴＲ２。



友人と２人で周りを自由に乗ってって言われて





夢のような時間でした。





今のターボ車では聞こえてこない、「ヒューン」のいうタービン音、「プシュ、プシュ」というウエストゲート？からの音、”これでもか”、っという感じで聞こえてきました。

刺激的でした。

残念ながら、インディゴブルーの色に友人的には問題があり、購入を見送りとなりました。私はこの色が好きなんだけどな。

自分にもう少し、資金力があれば、後悔です。

この車両は、マレーシアの方が購入し、自国に持っていったようです。

もう日本にはないですね。





ＧＴＲをぶち抜く動画、私、大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=5PONSr44IXE

ＣＴＲ２、
まだ、日本にも多少生息しております。
オーナーの方、ここまで値上がりすると売りたくなると思いますが（多分自分だったら、流石に売りそう）、

ＣＴＲ２との思い出をいっぱい作ってやってください。