赤いきつねと緑のたぬき

普段は天ぷらそば派なのに、何故か飲んだ後は無性に赤いきつねが食べたくなるtake-cです。

さて、いつもの読書感想文

2015年3冊目は高杉良の「燃ゆるとき」

やはり私は一度気に入ったらその作家で本を選ぶ傾向にありますな^^;

内容はマルちゃんでお馴染み東洋水産の創業者、森和夫氏のお話

高杉良が森和夫の人柄に惚れ込んでいるのがわかる作品ですね。

人は誠実でなければいけないなと考えさせられました。

創業者と言われる人は、溢れる野心を持って起業した人と世間に必要とされているモノはなにか？と経営哲学を持って起業した人に分かれるような気がする(もちろん両方ないと出来ない)のですが、東洋水産は間違いなく後者ですね。

あと、私の好きな本田宗一郎も後者ですよね^^

誠実ゆえに苦労も絶えないのですが、最後は正義が勝つと

私は本を読む際「ペンは剣より強し」を念頭に置き、当事者以外に事実はわからないし互いに事情はある。

と自分に言い聞かせているのですが、この本を読むと日清製品は不買運動したくなったりして^^;

そのくらい感情移入できる作品でした。
ま、この作者の場合敵対する者をこき下ろす傾向にあるので真に受けてはいけませんが。

しかし、時代が違うとはいえ…いや、時代のせいにしちゃいかんな。
社員一丸となって仕事に打ち込み、世界やライバル社に立ち向かって行く姿って良いモンですな。

ん？私ですか？私は仕事より家庭に生きるコトを選んだのでボチボチとねww

家庭を養っていくには仕事を頑張らねばならんのだけどね(´Д` )