ルポ川崎

工業都市・川崎。過酷な住環境の中をヤクザが闊歩し、貧困が連鎖するこの街で、陰惨な中一殺害事件やドヤ街での火災、ヘイト・デモといった暗い事件が続くのは偶然ではない。しかし、熱狂を呼ぶスターとして巣立っていく若者もいる。ここは地獄か、夢の叶う街か――。負の連鎖を断ち切ろうとする人々の声に耳を傾け、日本の未来の縮図とも言える都市の姿を活写した刺激的ルポルタージュ！
新潮社ホームページより


何かと縁のある街なので気になって読んでみました。
うーむ、著者が音楽ライターというのと川崎出身のラップグループの取材をメインに構成されているから仕方ないけど、ポエムっぽい文章と引用されてる歌詞のせいで幼稚というか安っぽいのは否めない。
ま、それも「らしさ」と考えればアリかもだけど。

出版社の紹介は過激だけどそれほど内容は…
百聞は一見に如かずと言うけど、自分の目で見たリアルな川崎は「より」過激だったりして^^;

駅の階段下の喫煙所では朝9時前から灰皿を囲んで酒盛りしてるのがいたり、夜は夜で改札を入った先のエントランスで車座になって酒盛りしてるのがいたり。

電車から降りてエスカレーターの途中で煙草に火を付けるヤツもいたなぁ。
駅を出れば1分もしない場所でも空き缶を2mくらい積み上げた自転車を押してる人がいたりね。(ココで書けるのはこの辺までかな)

もちろん、どれも最近の話デス。

同じように治安の良くないと言われる所も働いたり住んだりした事があるけど川崎は別格な気がするんだよなぁ。

ラゾーナとかチネッタとかあるし、とっても良い街なコトは間違いないですけどね( ´ ▽ ` )ﾉ