
ゴールデンウィークに持っている漫画の整理をしたんだけど、色々忙しくて放置状態。
台風で外出できなかったので目についたヤツを引っ張り出して来ました。
自分の人生を変えた…は言い過ぎかも知れないけれど、間違いなく影響を与えてくれた作品を思い出と共に紹介したいと思いマス
先ずは自分に「仕事」を意識させてくれた2冊
1冊目は窪之内英策著「ツルモク独身寮」
この本は人生で初めて読んだ青年誌連載の漫画かな。
高校に入って直ぐの頃に部活の先輩から借りたんだけど、それまで少年サンデーを愛読していたtake-c少年には、色んな意味でオトナを意識させてくれた作品です。
こんな漫画を読んでいる先輩にもオトナを感じたし、ストーリーもオトナを感じたけれど、何より工場の寮生活を題材にしていて、主人公の年齢も3歳しか離れてなくて数年後に訪れる「就職・仕事」というの現実を突き付けてくれましたね。
主人公は家具作りの工員から設計士になるんだけど、自分の中で設計士=カッコイイと刷り込まれたのは間違いなくこの漫画の影響でしょう。
因みに私は現在設計士です(笑)
性格的にはモノづくりが好きだから設計も悪くはないけど、実際に手を動かす作り手側に憧れている自分がいます…
とは言え、私が就職活動した1998年前後は氷河期真っ只中でコッチに選ぶ権利は一切なし(´Д` )
やりたい仕事、入りたい会社をこちらから選べるのはほんの一握りの超エリート。
電気について学ぶ為に専門学校に行ったのに、バイトに明け暮れバイト代をクルマに注ぎ込む様なおバカ学生にマトモな就職活動が出来るワケもなく…(あんなに遊びまくってたら今の売り手市場でも就職できないかもww)
そんな時に寄り添ってくれたのが原秀則著「SOMEDAY」
やりたいことが分からず、でも周りは就職活動を始めて採用を勝ち取っていく。そんな焦りを自分に重ねて読んでましたね
おバカな事ばかりやってる専門学生の自分とスマートな大学生活を送ってる主人公とのギャップに嫉妬したりなんかもしてね^^;
ま、高校時代も全力でおバカを楽しんだから仕方ない…
でも、氷河期世代って真面目に頑張った人も(人ほど?)苦労したんですよね。
因みに教員採用試験の競争倍率は、2000(平成12)年度の13.3倍をピークに減少を続けていて、 13倍以上あった競争倍率が今(2023年度)は2.9倍ですって。
あー、毎度この手の話になると愚痴になるのは氷河期世代あるあるだけどいかんですね^^;
原秀則作品は「冬物語」「部屋おいでよ」の恋愛モノが有名ですが、就職活動の苦労とか、思い出したくない過去も蘇るけれど同世代におススメです。
そういえば初めてマンガで泣いたのは「部屋においでよ」だったな。
本当はマンガじゃなくてリアルに当時の思い出を共有したいんだけど、仕事で同世代(40歳半ば)と会った事が殆どないというね。
どこにいるんだ氷河期世代…
というワケで今回はこの辺で
今後連載予定作品
・究極超人あ〜る
・機動警察パトレイバー
・行け!南国アイスホッケー部
・ジーザス
・Bバージン
・たとえばこんなラヴソング
・部屋においでよ
・殺し屋イチ
・イオナ
・サーフサイドハイスクール
・オーバーレブ!
・ホットマン
・C
・寄生獣
etc
本を整理している時に撮った画像の一部
ツルモク、SOMEDAYはもちろん、何か気になる作品がありましたらコメントお待ちしています。
しかし自分の持ってる漫画は小学館率が高いな。
※追記
ブログ投稿後に「SOMEDAY」を読んでいたら不覚にも涙が…
泣ける漫画って認識は無かったんだけどなぁ
歳取って涙腺が緩んだのと、当時の苦労を思い出しちゃったら仕方ないか。
ホント理不尽な時代だったよ。
Posted at 2024/08/17 11:00:39 | |
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