![那珂川 橋巡り-16 那珂川 橋巡り-16](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/596/175/46596175/p1m.jpg?ct=70687d74432c)
47 那須高原大橋 なすこうげんおおはし460.0m
訪問日 令和4年8月16日
完成 平成6年(1994)3月
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栃木県道30号線に架けられている、長くて立派な橋です。南側の袂には、駐車スペースやトイレも設置されています。
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那珂川も、この辺りまで遡上してくると、川幅が狭くなり、せせらぎの音が心地よく聞こえてきます。橋の上からは、すぐ上流に架けられている「恒明橋」が見えます。
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那須高原大橋と記されている北側の袂です。
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この地点の道路の線形からも、県道はこの橋ができる以前は、恒明橋で那珂川を渡っていたことがうかがえます。
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恒明橋近くから、那須高原大橋を見上げて撮影した写真になります。赤く塗られたアーチが美しいと思いました。この橋が完成したことで、那須高原へのアプローチが随分とスムースになったのでしょうね。
48 恒明橋 こうめいばし 60.0m
訪問日 令和4年8月16日
完成 昭和38年(1963)3月
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前述のように、那須高原大橋完成までは、県道30号線で那珂川を渡る橋としての役割を担ってきた橋です。東京側から北上してくると、一度坂を下り、恒明橋で那珂川を渡ってから、坂を上って那須町側に向かう線形だったようです。深い谷を渡るように、那須高原大橋は川面から高いアーチ形状になったことも納得です。
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橋の袂に記されている「恒明橋」「那珂川」の書体もいい味を出していると思ってしまいました。
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川幅もこれくらい狭くなります。河原でバーベキューを楽しんでいる方もいました。気持ちいいでしょうね。
49 阿油沢橋 あゆさわはし 81.4m
訪問日 令和4年8月16日
完成 平成23年(2011)12月
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平成23年に架けられた、比較的新しい橋です。東日本大震災の年の12月に架けられたということから、古い橋が損傷を受けて架け替えられることになったのかもしれません。
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袂の「あゆさわはし」「那珂川」といったプレートも現代的で新しさを感じます。
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道路の線形から、古い橋が数十m上流に架けられていたことがうかがえます。そこで、後日再訪して古い橋の跡を探してみました。
・那珂川橋(跡) なかがわはし
訪問日 令和4年9月5日
完成 昭和35年(1960)5月
半月後に阿油沢橋を再訪して、旧橋の跡を探しました。
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ここが旧道との分岐点
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旧道を進むと、道路上に、センターラインがない狭くカーブが多い箇所でよく見る、車線を表す矢印が残っていました。
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そして、すぐに橋の袂の跡に到着。
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川の向こうにも、橋の袂の跡が残っていました。
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その反対側の旧道との分岐点。
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車両は通行止になっていたので、歩いて橋跡に向かいました。ここから幅員が狭くなる標識が残されています。
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そして袂の跡へ。
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「那珂川橋」です。他の昭和30年代に架けられた橋と同じ書体ですね。
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読みにくい角度の写真しか撮ることができませんでしたが、昭和35年5月となっています。
「那珂川橋」は常磐自動車道や東北自動車道の他にも「39」の大田原市と那須町の境にも架けられています。とくに「39」の那珂川橋は、昭和35年6月完成です。同じ時期に同じ名前の橋を同じ県に架けたことになります。ちょっと不思議な気持ちになりました。
次回は、板室温泉に架けられている「幾世橋」「やすらぎ橋」「吊り橋」です。
Posted at 2022/12/17 13:20:34 | |
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那珂川 橋巡り