• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

miyaken.1967のブログ一覧

2022年10月29日 イイね!

那珂川 橋巡り−13

那珂川 橋巡り−1337 黒羽橋 くろばねばし 124.8m
訪問日 令和4年4月10日
完成 昭和50年(1975)



近くに「観光やな」があります。河原まで行って橋を見上げると、橋梁の下部が赤く塗られていて、青空とのコントラストがとても美しかったです。









なお、この橋は平成25年(2013)の2月下旬から4月30日まで、安全確保のために全面通行止めになっていたそうです。(広報おおたわら より)損傷が発見されたことが原因となっていますが、この年の2月25日に発生した栃木県北部地震による被害があったようです。

38 那須黒羽大橋 なすくろばねおおはし 182.5m
訪問日 令和4年4月10日
完成 平成17年(2005)





R249に架けられている新しくて立派な橋です。この近辺のR249は、平成19年(2007)に拡張工事が完了していますが、その工事に伴って架けられたのでしょう。南側のセブンイレブン前の線形から、拡張工事前のR249の姿をうかがい知ることができます。

那珂川は、この橋と次の那珂川橋との間で、余笹川と合流しています。R249の旧道にある那珂川橋との距離は300m程しか離れていないため、どちらの橋からも、相互に橋を見ることができます。

39 那珂川橋 なかがわはし 81.1m
訪問日 令和4年4月10日
完成 昭和35年(1960)6月





センターラインがない、小さな橋です。しかし、道路の線形から判断すると、この橋が平成17年(2005)に那須黒羽大橋が架けられるまでは、国道の橋として重要な役目を果たしていたのではないでしょうか。1桁や2桁の国道では考えにくい幅ですが、これぞ3桁国道の橋という橋だったのではないかと思います。

300m程下流側に、立派な那須黒羽大橋が見えます。

この橋に近くにも、観光やながありました。

大田原市側に向かう道路です。おそらく旧R249でしょう。

逆の方向を見ると、こんな感じです。現在は、橋を渡ると右に曲がる線形ですが、左側に曲がる狭い道も残されていました。

次回は「昭明橋」「あじさい橋」「新晩翠橋」「東北本線/東北新幹線 那珂川橋梁」です。
Posted at 2022/10/29 14:40:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年10月09日 イイね!

那珂川 橋巡り-12

那珂川 橋巡り-1233 永昌橋 えいしょうばし 161.1m
訪問日 令和4年4月10日
完成 平成14年(2002)



幅員3.0mで、センターラインがない小さな橋です。



橋上ですれ違うための退避スペースがあります。4.0トンの重量制限もかけられていまする。地元の方々のために架けられている橋という雰囲気でいっぱいです。

県道から曲がる交差点にも、特別な案内や信号もありません。橋の袂に記されていることが多い、橋や河川の名称、竣工年月日もありませんでした。

この橋が架けられる以前には、昭和55年(1980)に架けられた橋長105mの木橋があったそうです。平成11年度(1999)の那珂川河川改修工事での河川敷の幅員拡張に伴い、現在の橋に架け替えられましたが、木橋と同じ幅員で架けられたため、狭い橋になっているようです。

橋上から下流方向を見ると、釣りを楽しんでいる方の奥に、湯殿大橋を見ることができます。

34 那珂橋 なかばし 166.8m
訪問日 令和4年(2022)4月10日
完成 昭和8年(1933)8月





昭和8年(1933)完成という長い歴史と、4連トラスという趣を併せ持つ橋です。現存する那珂川の橋の中では、晩翠橋に続いて2番目に古い橋となっています。下流側には、昭和46年(1971)に自転車と歩行者用の橋も架けられました。

桜の季節ということで、川沿いには沢山の人がいました。

橋の東側の袂には、塔型の立派な御影石の柱が構えています。この橋の重要性、完成当時の地元の方々の熱い想いが伝わってきます。


江戸時代、この地は黒羽城の城下町で、那珂川の東側は武家屋敷、西側は町人町があり、往来の渡し船があったそうです。
町誌によると、天保7年(1836)ころ、両岸を鉄の鎖1本、舟8艘でつなぎ、その上に橋板を並べた舟橋が試橋として架けられのが橋の始まりのようです。その4年後の天保11年(1840)に橋が再建され、この時は陰徳橋と命名されたそうです。
明治32年(1899)には木橋が架けられ、その時に那珂橋と命名されましたが、数度の洪水時の流失を経て、昭和8年(1933)8月に現在の永久橋が完成し、盛大な開通式が催されたということです。

町誌には、まるで関所のようなこの橋の袂で撮影された開通式の写真には、沢山の人々が写っていました。

35 那珂川歩道橋 なかがわほどうきょう 206.9m
訪問日 令和4年(2022)4月10日
完成 平成14年(2002)



那珂橋の上流約400mの場所に架けられた歩行者/自転車専用の橋です。

もちろん橋上から那珂橋の4連トラスの容姿を眺めることができます。

桜が満開でした。そして、那珂川の奥には、源流の那須連峰の残雪がはっきりと見える距離になってきました。

多くの方が、満開の桜を楽しんでいました。


36 高岩大橋 たかいわおおはし 206.5m
訪問日 令和4年(2022)4月10日
完成 平成21年(2009)7月





高台にある黒羽城址の下に架かる、緩いカーブを描いた線形が美しい橋です。河口から遡上してきましたが、自動車や人が渡れる橋で、大きな弧を描いている橋は初めてです(鉄道では、水郡線の那珂川橋梁がありました)。





下流には、那珂川歩道橋が見えます。
西岸には、高岩神社や高岩公園があり、高岩園と言われているそうです。舟運が盛んだった頃、船頭さんの無事と近郊の五穀豊穣を願ってきたとのことです。那須与一の扇の的にもゆかりがあるらしいです。

次回は「黒羽橋」「那須黒羽大橋」「那珂川橋」です。
Posted at 2022/10/16 08:57:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年10月09日 イイね!

那珂川 橋巡り−11

那珂川 橋巡り−1130 若鮎大橋 わかあゆおおはし 352.0m
訪問日 令和4年(2022)3月20日
完成 平成6年(1994)6月





R293の橋です。近くには「道の駅ばとう」があります。馬頭町史によると、この地は、江戸時代から、水戸方面と那須方面とを結ぶ交通の要所であったそうです。現代のこの橋も、両側に自転車が余裕を持ってすれ違える幅の歩道が備えられている立派な橋です。



どの橋にも、袂の堤防に橋の名前が書かれるようになりました。洪水などの災害時、上空から場所を確認しやすくするための表示でしょうか。
この橋の約800m上流には、新那珂橋という橋が架けられていました。次項に記します。

・新那珂橋(跡) しんなかはし 302.0m
訪問日 令和4年(2022)6月19日
完成 昭和10年(1935)3月
撤去解体工事 平成24年(2012)1月〜平成25年(2013)3月

新那珂橋が架けられていた場所から撮影した写真です。遠くに、前述の若鮎大橋が見えます。
馬頭町史と小川町史によると、新那珂橋のやや上流部には那珂橋が架けられていたそうです。

大正8年(1919)那珂橋 完成。
馬頭町史に、木造の那珂橋の写真がありました。
昭和10年(1935)3月 新那珂橋 完成。
幅5.5mのコンクリート製の橋でした。老朽化が問題となっていましたが、若鮎大橋完成後も併用されていました。
平成23年(2011)3月 東日本大震災による被災。
30ヶ所以上の損傷が発見され、撤去されました。

馬頭側の交差点。通行止と表示されていますが、ここを直進した所に橋がありました。

橋へのアプローチ。

ほぼ同じ地点を逆から見ると、橋を渡ってきて大きく右にカーブしていた線形が残っています。

そして、袂であった場所の様子。

小川側の袂の跡。

逆に、小川側から見た馬頭側の袂の跡。

旧小川町側からの橋へのアプローチ道路も、綺麗に線形が残っています。

看板には「小川町」の表記が残っていました。

31 水遊園大橋 すいゆうえんおおはし 249.5m
訪問日 令和4年(2022)3月20日
完成 平成13年(2001)10月



袂にある「なかがわ水遊園」の開園に備えて架けられた橋です。比較的新しい橋で、街路灯も現代風な印象です。





片側だけですが、十分な広さを持った歩道も備わっています。

32 湯殿大橋 ゆどのおおはし 299.6m
訪問日 令和4年(2022)3月20日
完成 昭和58年(1983)



袂に「ポッポ農園」という大田原市の自然体験施設がある橋です。

橋の名称は、旧湯津上村からとった1文字が使われていると予想できますが、「殿」の文字の由来が分からず残念です。

歩道は片側のみです。

次回は「永昌橋」「那珂橋」「那珂川歩道橋」「高岩大橋」です。
Posted at 2022/10/09 22:53:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年10月04日 イイね!

那珂川 橋巡り⑩

那珂川 橋巡り⑩26 興野大橋 きょうのおおはし 387.3m
訪問日 令和4年(2022)2月26日
完成 平成5年(1993)5月18日



ガッチリと太い連続する赤いトラスが印象に残る、十分な幅を持つ現代的な印象を抱く橋です。

袂には、那須烏山市らしく烏のモニュメントが飾られています。また、袂には記念碑も建てられていました。

地元の図書館で歴史を調べたところ
①大正13年に私財を投じてこの近くに舟橋が架けられた②町村合併後も、町が板橋に多額の費用を投じてきた③昭和40年代半ば頃から永久橋建設の運動が起こった
ということが分かりました。

その結果、昭和61年から用地買収が始まり、昭和63年に着工、平成4年度の工事で完成したそうです。費用は18億9千万円。
旧橋である興野橋については、次項で記します。

橋上から上流方向を見ると、雪が残る那須連峰の山々が見えました。

・興野橋(跡) きょうのはし 133.0m
訪問日 令和4年(2022)9月11日





板橋の興野橋の袂跡です。この橋は、もぐり橋で大型車は通行できない幅員2.1mの小さな橋だったようです。地元の図書館には写真もありましたが、高校生が通学自転車で気持ちよさそうに渡っている写真でした。

現在の興野大橋が遠くに見えます。下流側500m程の位置にあったようです。



橋につながる道路の線形は残っていました。

西側の袂であったろう場所では、痕跡を見つけることができませんでした。しかし、橋を渡ってきて、この道をまっすぐに進めば旧烏山町内の市街地に繋がっているので、橋を渡ってきた高校生は、このまま街に向かったのでしょうね。


27 富谷橋 とみやばし 300.0m
訪問日 令和4年(2022)3月5日
完成 昭和53年(1978)7月

富山地区と谷浅見地区とを結ぶ橋で、両地区の一文字を用いた橋の名前となっています。

袂には、橋の完成を記念した石碑がありました。

記されている内容によると、昭和50年4月に着工し、昭和53年7月に完成したということです。







センターラインや、目立つ看板もありませんが、撮影中も沢山の車が行き来していました。地元の方々に必要とされている感が強かったです。

橋の上から上流方向を見ると、すぐ近くに、次の橋である大松橋が見えました。

28 大松橋 だいまつばし 309.5m
訪問日 令和4年(2022)3月5日
完成 昭和50年(1975)4月

この橋も大桶地区と松野地区とを結ぶ橋であることから大松橋となっています。富谷橋と異なり、センターラインも引かれていますが、同じく地元の方々のために架けられた橋という印象があります。









松野側の袂下には、歩行者用のトンネルがあり、那珂川の堤防沿いにウォーキングコースが整備されています。富谷橋から若鮎大橋までの約8kmのコースを楽しめるのは羨ましいと思いました。

橋上から下流川を見ると、先程までいた富谷橋を見ることができました。

29 八溝大橋 やみぞおおはし 383.0m
訪問日 令和4年(2022)3月5日
完成 昭和60年(1985)3月





八溝グリーンラインに架けられている橋です。

片方ながら歩道も完備されており、車道の幅も十分に広い橋です。



烏山側の袂には、運動公園が整備されています。

さらに、個人で集めた鉄道車両を整備・公開している資料館もあります。鉄道好きでもある自分にとっては、いつか訪問したいと考えています。

橋上から下流方向を見ると、またまた先程までいた橋「大松橋」が見えました。この辺りは、橋と橋との間隔が短いと思いました。多くが昭和50〜60年代に架けられています。

次回は「若鮎大橋」「新那珂橋(跡)」「水遊園大橋」「湯殿大橋」です。
Posted at 2022/10/09 00:22:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域
2022年10月02日 イイね!

那珂川 橋巡り⑨

那珂川 橋巡り⑨23 下野大橋 しものおおはし 363.0m
訪問日 令和4年(2022)2月26日
完成 昭和61年(1986)5月



那須烏山市の野球グラウンド近くにある、地元の方々の生活の橋という雰囲気が漂ってくる橋です。

橋の近くで、川の流れが大きな弧を描いていて、河川敷も広かったです。

通りがかった地元の方に、令和元年(2019)の那珂川氾濫についてお話を伺うと、この辺りは水に浸かってしまい、警察署の下まで水がきた、氾濫以降は鮎が獲れなくなったとおっしゃていました。今までも、中川が氾濫後は20年程は漁獲量が減ったから、今回も戻るまでには同じ位の年月がかかるだろうとのことです。

その後、いつもの橋を背景にしたバイクの写真を撮ろうと河原まで降りました。

河原は、予想以上に柔らかい砂でいっぱいでした。
マズイと思った時には、前後輪とも砂に5分の1程埋まってしまいました。

この写真、スタンドを使わなくても自立しているZZRです。分かりやすいように、別のアングルから撮っておけばよかったです。
JAFに救援要請の電話をかけると、到着まで1時間位かかるとのこと。待っている間に周りを見ると、ちょうど良い大きさの木の板がありました。前後輪のタイヤの後ろ側を掘ると、硬い砂になっていることを発見。少しずつ掘ってバックさせること数回、無事に脱出完了です。すぐにJAFの担当のドライバーさんに電話をして丁重にお断りました。
大型バイクで無理は禁物であることを実感しました。

24 烏山大橋 からすやまおおはし 532.0m
訪問日 令和4年(2022)2月26日
完成 平成12年(2000)3月



まるで、1桁国道に架けられているような、美しく豪華な橋で遠くからでも存在感を表している橋です。それだけ、この場所が古くからの交通の要所であったことが伺えます。





ここでも、地元の方から声をかけていただき橋にまつわる話を伺うことができました。この橋が架けられる前には「宮境橋」がすぐ上流に架けられていたとのことでした。後日調べてから、再訪した時の写真は次の通りです。

・ 宮境橋(跡) みやさかいばし
訪問日 令和4年(2022)6月19日
完成 昭和24年(1949)
解体 平成12年(2000)

烏山大橋手前の交差点の線形が、宮境橋につながる道の面影を残しています。進んでみると車両進入禁止になっていました。

CBを停めて少しだけ歩くと、橋の袂が見えてきました。

対岸にも、袂の跡を見ることができます。


対岸に移動すると、袂に記念碑がありました。大切にされていた橋だったことが伝わってきます。

奥には、先ほどまでいた対岸の袂が見えます。







河川名の青い看板に「建設省」、懐かしさを感じます。

25 境橋 さかいはし 112.7m
訪問日 令和4年(2022)6月19日
完成 昭和12年(1937)



歩道がない狭い橋ですが、なんとも美しい橋です。

この写真だけは、後日再訪して、河原まで下りて撮影した写真です。ZZRでは怖くて下りられませんでした。それにしても美しい。

書体がいい味出していると思います。

さか「ひ」です。昭和12年ですから。

橋には、4ヶ所のバルコニーまで設けられています。

文化遺産の認定を受けていることも納得です。

橋の袂には、説明板もありました。
・この橋は3代目の橋で、昭和12年に、当時の橋の設計第一人者によって作られた。
・初代の橋は明治30年(1897)に架けられた、船を並べて板を置いた舟橋だった。
・2代目の橋は大正9年(1920)に架けられた、トラス型の木橋だった。
この橋を設計した方は、隅田川橋梁群の設計者だということで、なるほどと、美しさに納得です。

次回は「興野大橋」「興野橋(跡)」「富谷橋」「大松橋」「八溝大橋」です。
Posted at 2022/10/02 23:15:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 那珂川 橋巡り | 旅行/地域

プロフィール

「那珂川 橋巡り⑥ http://cvw.jp/b/1482932/46407996/
何シテル?   09/22 23:33
miyaken.1967です。バイクにどっぷりとはまっています。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2022/10 >>

       1
23 45678
9101112131415
16171819202122
232425262728 29
3031     

リンク・クリップ

★イコライザーの調整★ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/10/02 18:41:44
エキパイ磨き 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/05/04 10:12:52

愛車一覧

スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
久しぶりのMT。通勤が楽しい時間になってます。
ホンダ クレアスクーピー ホンダ クレアスクーピー
職場の上司から、お母様が乗られていたけど、乗らなくなって放置してあるから乗らないか?と声 ...
ホンダ CB1300 SUPER BOL D'OR (スーパーボルドール) ホンダ CB1300 SUPER BOL D'OR (スーパーボルドール)
予想以上に重いです。
カワサキ ZZR1400 カワサキ ZZR1400
6年目に入りました。購入当初は、初めてのセパハンに四苦八苦でしたが、今は一番乗りやすいバ ...

過去のブログ

2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation