![那珂川 橋巡り-12 那珂川 橋巡り-12](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/449/466/46449466/p1m.jpg?ct=ec585addd03c)
33 永昌橋 えいしょうばし 161.1m
訪問日 令和4年4月10日
完成 平成14年(2002)
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幅員3.0mで、センターラインがない小さな橋です。
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橋上ですれ違うための退避スペースがあります。4.0トンの重量制限もかけられていまする。地元の方々のために架けられている橋という雰囲気でいっぱいです。
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県道から曲がる交差点にも、特別な案内や信号もありません。橋の袂に記されていることが多い、橋や河川の名称、竣工年月日もありませんでした。
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この橋が架けられる以前には、昭和55年(1980)に架けられた橋長105mの木橋があったそうです。平成11年度(1999)の那珂川河川改修工事での河川敷の幅員拡張に伴い、現在の橋に架け替えられましたが、木橋と同じ幅員で架けられたため、狭い橋になっているようです。
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橋上から下流方向を見ると、釣りを楽しんでいる方の奥に、湯殿大橋を見ることができます。
34 那珂橋 なかばし 166.8m
訪問日 令和4年(2022)4月10日
完成 昭和8年(1933)8月
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昭和8年(1933)完成という長い歴史と、4連トラスという趣を併せ持つ橋です。現存する那珂川の橋の中では、晩翠橋に続いて2番目に古い橋となっています。下流側には、昭和46年(1971)に自転車と歩行者用の橋も架けられました。
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桜の季節ということで、川沿いには沢山の人がいました。
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橋の東側の袂には、塔型の立派な御影石の柱が構えています。この橋の重要性、完成当時の地元の方々の熱い想いが伝わってきます。
江戸時代、この地は黒羽城の城下町で、那珂川の東側は武家屋敷、西側は町人町があり、往来の渡し船があったそうです。
町誌によると、天保7年(1836)ころ、両岸を鉄の鎖1本、舟8艘でつなぎ、その上に橋板を並べた舟橋が試橋として架けられのが橋の始まりのようです。その4年後の天保11年(1840)に橋が再建され、この時は陰徳橋と命名されたそうです。
明治32年(1899)には木橋が架けられ、その時に那珂橋と命名されましたが、数度の洪水時の流失を経て、昭和8年(1933)8月に現在の永久橋が完成し、盛大な開通式が催されたということです。
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町誌には、まるで関所のようなこの橋の袂で撮影された開通式の写真には、沢山の人々が写っていました。
35 那珂川歩道橋 なかがわほどうきょう 206.9m
訪問日 令和4年(2022)4月10日
完成 平成14年(2002)
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那珂橋の上流約400mの場所に架けられた歩行者/自転車専用の橋です。
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もちろん橋上から那珂橋の4連トラスの容姿を眺めることができます。
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桜が満開でした。そして、那珂川の奥には、源流の那須連峰の残雪がはっきりと見える距離になってきました。
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多くの方が、満開の桜を楽しんでいました。
36 高岩大橋 たかいわおおはし 206.5m
訪問日 令和4年(2022)4月10日
完成 平成21年(2009)7月
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高台にある黒羽城址の下に架かる、緩いカーブを描いた線形が美しい橋です。河口から遡上してきましたが、自動車や人が渡れる橋で、大きな弧を描いている橋は初めてです(鉄道では、水郡線の那珂川橋梁がありました)。
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下流には、那珂川歩道橋が見えます。
西岸には、高岩神社や高岩公園があり、高岩園と言われているそうです。舟運が盛んだった頃、船頭さんの無事と近郊の五穀豊穣を願ってきたとのことです。那須与一の扇の的にもゆかりがあるらしいです。
次回は「黒羽橋」「那須黒羽大橋」「那珂川橋」です。
Posted at 2022/10/16 08:57:45 | |
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