![那珂川 橋巡り-14 那珂川 橋巡り-14](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/046/493/596/46493596/p1m.jpg?ct=07cfbeab93da)
40 昭明橋 しょうめいばし 115.0m
訪問日 令和4年5月4日
完成 平成元年(1989)10月
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残念ながら、訪問時には整備のために通行止めとなっていましたが、すぐ上流側に古い歩行者用の橋が架けられている橋です。橋の袂には、この橋の名前の由来が記されています。
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昭和9年(1934)2月20日に初代の昭明橋が架けられる際、昭和の新しい時代が明るい時代になるよう、地元の方々の願いが込められてつけられた名前だそうです。初代の橋は木橋で、現在の橋は昭和から平成にかけて作られた4代目の橋です。
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袂には記念碑が建立されています。碑文によると、3代目の橋の幅員が狭く渋滞ポイントとなってしまっていたため、昭和56年(1986)から用地買収が始まり昭和63年(1988)10月に着工、平成2年(1990)8月竣工となっていました。平成元年(1989)10月に完成という記載がある資料もあるので、橋の完成と供用開始の時期のズレなのかなと思います。ちなみに費用は5億5千5百万円。
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上流側にある、現在は歩行者や自転車用として使われている橋の袂です。昭和26年(1951)完成というプレートがあることから、おそらくこの橋が3代目の昭明橋なのでしょう。
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この幅では、大型車がすれ違うことは難しいでしょうから、渋滞ポイントになっていたという話も納得です。古い橋が、歩行者専用として保存されていることは、土木遺産を継承していくためにも良い方法だなと思います。
41 あじさい橋 あじさいばし 135.0m
訪問日 令和4年5月4日
完成 平成16年(2004)
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新しい橋だなあ、という印象を抱く綺麗な橋です。片側には十分な幅の歩道も整備されています。那須塩原市の市道に架けられていますが、詳しい資料を見付けることができませんでした。
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袂に橋や川の名前が記されている岩の形が次の新晩翠橋と似ているので、同年代に架けられたのかなと思いましたが、約30年も離れていました。
42 新晩翠橋 しんばんすいきょう 174.1m
訪問 令和4年5月4日
完成 昭和53年(1978)3月
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国道4号線という東北地方の大動脈に架けられている橋です。“新”という字が使われていることからも分かりますが、この橋は昭和55年(1980)頃の黒磯バイパス整備に伴ってかけられた橋です。“旧”晩翠橋はR4の旧道に架けられている、土木遺産にもなっている美しい橋ですが、この新しい橋は、普通の橋という印象です。
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袂の石の形が、あじさい橋に似ていると思うのです。
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植栽で見にくくなっていますが、「しんばんすいばし」と記されています。
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橋上からの那珂川の流れです。水面が澄んでいて上流に来たなあ、という感じです。
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奥には、JRの橋梁も見えます。
43 那珂川橋梁 なかがわきょうりょう
(東北本線 119.0m / 東北新幹線 136.2m)
訪問 令和4年5月4日
完成 東北本線 昭和39年(1964) / 東北新幹線 昭和52年(1977)
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現在、那珂川には、下流側から常磐線、水郡線、東北本線、東北新幹線の4本のJRの橋梁が架けられていて、全て「○○線 那珂川橋梁」となっているようです。
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この場所には、3本の橋梁がありました。
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左側の赤い橋梁と、中央の白い橋梁が東北本線。
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右側の太い橋梁が東北新幹線の橋梁です。
すぐ近くまで歩いて近づくことができました。すぐ下から見上げる東北本線の赤く塗られらた橋と新緑とのコントラストが美しかったです。
次回は「晩翠橋」「旧晩翠橋(跡)」「那珂川橋」「りんどう大橋」です。
Posted at 2022/11/06 11:42:03 | |
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那珂川 橋巡り | 日記