
僕がレースに興味を持ったのは1985年ごろで、レース雑誌を買ったり、TV放送を見始めたのが1987年です。
1987年はBMW M3(E30)がWTCに参戦を始めた年で、日本の富士スピードウェイで行われたインターテックにもやって来ました。
僕は家のテレビにかじりついて見ていた記憶があります。
中でもエッゲンバーガーTEXACOフォードシエラとシュニッツァーBMW M3は本当にカッコ良かったです。
そのBMW M3にはドイツのビールメーカであるWarshteiner(ヴァルシュタイナー)がスポンサーについていました。
当時はBMW M3とこのカラーリングはカッコいいなぁって思ってましたが、Warshteinerが何の会社かは全く知りませんでした。
Warshteinerがビールメーカだと知ったのは、20年くらい経った後です。
Warshteinerは日本のスーパーなどでは販売されていないため、今年の5月にお台場で開催されたオクトーバーフェストに行ったときに探したのですが、売っておらず今回のドイツ旅行で飲めることを楽しみしてました。
そしてミュンヘンに到着してホテルの近くにあったREWE(ドイツのスーパーマーケット)で缶ビールのWarshteinerを見つけました!
もしWarshteinerがあったら絶対最初に飲むと決めていたので、迷わずWarshteinerを買いました。
値段は500mlで1.29€(1€=158円計算で約204円)でした。
さすがドイツはビールが安いです。
思いの外ドイツの路上で缶ビールを飲んでいる人がいなかったので、法律的に大丈夫かな?とか心配になったものの、ネット検索しても法律がなさそうだったのと1人飲んでる人を見かけたので、飲んでみました。
とても飲みやすくて美味しかったです。
味的には日本のスーパードライ的な味だったように思います。
夕食はミュンヘンのSchneider Weisse(シュナイダーヴァイセ)というお店にしました。
伝票見ると僕と奥さんで違うビール飲んだっぽいのですが、1日目で疲れてたせいかいまいち記憶がありません。
でもきっと美味しかったと思います。
2日目と3日目はシュトゥットガルトに泊まりました。
なるべく多くの種類を飲みたかったので、美味しそうなのを全部買ってみました。
今回もホテルの近くにあったREWEで購入したのですが、シュトゥットガルトはミュンヘンと比べると都会度が下がるせいか、少し安く売ってました。
500ml缶が1本0.99€(約158円)でした。
日本では500ml缶が270円くらいなので激安です。
飲んだビールは全部飲みやすく美味しかったです。
その中でも特に美味しかったのが、シュトゥットガルトのビールで、”Stuttgarter Hofbräu”(シュトゥットガルターホフブロイ)です。
シュトゥットガルト1日目の夜はケバブを食べに行きました。
ドイツはトルコの移民が多くケバブ屋も多いそうです。
このケバブ屋さんにStuttgarter Hofbräuが置いてあって、シュトゥットガルトのビールっぽかったので飲んでみました。
とても美味しかったのでスーパーで探したら同じものが売っていて、もう一度飲んだらやっぱり美味しかったです。
お土産に1本買ってきて日本で飲んでもやっぱり美味しかったので間違いありません。
なにか特別な味がするわけではなく、普通のビールなのですが、とにかく飲みやすくそして美味しく満足度が高いビールでした。
今回のドイツ旅行での一推しです。
シュトゥットガルトの次はケルンに行きました。
ケルンではケルン大聖堂を見た後に、駅近くのGaffel am Domというビアホール的なところに行きました。
Domはガンダムのドムではなくて、ケルン大聖堂のことを指すので、ガッフェル ケルン大聖堂前店という意味のようです。
Gaffel Wiess vom Fassというビールの500mlを注文し、あっと言う間に飲んでしまいました。
このビールも美味しかったです。
お値段は500mlで5.4€(約853円)なので、日本の中ジョッキと比べるとちょっと高いです。
ケルンには宿泊せずにフランクフルトに泊まりました。
フランクフルトにはアップルワインというのがあるらしく、奥さんが飲みたいというので、Apfelwein Daxというお店でアップルワインを飲みました。
率直に言うと、りんご酢です。
でも地元の人と思われるお客さんはみんな飲んでました。
ホテルに帰る途中のスーパーでビールを購入してホテルで飲みました。
ハイネケンは日本で売ってるのとオランダのビールなのでちょっと迷いましたが、日本との違いを知りたくて飲んでみました。
ドイツで売ってるハイネンケンだけの問題なのか、瓶入りの問題なのかわかりませんが、日本で売ってる缶のハイネケンの方が美味しかったです。
それと、どこのスーパーでもハイネケンだけ缶が330mlで値段は他の500mlと同じような値付けになってました。
フランクフルトからまたミュンヘンに戻ってきて、1日目の夜はHofbräuhaus(ホフブロイハウス)へ行きました。
ホフブロイハウスは創業1589年の老舗の国立ホフブロイハウス醸造会社が直営するビアホールなのだそうです。
店内に入ったら、”祭りかっ!!”ってくらい人で溢れてました。
座るところもなくて、諦めて他のお店に行こうとしていたら、席が空きました。
僕らが座った席は7人用のテーブルのところで、スペイン人夫婦2人との相席だったので4人で座ることになりました。
とにかく激混みだったのでそのうち誰か来るだろうと思ったら、20代前半くらいの女の子3人組がスペイン人夫婦に座っていいか聞いてました。
奥に座りたいとのことだったので、奥へ通します。
すると、3人だけでなく、あとからゾロゾロ現れます。
次から次へと入って来て、合計7人入ってきました。
7人がけの席に11人に座ることになりかなり窮屈になってしまいました。
この女の子たちもスペイン人らしく、大学の仲間で旅行に来ているようでした。
とにかく店内が混んでいて、注文した料理がなかなか来ないのと、席が窮屈だったのであまり落ち着いて食事ができなかったのですが、こちらのビールも飲みやすく美味しかったです。
翌日は日曜日で、ドイツでは基本的に日曜日はお店は開いていません。
もちろん基本ではないお店もあるので、そこに行きました。
場所はミュンヘン新市庁舎のある建物の中で、Ratskellerというお店です。
こんな立派でカッコいい建物が市庁舎だそうです。
たくさん飲めそうな気がしたので1000mlにしました。
片言の日本語をしゃべる陽気な店員さんも、そんなに飲むのか?って顔してましたが、このビールもとても美味しくて、飽きることなく全部飲めました。
ジョッキにも書いてあるようにこのビールは”Löwenbräu"(レーベンブロイ)という名前でどこかで聞いたことのある名前だなぁって思って、日本に帰ってきたら近くのスーパーでも売ってました。
お値段は500mlで5.4€(約853円)です。
さきほど書いたように、この日は日曜日でスーパーは閉まっていたため、ミュンヘン駅に行ってみたところ、駅地下街みたいなところのお店は空いていて、そこで缶ビールを1本買いました。
駅地下は突然値段が上がり、1本1.9€(約300円)でした。
お店で飲んだビールが何かすっかり忘れていた僕は全く同じレーベンブロイを買いました。
お店で飲んだのはとても美味しかったのですが、缶はいまいちだった気がしました。
でも日本に帰ってきて日本のレーベンブロイ飲んだら美味しかったので勘違いかもしれません。
今回のドイツ旅行では全部で10種類以上のビール飲みました。
ほとんどのビールが美味しく、どれも飲みやすかったのが印象的でした。
今回の旅行では缶ビールを多く飲んでますが、実際はドイツのスーパーでは瓶ビールの方が多く売ってました。
容量は瓶も500mlで、値段は缶と同じでした。
それと、冷やしているものよりも普通に置いてある方が種類が多かったです。
以前聞いた話ではドイツのお店で飲むビールはぬるいということだったのですが、今回行ったお店はどこもよく冷えてました。
ドイツビールは本当に美味しかったのでまたドイツ行きたいのですが、しばらく行けそうにないので、東京で開催されるオクトーバーフェストに行きたいと思います。