昨日は日光サーキット走行会に参加してきました。
今回はスーパーオーリンズ投入後初めての走行会です。
前回のブログでも書いたように、タイヤが2年経過している中古なため、目標タイムは去年のタイム41秒6を上回ることが今回の目標です。
昨日は天気予報によれば、走行中の気温は10~15℃ということなので、大体去年と同じ気温です。
まずは1本目
減衰は推奨値が前が10~15段、後ろが8~12段でしたが、とりあえず前後ともに10段で走行することにしました。
タイヤが冷えているせいもあり、グリップ感がいまいちよくありません。
さらに、滑ったときにグラっと揺り返しがあって減衰不足を感じました。
タイムは42.344秒
走行後のタイヤ空気圧はどれも2.3kgf/cm2でした。
2本目
減衰を前後ともに7段に変更しました。
タイヤ空気圧はもともと温間で2.3kgf/cm2狙いだったのでそのままにしました。
なんだかいまいちな状態で、タイムは41.925秒。
ただ、減衰設定は悪くない気がします。
走行後のタイヤ空気圧はどれも2.4kgf/cm2前後でした。
後半のグリップ低下が感じられて、走行後の空気圧も高めだったため、温間で2.3kgf/cm2に調整しました。
3本目
減衰は2本目から変更せず、タイヤ空気圧違いの確認をすることにしました。
走り始めからグリップ感もあり安定して走ることができました。
タイムは41.371秒でこの日のベストでした。
目標の41.6秒も達成です。
途中で減衰を前後4段へ変更して減衰違いの確認をしてみました。
脳震盪が起きそうな乗り心地の悪さで、4段は減衰高すぎのようでした。
4本目
減衰は前6段、後ろ7段で、前だけ高くしてみました。
空気圧はさらに下げて温間2.1kgf/cm2狙いにします。
全然グリップ感もなく、タイムは42.125秒
空気圧温間2.1kgf/cm2は下げすぎな感じでした。
5本目
減衰は前後7段、空気圧は温間2.25kgf/cm2狙いにします。
3本目と同等設定なのでグリップ感は悪くないのですが、なぜか減衰が高く感じられます。この時点で41.716秒
そこで一度ピットインして前後8段に減衰を下げました。
さらにグリップ感が良くなって、タイムは41.534秒でした。
これで走行終了です。
ここで、2019年の自己ベスト41.065秒と走行データを比較してみます。
タイム差は約0.3です。
速いところと遅いところがあって、よくわかりませんが、9コーナ~10コーナ間は今回の方が明らかに遅いので、ここの差大きいように見えます。
こういうときはセクター比較をした方がわかりやすいので、セクター比較します。(セクター位置は過去ブログの
こちらを参照ください)
セクター1:ほぼ同等
セクター2:0.082秒差
セクター3:0.194秒差
ということで、意外にセクター3の差が大きいことがわかりました。
そこで、走行ラインを見てみます。
青が今回で赤が2019年です。
10コーナの800m付近ではほぼ走行距離が同じなのですが、12コーナを過ぎた900m付近では約4mの差があります。
10~12コーナ付近は平均速度は約60km/h(16.7m/s)です。
走行距離差のタイムは4÷16.7=0.24秒
10コーナ手前のブレーキ区間は今回の方が速く、12コーナ後の加速は今回の方が遅く、結果0.194秒差ということのようです。
逆の見方をすると、10コーナ手前のブレーキを頑張りすぎて、10コーナ以降が大回りになり、距離も伸びて12コーナも全開で走れなくなったとも言えそうです。
今回は走行分析はどうでもいいのですが、10コーナ手前のブレーキングがマズかったので、自己ベストに対し0.3秒差がついただけで、クルマ的にははほぼ同等のタイムで走れたっぽいことがわかりました。
2019年は新品タイヤで、今回は2年落ちのタイヤということを考えると、十分スーパーオーリンズ投入効果があったと言えそうです。
フィーリングがよかったのは3本目で、特に8~9の高速コーナは明らかにグリップ感がありました。
1~3コーナもいつもは苦戦するのですが、今回はかなり安定して走ることができました。
今回不思議だったこととしては、走行回毎にだんだん減衰が上がったように感じたことです。
ただの気のせいな気もしますが、3本目走行ではもう少し減衰高い方が良く感じたのに対し、5本目では逆に低い方が良く感じたので下げたら良くなりました。
今回は8段に下げたところで走行終了だったので、さらに低い減衰の確認はできていませんが、推奨は12段、10段とかなのでもっと下げてもいいのかもしれません。
まとめとしては、スーパーオーリンズ投入効果はあり、セッティングでもう少しタイムも上がりそうです。
また、新品タイヤを投入すれば2019年の自己ベストも更新できる気がします。
今回の41.371秒に対し、さらなるセッティングと走り改善で0.3秒、新品タイヤで0.5秒の合わせて0.8秒のタイムアップにより40.5秒を次の目標タイムにしたいと思います。