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2012年11月07日 イイね!

パクりと業界標準

毎回どうでもいいネタを書いていますが、今回はさらにどうでもいいネタです。

以前も書きましたが、僕の信条はパクりと人マネです。
パクれるものは全部パクる。99%パクる。
ただそれだと勝てない(新しいものができない)ので、最後の1%だけ自分で考えます。

ところで、本日のお題であるパクりと業界標準ですが、聞こえが悪いのはパクりです。
業界標準を取り入れるのは、ある種当たり前なので聞こえは悪くありません。
例えば、軽自動車のスーパーハイトワゴンというカテゴリーがあります。
まずはダイハツがタントを新発売しました。
タントはスーパーハイトワゴンという今までになかったカテゴリーのクルマなので、これはオリジナル性の高い商品です。(ワゴンRとも違うし、バモスとも違う)
タントは市場のニーズに合っていたため、すごい勢いで売れました。

次にスズキがパレットというどこからどう見てもタントにしか見えないクルマを発売しました。
タントの成功を見てから開発が始まったのかどうかは知りませんが、世間の評価としてはタントのパクりだと思います。

さらにその次にホンダがN BOXというどこからどう見てもタントにしか見えないクルマを発売しました。
これは発売の時期的に明らかにタントとパレットの成功を見てから開発が始まったと考えられます。
ところが、すでにタントとパレットという2車種があり、軽自動車の販売台数に占める割合が大きくなってしまったために、スーパーハイトワゴンというカテゴリーが確立されてしまいました。
N BOXはタントをパクったのではなく、スーパーハイトワゴンという業界標準のクルマを作ったという位置づけです。(世間の評価はタントのパクりだと思いますが)

で今回僕が言いたいこと
パクりと業界標準を取り入れるのはどちらがレベルが低いか?
僕は圧倒的に業界標準を取り入れる方のレベルが低いと思っています。

レベルの高さを数値でイメージすれば
初めて作った人:100
すぐにパクった人:50
業界標準になってから取り入れた人:10

業界標準になってから取り入れるなんてアホでもできます。
でもすぐにパクるのは結構勇気が要るんです。
もしかしたら、一時的な流行で終わってしまう危険性があるので、今後の市場動向を自分で予測しなくてはなりません。
しかし、市場のニーズを常に把握し、軽自動車の新価値として大幅な居住性及び利便性の改善を真剣に考えていた人は、タントを見た瞬間に「これだ!」と思ってすぐにパクる決断ができるんです。

でも、そこを真剣に考えていなかった人はタントの価値が見出せない。
だから、「こんなの売れるんかいな?」って思って市場動向を見守ります。
そして、スーパーハイトワゴンが順調に売れて今後の主流になるとアホでも判断できる時期になってから開発を始めます。
こんなんじゃ全然開発としては遅いと思うのですが、N BOXはタントの良いところと自社のセンタータンクをパクりにパクって、さらに何か新しいところがあるから売れてるんだと思います。
(ちなみに僕には小型冷蔵庫みたいなクルマの価値は微塵もわかりません)

初めて作る人になるのはなかなか難しいので、せめてすぐにパクれる人くらいにはなりたいものです。
Posted at 2012/11/07 22:01:44 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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