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2013年01月05日 イイね!

サスストロークセンサ取り付けと実走テスト

昨日から今日にかけてサスストロークセンサの取り付けとテスト測定を行いました。

まずは取り付けです。
今回はとりあえず左後ろに付けました。
それなりに付きましたが、ちょっと傾きがあるので微修正が必要です。

全体


上側(ボディとのスキマがちと少ない)


下側
ダンパのロアブラケット締結ボルトにネジ穴切ってM5のボルトで締結しました。


この状態で昨日の夜にテスト走行してみたのですが、うまくデータが取れませんでした。
取れてるのは取れてるのですが、ストロークが小さすぎるのです。
1mm以下しか動いていない。
しかもカクカク。

よくわからないので、今日もう一度確認しました。
まずは基本に戻って配線のチェックです。
本来はch4につないだつもりがch5になってました。
昨日のデータはch4のノイズでした。

まずはつなぎ直してキャリブレーションをします。
すると、停止時の状態が0mmと認識されます。
これだときちんと測れているのかわからないので、ジャッキアップしてみました。(左後ろだけ)
最大25mmくらい伸びるはずなのですが、-18mmになっていたので、スタビが効いていることを考慮すると問題なさそうです。

いよいよ実走テストです。
今日も最寄の100km/hで走れる道路に行ってきました。
まずは75km/hくらいのとき

青:車輌上下G
ピンク:ダンパストローク



なんだかもの足りない。
ダンパなんてほとんど動いていません。(最大でも1.5mm以下)
測定がうまくできているのか怪しい感じです。

そこで100km/hのときを見てみます。


こちらはいい感じです。
縮み側(+側)で最大7mmくらいです。
レバー比を考慮すると、ホイールは11mmくらい動いてます。
ただ、サーキットを走るとダンパで30mm以上動くのでもう少し(倍くらい)動いてもいい感じがします。

明日は走行前にタイラップを下げて走行後のタイラップ位置とサスストロークセンサの測定値の相関が取れているか確認したいと思います。

ところで、なぜ毎回テストをわざわざ100km/hで行っているかと言うと、
それは、経験上100km/hくらいで走行すると路面のうねりか何かとバネ上の固有振動数が共振する感覚があるからです。
80km/hくらいだと、ただ路面のうねりのとおりに車体が上下します。
これが100km/hくらいになると、路面のうねり以上に車体が大きく上下する気がしていたのでそれを実測で確認してみました。

今回の測定データも例のごとく調和分析(周波数分析)しました。
まずは75km/hの上下加速度
加速度のグラフを見てわかるように、あまり周期性がありません。
ただ、前回と同様に13.3Hzのところはそれなりに大きな振幅になっていました。


次は100km/hの上下加速度
周波数が低い側では3.1Hzが最大で、高い側では10.2と12.1Hzが大きくなっています。


最後に100km/hのサスストローク
ほとんど上下Gと同じです。
10.2と12.1Hzはやや大きいものの、あまり他と違いがありません。


今回の結果からいろいろ考察してみようと思ったのですが、正しく測定できているかどうかも怪しいので、測定の確からしさを確認した後で考察したいと思います。
Posted at 2013/01/05 23:34:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | データロガー | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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