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2013年01月06日 イイね!

サスストロークセンサ テストその2

今日は昨日の続きで、いくつか確認しました。

1、まずひとつめは測定値の確からしさです。
ダンパストロークが最大で7mmくらいというのが少なすぎる気がしたので、単体で確認してみました。
今回使っているストロークセンサは150mmのストロークを測定できる仕様なのですが、なぜかパソコンに表示される最短と最長のストロークは100mmしかありませんでした。

従って昨日測定した結果はどれも×1.5すると本当のストロークになるようです。
(解析ソフトをよく見たら、最大ストロークを入力するところがありました。
初期が100mmだったので100mmになったようです。)

そして今日は、走行前にタイラップを一番下まで下げてから走行した後でタイラップの位置と測定値を比較してみました。
測定をするにあたり、ゼロ点をどこにしようかと迷ったのですが、ダンパが伸びきった状態をゼロとするのが何かとわかりやすそうなので、今回はキャリブレーションをジャッキアップ状態で行いました。

センサ測定値
 ジャッキアップ状態:0mm
 1G静止状態:26mm
 走行中の最大:37mm

1Gから走行中の最大で11mmストロークしているので、停車状態でタイラップを見るとケースより11mm上側に来ているはずです。
ホイールのスキマから見たので正確に測定していませんが、大体10~13mmくらいのところまでタイラップが上がっていたので、走行時の測定もきちんとできているようです。

ちなみに、昨日後ろの左一輪だけジャッキアップしたときのセンサ測定値-18mmだったのですが、実際は×1.5の-27mmが正しい値でした。
今日は左右ともジャッキアップしたのですが、1Gとの差は26mmだったので、一輪だけジャッキアップした状態も左右ともジャッキアップした状態も全く差はないということがわかりました。
(スタビはあまり効いていないようです)

2、前傾姿勢時の荷重変化
以前書いたようにちょっとくらい前傾姿勢になっても前後の荷重配分はほとんど変わらないのですが、きちんと確認したことなかったので、確認してみました。
やり方は、25mmの木っ端の上に後輪を左右とも乗り上げて前傾姿勢にして、そのときのダンパストローク変化(バネの縮み量変化)を確認しました。

結果:±0mm(センサの値は0.1mm単位で表示されます)

正しく測定するためにはコーナウエイトゲージを使うべきだと思いますが、少なくとも25mmリアの車高を上げてもバネの縮み量は、ほとんど変わらないということが確認できました。


とりあえず問題なく使えそうなので、今まで取ったデータをもう少し見てサーキット走行での実測に備えたいと思います。

追記13.01.27
スタビの謎が解けました
https://minkara.carview.co.jp/userid/1494795/blog/29025093/
効いていないんじゃなくて、効いていないように見えただけのようです。
Posted at 2013/01/06 19:39:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | データロガー | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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