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タツゥのブログ一覧

2014年05月31日 イイね!

140516TC1000走行会 番外編 その2

今日は人の走りにケチをつけよう第二回目です。
今回のターゲットはじょに~♪さんです。

じょに~♪さんには、昨年もターゲットになっていただいたので、今回は2回目の登場であります。

昨年のタイムは43”064だったようです。
今年のタイムは42”641ということで、0,4秒のタイムアップでした。

本来なら、昨年のとの比較を行うことで、どこが改善されたのかを見るべきなのですが、これでは良くなったところがわかるだけで、ケチのつけどころを見つけにくくなってしまいます。
そこで、タイム差が1.6秒ある41”0の青黒FD氏と比較することで、たくさんケチをつけられるようにします。

まずは全体比較をごらんください。
赤:青黒FD氏、青;じょに~♪さん


次にタイム差を整理します。

1、2コーナ:        0.3秒
3コーナ:          0.1秒
5、6コーナ:          0秒
6~8コーナ間の直線: 0.7秒
8~10コーナ:      0.1秒
10~1コーナ間の直線:0.4秒
─────────────
合計:           1.6秒

すなわち、直線区間が遅いということがわかります。
一般的に直線が遅い=エンジンパワーの差ということになりますが、グラフを見てわかるように速度カーブに違いはありません。

原因は以下の3つです。
1、コーナ立ち上がりの速度が低い
2、アクセル全開地点が遅い
3、シフトアップが遅い

1と2の根本原因はどちらも同じなので、基本的には2つの差があります。
3のシフトアップについては、ただただ日々の訓練あるのみなので、今回は割愛します。

今日は5,6コーナについて見てみましょう。
(スタートラインで位置を合わせているので、距離が同じ=コース上の位置が同じではありません)


まずは速度カーブの見方です。
これは、エクセル等で直接比較する方法、シミュレーションによる方法、熟練の技による方法の3通りあります。

今回紹介するのは、熟練の技による方法です。
僕の場合、ロガーを使い始めてすでに10年以上経つので、経験の少ない人にできるかどうかはわかりません。

1、エクセルでグラフを作成する。
  または、パワーポイントにドリフトボックスのグラフをプリングスクリーンでコピペする。
2、走行ラインの直線部分の速度カーブに沿って、”オートシェイプ”の”曲線”機能で曲線を描く。
3、速度の低い部分をなんとなく想像しながら延長する。
4、その曲線を平行移動して比較したいデータの上に重ねる。

これは難しい。
とくに3の部分には最低3年程度の経験が必要と思います。

その結果できた曲線が、グラフの中にある点線の曲線です。
今回は、じょに~♪さんの660~700mの部分の速度カーブを使って作成した曲線をそれぞれの加速部分に重ねています。

これを見ると、途中からほぼ重なっていることがわかると思います。
重なっているということは、同じ加速をしているというこです。
逆に重ならないところ(低速部分)はなぜ重ならないのか?と言うと、それはアクセル全開ではないからです。

この技を使うことによって、加速部分のエンジンパワー差によるところと、アクセル開度の差によるところを切り分けることが可能になります。

走行ラインも見てみます。
赤:青黒FD氏、青;じょに~♪さん


それでは比較に入りましょう。

まずは最低速度発生地点です。
走行データを比較する場合、これ以上大事なことはないくらい大事な項目です。

最低速度発生地点の違い≒走行ラインの違い と言ってもいいくらいです。
なので、最低速度発生地点を知ることで、その人がどういう走り方をしているのかが大よそわかってしまいます。

コース図の最低速度発生地点を見てもらうと、じょに~♪さんは、コーナの中央よりも手前で最低速度になっています。(図中のa地点)
これに対し、青黒FD氏はコーナの中央部分で最低速度になり、図中のb地点まで最低速度を維持しています。

次に全開加速地点です。
じょに~♪さんは、図中のd地点で加速度がやや上がりますが、全開とは言い難い状態です。
そして図中のe地点でようやく全開になっています。
図中のdの地点はほぼ直線の始まりのところなので、直線区間になって(ハンドルが真直ぐになって)初めてアクセルを全開にできています。

しかし、青黒FD氏はb地点で最低速度になったあと、c地点ですぐにアクセル全開になっています。
なぜ全開にできるかと言うと、c地点を過ぎて5mくらいで横Gが減少しているので、その分加速にタイヤのグリップを使えるからです。
それに対し、じょに~♪さんはe地点の直前まで横Gが高い状態が続いているので、加速にタイヤのグリップを使うことができないのです。

この差は何が原因で発生するのでしょうか?
それは
1、走行ラインの狙い
2、最低速度になる地点の狙い
3、アクセルを全開にする地点の狙い

すなわち、走りに対する狙いの差が結果的に0.7秒もの大きな差になって現れてきているのです。
もちろん、ダンパーや車輌セッティングによる差も無視できないのですが、今回の場合、走行ラインや速度の変化を見る限り、ほとんどが走り方の差によるものだと考えられます。

ではどうすればよいか?

そこでまずは、現状の最低速度の比較をします。
じょに~♪さん;52km/h
青黒FD氏:   51km/h

最低速度はほぼ同じです。
でもコーナ立ち上がりの差が激しい。

最終的な目標としては、コーナの入り口~立ち上がり後の直線区間まで全域で速く走ることなのですが、まずは最低速度を捨てます

”いいから遅く走れ”です。

サーキットに速く走りに来ているのに、”遅く走れ”と言われると不思議な顔をする人がいるのですが、とにかく遅く走ってもらいます。

その代わり、最低速度になる地点とアクセルを全開にする地点を指定します。
二つが満たせれば、そのときの最低速度については言及しません。

多くの場合、じょに~♪さんのように最低速度にすべきところよりもかなり手前で最低速度になってしまうので、そこから加速しようとします。
サーキットには速く走りに来ているのですから、これは当然です。

でもダメです。

手前で減速しすぎていようが、ラップタイムが落ちようが、最低速度になって欲しい地点で最低速度になるまで許しません。

自分の狙った走り(走行ライン、加減速)のできない人は、それ以上速く走れることなんてできないのです。
まずは、自分の狙った走りをある程度できるようにして、そこから徐々にラップタイムを上げて行くのが、効率のいい練習方法だと思います。

ついでに5.6コーナのGサークルも見てみましょう。
(グラフ中に数字の単位はm/sec2なので、1m/sec2≒0.1Gと読んでください)
桃:青黒FD氏、青:じょに~♪さん


減速から横G最大のところにかけては、差はあまりありません。
むしろ減速Gはじょに~♪さんの方が高いくらいです。
横Gの最大値もほぼ同じ。

しかし、加速部分に差があります。特に横Gが高い領域の差が顕著です。
青黒FD氏は無謀にも、横Gがほぼ最大値の状態で、ほぼアクセル全開にしていると思われ、0.4G以上の加速をしてGサークルからはみ出しています。(実際は縁石に乗り上げた際に横Gが高くなったと思われます)

これに対し、じょに~♪さんの場合は、横G最大値付近では、加速Gは最大で0.24G程度までしか出せていません。

この原因は二つ考えられます。
1、運転者の技量
2、走行ライン

今回の場合はどちらともだと思います。
加速側でGサークルの縁付近で走るということは、テールスライドするということを意味しているので、カウンターステアを当てる自信のない人は、そもそも加速しようとしません。

走行ラインも重要です。
旋回半径のわかるグラフを見てみましょう。
(6コーナ部分でコース上の同じ位置になるようにスタート地点をズラしています)


青黒FD氏はアクゼル全開地点のすぐあとに横Gを減少させているわけですが、そもそもそうなるように、旋回半径を大きくしています。
しかし、じょに~♪さんは、コーナが終わるまでず~っと半径が小さいまま走っており、e地点でようやく半径が大きくなっています。

上の走行ラインでの半径比較
        青黒FD氏    じょに~♪さん
c、d地点   26m       28m
e地点     65m       40m

青黒FD氏の走行ラインの場合、c地点を過ぎてからはハンドルを大きく戻す方向に動かしているので、カウンタステアが当てやすいです。
じょに~♪さんは、d地点からe地点までハンドルをほとんど戻す方向に動かしていないので、カウンタを当てにくく、かつe地点まで横Gがかかったままなので、ライン取りに自由度がなく、思い切った走りもできません。

ということで、じょに~♪さんは走りの狙いに問題があると考えられます。
クルマ的な差があるかどうかを確認するために、タイム差がほとんどない3コーナのGサークルもついでに見てみましょう。


減速~最大横G~加速の全ての区間でほぼ同じようにGサークルの縁に沿って走れています。
もちろん改善の余地はあると思うのですが、5,6コーナのような差は見当たりません。
つまり、本来であればクルマ的にも、ドライバーの運転技能的にも、同じように走れるはずなのです。

とても長くなったので最後のまとめ
1、走りの狙いを定めましょう。
 走りの狙いとは、①走行ライン ②最低速度地点 ③アクセル全開地点 のことです。

2、コーナ立ち上がりの加速区間でカウンタステアを当てられるようなイメージトレーニングをしましょう。
 →ハンドル持って歩きながら練習します。

1,2コーナは、また別の機会に説明したいと思います。


Posted at 2014/05/31 22:06:31 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記
2014年05月30日 イイね!

サーキット練習走行におけるLSDの有無について

すっかり忘れておりましたが、先日つかぽんさんと話をした際に気になったことがあるので書きます。

つかぽんさんのレビ~ンにはLSDがついていないと言うので、「LSDつけた方が良いよ」という話をしました。
つかぽんさんが言うには、○道を攻める人たちは「LSDのないクルマでまずは練習すべきである」とのことです。

人によって真逆のことを言われると混乱してしまうので、補足します。

まず、「どんなクルマで練習するのが良いか?」という問に対し、もっとも重要なことは、その人が将来的にどんなクルマでどんな運転ができるようになりたいと思っているのか?ということだと思います。

ところで、普通のスポーツカーには純正でLSDがついています。
S2000やRX-7には純正LSDがついており、純正LSDがついていない場合でもタイム向上のためにはLSDをつけるのが一般的です。

もし、将来的にこれらのスポーツカーで速く走れるようになりたいと思っているのであれば、初めからLSDつきのクルマで練習した方が効率がいいだろうと思うわけです。

これが、将来ポルシェ911GT3で速く走れるようになりたいという場合は、いきなり911GT3は厳しいので、S2000などのクルマからステップアップすべきとは思いますが、LSDに関してはわざわざ、LSD”なし”から”あり”へステップアップすることの意義は感じられません。

僕の場合、初めてサーキットを走ったときには、「LSDがないとサーキットはまともに走れないのである」という思い込みのもと、すでにLSDを装着していたので、LSDなしのクルマでサーキット走行した経験はほとんどありません。
ついでに、峠○を走ったこともぼとんどありません。

唯一EP71スターレットのノーマルで日光サーキットを走ったことがあり、このクルマにはLSDがついていなかったのですが、あまりにまともに走らないのでビックリしました。
また、LSDのついていないFR車で○道を攻めに行ったときも、そこら中で内輪が空転するので、これまたビックリしました。
どちらも、LSDつきでは考えられない状況で空転してしまうので、走り方の大幅修正を必要としました。

なので、LSDなしのクルマで練習していると、LSDなしを前提とした走り方になってしまうのが心配なわけです。
LSDがないと強く横Gがかかっているときには、ほとんどアクセルを踏めないので、横Gが小さくなってからアクセルを踏むような走り方を覚えてしまいます。
また、そうやって走ったときに速く走れるような走行ラインを走るようになります。
でもその走り方ではLSDつきのクルマで速く走ることができません。

じゃあ、LSDがないクルマで練習することに意味がないのか?と聞かれればそれは違います。
なんでもいいから練習はした方がいいです。

僕がレースをやろうとする人によく言うことがあります。
「歩いているときはサーキットを走っていると思って歩け」です。
そもそもサーキット走行のイメージができていない人というのがいて、おかしなラインをおかしなハンドルの切り方をして走っている車載映像を見ても、なにも感じない、あるいはどこがおかしいのかわからなかったりするのです。

そういう人が速くなりたいなら、歩いているときだろうが、いすに座っているときだろうが、イメージトレーニグすべきだと思うのです。
周りから見たらアホっぽいのですが、それでレースに勝てるならやるべきだと言います。
言っちゃ悪いのですが、レースをやろうという時点で一般人からしたら相当ア○です。
心配は無用です。

話は脱線しましたが、イメージトレーニングだけでも相当意味があると思っているので、LSDの有無に関わらず、実車で練習することに意味がないわけがありません。
ただ、LSDなしのクルマのイメージが残りすぎると、将来的にLSDつきのクルマを運転したときに、そのイメージを変えるのに時間がかかる気がするので、さっさとLSDをつけた方が遠回りしなくていいんじゃないかなぁということで、「LSDをつけるべき」という話をしました。

それに、ここが重要です!
LSDなしのクルマはドカンッとアクセルを踏めないのでつまらないのです!!
せっかくサーキット走るんだったら楽しく走った方がいいだろうと思うので、LSDはすぐつけたほうが良いというのが僕の考えです。
Posted at 2014/05/30 23:59:31 | コメント(5) | トラックバック(0) | サーキット走行理論 | 日記
2014年05月29日 イイね!

140516 TC1000走行会 その2

今日はようやくその2です。
とは言うものの、いまいちタイムがよくなかったので、見るべきことも少ないというのが実状です。
そこで、青黒FD氏の走行データと比較することで、今後の改善策を考えたいと思います。

今回は1,2コーナを見てみます。
コーナ番号はこちらを参照ください。

赤:青黒FD氏、青:僕


ここは速度変化の差が大きいです。
コーナ入り口は僕の方が減速開始地点が奥になっています。
しかし、最低速度は僕の方が5km/h近く低くなっています。
コーナ出口は2コーナのところ(290m付近)で同じ速度になって、そのまま同じ様に加速しています。

以前、ドライビングスタイルの話題で触れましたが、青黒FD氏はどちらかと言うとコーナリング速度重視の欧州式寄りの運転をします。
これに対し、僕はバリバリの日本式です。
TC1000の1,2コーナはこの差がハッキリ出ていてわかりやすいです。

そこで、走行ラインを見てみます。
赤:青黒FD氏、青:僕


青黒FD氏の方が1コーナの減速区間は直線的に減速しており、そこから大きな半径で曲がっているので、それがそのまま速度変化の差となって現れたということがわかると思います。

というところで、タイム差を見てみます。
ブレーキ開始地点の120m付近から3コーナブレーキ開始の370m付近までのタイム差を比較すると約0.05秒僕の方が遅くなっています。

やはりコーナリング速度重視の欧州式の方が速いのか?と早合点してはいけません。
実際には僕の走行ラインの方が3コーナのブレーキ開始地点では約2mほど走行距離が短くなっています。
この地点では120km/h(33.3m/s)ほど速度が出ているので、時間にして約0.06秒の差があります。

従って、3コーナブレーキ開始地点でのタイム差はほぼ0となっています。
比較する前は、僕の走行ラインの方が0.05~0.1秒くらい速いのはないか?と思っていましたが、実際はほぼ同じということがわかりました。

ちなみに、僕の走行ラインで青黒FD氏の合わせ込み条件でシミュレーションするとこうなります。
青:青黒FD氏の実測、赤:僕の走行ラインで青黒FD氏合わせ込みシミュレーション


タイム差を見てみるとやはり3コーナブレーキ開始地点で約0.05秒くらい差がありますが、同様に距離の差を考慮すると、ほぼ同じ区間タイムになりました。

ということで、1,2コーナは走行ラインの違いからくる速度変化に大きな違いがあるものの、区間タイムとしてはほぼ同であり、1,2コーナは今のところ改善策はなしということになりました。
Posted at 2014/05/29 01:28:02 | コメント(4) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記
2014年05月26日 イイね!

チームルマンのFB

今日は、バツグン文献の紹介です。

以前ダンパの減衰計算をしたときにも紹介したのですが、チームルマンの方が書かれているHPがバツグンに内容が充実しています。
しかもわかりやすい。
以前紹介したときは、参考書並みに充実していると書きましたが、これは間違いでした。
そこらへんの参考書など遥かに凌駕する充実度合いです。

5月からビークルダイナミクス講座が始まったので、今回改めて紹介することにしました。
1回目と2回目は荷重移動とサスペンションについて書いてあり、わかりやすい図とわかりやすい計算式に、さらにわかりやすい説明が書いてあります
都市伝説的なことについても、見解が述べられており、とにかくわかりやすくて勉強になります。

しかもタダ。
これは読まない理由がありませんなぁ。
サスペンション好きの方はぜひぜひお読みくださいませ。

ダンパー講座と車両運動性能講座
Posted at 2014/05/26 23:24:12 | コメント(3) | トラックバック(0) | 参考文献、論文 | 日記
2014年05月24日 イイね!

140516 TC1000走行会 GPSロガー比較

今週は、その2を書くべくいろいろやっていたのですが、どう見てもパフォーマンスBOXの測定データがおかしいことに気が付きました。

どうおかしいかと言うと、まずはその1のときに載せたデータを見てください。
青が今回の測定データです。


走行ライン


3コーナのブレーキ開始地点(380m付近)を見てもらうと、今回は一度ブレーキを緩めたような状態になっています。
自分としては、そんな運転をした記憶はなかったのですが、ドライバーはよくウソをつくので、測定データが正しいのだと思っていました。

ところが、ここの部分があるせいで、今回の走行ラインを元にサーキットシミュレーションをすると、3コーナの部分の走行ラインと速度が全然合わなくなってしまいました。
さらに1コーナもかなり合わなくて、どうにもシミュレーションができる状態ではありません。

そこで、まずは車載映像を確認しました。
ロガーデータの走行ラインを見ると3コーナのクリッピングポイントを外しています。
しかし、車載映像では縁石ギリギリかちょっと乗り上げるくらいのラインで走っていました。

これはおかしい!
ということで、サスストローク測定用に車載しているAIMロガーEvo4の測定データと比較してみました。
青:パフォーマンスBOX、赤:AIM Evo4


なんということでしょう!
同じラップなのに1コーナと3コーナの減速部分が全く合いません。
タイムに至っては1000m地点で0.6秒も差があります。(1周のタイムはどちらも同じです)
同じラップでこんなに差があっては、比較もなにもあったもんじゃありません。

おかしな部分を明確にするため、380m付近を距離が短くなる側に補正して、後半部分がなるべく重なるようにしました。


3コーナの最低速度地点以降はピッタリと重なりました。
しかし、1コーナ~2コーナ部分はやはり合わないので、どうやら1コーナの減速部分と3コーナの減速部分のデータがおかしくなっているようです。

AIM走行ライン


このラインだと、車載映像にもそれなりに合っているし、シミュレーションとも合ったので、問題なさそうです。

パフォーマンスBOXやドリフトBOXでは、今までも速度変化がおかしなことも多々あったのですが、多くの場合、固定がしっかりしていなかったので、その影響だと思っていました。

僕のS2000の場合、インパネにマジックテープを貼り付け、そのマジックテープにパフォーマンスBOXをくっつけて、さらにガムテープで固定しているので、ほとんど動くことはなく、僕のS2000ではおかしなデータが取れたことはほとんどありません。
さらに車載映像を見てもロガー本体は微妙に振動している程度なのでロガーが動いたことが原因ではないように思います。

ということで、今回のパフォーマンスBOXの測定結果がおかしくなった理由はわかっていませんが、測定データがおかしいことだけはハッキリしたので、今回は主にAIMのデータを見てみることにしたいと思います。

ところで、なぜわざわざAIMだけでなく、パフォーマンスBOXも使っているのかと言うと、パフォーマンスBOXの方が圧倒的に使いやすいからです。
AIMはいろいろなデータが取れるのですが、ただ速度比較をするだけであればパフォーマンスBOXの解析ソフトの方が使いやすいので、止む無くパフォーマンスBOXも併用しているのが現状です。

GPSロガーは今回のように測定データがゆがんだり、ズレたりする場合があるので、どう見てもおかしいと思ったら、きっとおかしいので、その部分は無視しましょう。
Posted at 2014/05/24 00:21:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記

プロフィール

サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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