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2014年05月18日 イイね!

140516 TC1000走行会 番外編

今日は、その2を飛ばして「自分のことは棚に上げ、人の走りにケチをつけようのコーナ」です。

まずは、今回も調子のよかった青黒FD氏の昨年12月の走行データを見てみます。
タイムは41”0です。
ついでに、いつものシミュレーション結果も重ねます。


コース図と走行ラインはこちら


シミュレーション条件
出力:RX-7の性能曲線×補正0.9
車輌重量:1350kgf
最大左右G:1.11G、最大加速G:0.65G、最大減速G:0.82G

シミュレーションのタイムは40”77なので、シミュレーションの方がやや速いのですが、ほぼシミュレーションどおりに走れており、困ったことにケチのつけどころがありません。
強いて言えば、やや減速Gが低いです。
ただし、減速GはABSが効くまでブレーキペダルを踏んだ結果として発生した値なので、これはタイヤグリップとABSの性能で決まっていると思われます。

ケチのつけどころが少ないので、ターゲットを変更します。
ターゲットは先日初めて会ったつかぽんさんです。
つかぽんさんからもらった走行データに合わせ込みを行い、シミュレーションとの比較をしました。
走行ラインは合わせ込みが面倒なので、青黒FD氏のものをそのまま使いました。

赤:シミュレーション、緑:実走


横軸はコース一周の距離が同じになるように無理矢理合わせているので、実際はちょっとズレているかもしれません。

シミュレーション条件
出力:AE111の性能曲線×補正0.8
車輌重量:1170kgf(車輌:1080、ガソリン:30、人:60)
最大左右G:1.0G、最大加速G:0.4G、最大減速G:0.8G

シミュレーションのタイムは44”49です。
実走のタイムは44”47なので、タイム的にもほぼ同じに合わせこめました。

1~2コーナは差が大きいのですが、これは走行ラインに差があることが原因と考えられます。
しかし、恐らくどちらの区間タイムもほぼ同じだと思うので、ここはドライバーの好みだったり、クルマの特性に合わせて走りやすい方を走ればよいと思われます。

その他のところも、ほぼシミュレーションどおりであり、ケチのつけどころがありません。
強いて言えば、最終コーナ(10コーナ)は、9コーナでの減速開始地点が遅いと思われ、その分だけ10コーナ立ち上がりが遅くなっているように見えます。

ということで、こちらもケチのつけどころが少なく、つまらないので、今後のタイムアップ施策を考えてみました。
まずは、ハイグリップタイヤです。
各最大Gは青黒FD氏のRX-7と同じにします。
ただし、加速GはLSDの有無が影響するので、そのままの値を使います。
最大左右G:1.11G、最大減速G:0.82G

タイム:42”96(▲1”53)
これはかなり効果ありです。


さらに気合いの100kgf軽量化です。
車輌重量:1070kgf
タイム:42”66(▲1”83)
予想外に、効果が小さいです。

実際には軽量化した分だけ、タイヤのグリップも増加するので、その分をなんとなく予想し、ついでにLSDも追加したことにして、
最大左右G:1.15G、最大加速G:0.5G、最大減速G:0.85G
として再計算します。

タイム:41”88(▲2”61)


ということで、さらなるタイムアップを狙うためには
1、ハイグリップタイヤ
2、気合いの軽量化
3、バキバキのLSD
が必要と思われます。

現状では、すでに今のクルマに合わせた運転ができていると考えられ、かつ走行ライン的にも問題が見られないので、大幅なタイムアップにはクルマの仕様変更が必要でしょう。

僕のオススメ
コストが0で、気合いと根性の軽量化
Posted at 2014/05/18 22:50:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット走行理論 | 日記
2014年05月18日 イイね!

140516 TC1000走行会 その1

先週の木曜日はお気楽出張、そして昨日は有休とって走行会、今日と明日はお休み。
いやぁ~お気楽ですなぁ。

さて、気候的にもとってもお気楽な昨日、1年ぶりのTC1000走行会に参加してきました。
TC1000の自己ベストは12年の2月に出した41”89です。

しかし、僕と同等仕様のS2000の場合、41”5前後が標準的なタイムなので、現状は0.5秒くらい足りていない状態です。
今回は前回投入のZⅡがあるので、なんとかなるのではないかという目論見でした。

結果は・・・
42”035
結局、今までとほとんど変わりなしでした。

今回は最終コーナの走り方を変えてタイムアップをするという目標があったので、そこは実践してみました。

がしかし、今回はパソコンバッテリー電池残量不足により、現地での解析が十分できず、中途半端にやめてしまいました。
まずはデータを見てみます。
赤:今回の1本目(42”5)、青:11年12月(42”0)


最終コーナだけを見てみると、8コーナの速度は高いものの9コーナ付近の速度が落ちすぎています。
原因は9コーナに向けてブレーキを踏みながらシフトダウンしているのですが、これがうまくできず、減速しすぎていました。
何度か試してみたものの、どうにもうまくできなかったのと、タイム的にもよくなかったので、走行1回目でやめてしまいました。

しかし、家で見直してみると、実際は最終コーナ部分だけでは、8コーナ手前のブレーキからコントロールラインまでの区間タイムでほぼ同じタイムで走れていました。
なので、もっと練習すれば当初の狙いどおりの走りもできたと思うので、途中で止めてしまったのは失敗でした。

その後、2本目から4本目までは、なんとも調子が狂ってしまい4周目に42”5が出てからは43秒くらいでしか走れませんでした。

そして、最後の5本目ですが、気温が下がったせいか、なんとなく具合が良くなりましたが、タイムは42”035で自己ベスト更新はなりませんでした。
データ的にはこんな感じです。

青:今回5本目(42”035)、赤:11年12月(42”0)


最終コーナは従来の走り方に戻したものの、極力8コーナの速度を落とさないように走った結果、若干ですが速度が上がりました。
ただ、これでは当初目標に対しては全くの見達なのと、やはり最終コーナが標準タイムよりも遅い原因となっているはずなので、さらなる改善を図りたいと思います。

その他、続きはまた明日。
Posted at 2014/05/18 01:26:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記
2014年05月15日 イイね!

明日はTC1000走行会

最近、サーキットに走りに行かず、机上の空論を述べているだけでしたが、明日はTC1000に走りに行ってきます。

しかし、クルマは前回の日光サーキットのときから何も変わっていないので、今回は以前分析した最終コーナの走り方を改善することにしたいと思います。

ただ、あまりがんばりすぎるとスポンジバリアにクラッシュする恐れがあるので、とにかくシフトダウンは曲がった後に行うということだけ実践してきます。

日光の結果からすると自己ベスト更新も可能と思いますが、狙っていい結果が出た試しがないので、とにかく最終コーナの走り方改善に集中したいと思います。

それと、今回は走行回数が5回もあるので、どこかで減衰を弱くしてサスストロークセンサのデータを取ってみようと思っています。
TC1000の場合、減衰が弱く、かつハンドル操作がちゃんとしてないと1~2コーナで滑っては止まり、止まっては滑りを繰り返すので、このあたりがわかるようなデータが取れる予定です。

セッティング的には前回の日光のときをベースにしてエア圧のみ変更します。

走行前エア圧:1.9スタートの温間2.3~2.4kgf/cm2狙い(前回の2.5kgf/cmは高かったぽい)

ダンパ減衰(0段が最強)
Fr: 伸び 4段、 縮み  6段
Rr: 伸び 4段、 縮み 10段

それではおやすみぃ~。
Posted at 2014/05/15 23:59:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記
2014年05月12日 イイね!

PSAの論文

おフランスのクルマと言えば、ルノー、プジョー、シトロエンなどが思い浮かびますが、どれも日本でのイメージはパっとしませんね!。(←乗ってる人ゴメンなさい)

しかし、モータースポーツを見てみると、昔からフランス勢というのは革新的な技術でレースを席巻してきたように思います。
今年こそドイツのメルセデ~スに差をつけられていますが、F1ではルノーはレッドブルとともにチャンピオンを獲ってきました。
また、今年のWTCCでは新規参戦のシトロエンがホンダを圧倒しています。

ということで、モータースポーツのイメージはいいものの、市販車イメージがパっとしない(←乗ってる人ゴメンなさい)フランスのプジョー、シトロエングループのエンジンに関する論文がネットに掲載されているので紹介します。

こちらのリンクをごらんください。
EB Turbo PureTech engine: the new-generation petrol turbo engine
このリンク先の下の方にある、PDFファイルが内容が濃いです。
でも英語なので、僕のように英語がわからない人は、絵を見て楽しむか、釈訳ソフトなどを活用してごらんください。

昨今の日本のメーカはケチなのかア○なのかわかりませんが、どいつもこいつもグラフの目盛りに数値を入れたがらないのですが、このPSAの論文では、お国柄なのか、教育がいいのか、ほとんどのグラフにきちんと数値が入っていてわかりやすいです。

とは言うものの、クルマはいまいちパっとしないので(←乗ってる人ゴメンなさい)、僕が買うことはないと思われます。
Posted at 2014/05/12 22:40:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 参考文献、論文 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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