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2014年07月28日 イイね!

2014スーパー耐久 富士

先週末は、木曜日の夜からスーパー耐久のお手伝いで富士スピードウェイに行ってきました。

木曜の夜11時に宇都宮を出発し、3時前には富士スピードウェイに到着です。
そしてまさかの、野宿!
10代のときにレース見に行ったときでさえ、車中泊だったのに、まさかこの歳になってから野宿するとは思いませんでした・・・。(朝の冷え込みで風邪ひくかと思った)

僕らのチームはST-4クラスで、S2000、86、シビック、ロードスタなどが参戦しています。
決勝中のタイムは2分00秒くらいで周回しないと上位争いはできません。
しかし、金曜日の練習走行でも2分01秒台しか出せずロガーデータを見ても、がんばっても0.5秒くらいの改善代しかなく、混走になる決勝中の平均タイムは2分02秒台が予想されたため、上位争は難しい状態です。

決勝のある日曜日は夕方から雨が予想されていて、僕らのチームのクルマは雨の方が優位のため、雨に期待するしかありませんでした。

今回の僕の役割は、走行データの分析と決勝中の燃料計算です。
また、無線が壊れた際のサインボードだしやら、ラップタイムの記録、実際のラップタイムから予想される周回数からレース時間の7時間で走行可能な周回数の予測なども行います。

サインガードには日よけが一応あるものの、空調はないので、晴れると相当暑くて厳しいです。
雨が降っても厳しいです。
しかも、今年はサインガードに入る人は長袖を着る義務があるということで服装は長袖です。

しかし、今回の決勝日は始まってから3時間くらいは晴れていたのですが、残りは曇りになって気温も下がり、かなりすごしやすくて楽ちんでした。

晴れている間は、暑くてひたすら飲み物を飲んでいたのですが、途中で差し入れが運び込まれてきました。

冷凍パイナップル
です。

「えっ、なんでパイナップル???」

甘いものは暑いときに合わないんじゃないかと思いましたが、お腹も空いてきたので一口食べました。

激うまです。

ってことで、あっと言う間に食べつくしてしまいました。
さらに30分後にまた差し入れです。

キュウリと大根です。(僕は料理しないので実際のところはわかりませんが生っぽかったです)

「キュウリはないだろ!キュウリは!」

と思いつつまた食べたところ、これまた激うまでした。
大根もさっぱりしていてとても美味しかったです。

レースの方は、ペースも順調で車輌に不具合もなく順調に予定をこなして行きます。
しかし、最後のスティントでクラッチトラブルが発生し、ギアが入りにくくなってきたため、ペースが落ちてしまいました。
奇跡的にレース中は完全に壊れることはなく、レース終了直後の1コーナで完全に壊れて、クラッチが切れなくなってしまいました。

これで予定周回数より2周少ない周回数となってしまいましたが、なんとか完走することができました。
スーパー耐久は5年ぶりの参加だったのですが、大きな問題もなく完走できたので、まずまずのいい結果だったと思います。

ところで、レース終了後、撤収作業をしていると場内放送が入りました。

「ST-5クラス No95のチーム代表者はコントロールタワーまでお越しください」

この放送の意味は、普通こうです。

「レース後の車検において、あなたのチームのクルマには違反が認められるので、失格にします」

この放送を聞いた、僕らのチームのメンバーの感想。
「またフィットで違反か・・・」

今日の朝、暫定結果表を見たところ、No95のフィットに燃料補給方法の違反と装着が認められていない部品の装着違反があり、失格になってました。
相変わらずやることは同じなようです。


1台だけ異様に速かったS2000の41号車








サポートレースとして、アウディR8レースが開催されてました。
いろんな意味でリッチです。
クルマは撮り忘れました・・・。






Posted at 2014/07/28 22:13:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年07月23日 イイね!

2014スーパーGT SUGO

先週末の土日は宮城県のSUGOサーキットへスーパーGTを観戦に行ってきました。

いつものようにホンダ車を応援に行ってきたのですが、最近のホンダ車と言えば、スパフォーでもスパGTでも後方グリッドを埋めることが役割みたいな状態になっています。

GWに見に行った富士では、後方グリッドをなんとか埋めたものの、レースでは次々にリタイアし、コース上の走行台数確保には貢献できていませんでした。

そんなわけで、今回もあまり期待はしていませんでしたが、結果はケイヒン号が3位に入りました。
ただ、どちらかというとドライバーの塚越広大選手によるところが大きかったように思うので、さらなる戦闘力のアップが必要そうです。

ところで、前回の富士と今回のSUGOで、NSXに変化点がありました。
今回、SUGOの3コーナで観戦していたところ、黒煙をまきながら加速していることに気が付きました。

前回の富士では気にならなかったので、今回から仕様を変えてきたと思われます。
オートスポーツ誌には、NSXはミッドシップで熱的に厳しいと書かれていたので、燃料をムダに噴きまくり、冷却しているように思いました。

ちなみに、レクサスは黒煙は出ていませんでしたが、排気管出口の周りが黒く汚れていました。
日産は排気管の出口周りも黒くなっていなかったので。日産が最も燃料が薄いのかもしれません。

NSXは、日産、レクサスと異なり、ミッドシップレイアウト+ハイヴリッドEVを採用することで、ウエイトハンデ70kgがあるのですが、ミッドシップも、ハイブリッドEVもサーキットで見ているお客さんは一切わからないので、普通にFRのEVなしにしたらいいんじゃないかと思いました。























Posted at 2014/07/23 01:17:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年07月12日 イイね!

ドライビングスタイル2の続きの続き

先週は、大阪出張行ったり、テスト現場に張り付きでいたり、会議と打ち合わせに出席しまくったりでなんだかよくわからないうちに終わってしまいました。

さて、そんなわけで前回の続きです。
前回、走行ラインで大事なことは、最小旋回半径の大きさと位置であると書きましたが、前回は半径の大きさについて見てみました。

今日は、位置について見てみます。
今回も前回同様にTC1000の1~2コーナをS2000で走ったときのシミュレーションをします。

最小旋回半径は僕の推奨値である47mとします。
位置は、前回の位置とその前後で計算します。

まずは走行ラインです。
赤:前回の走行ライン、青:赤より最小半径を15m奥(2コーナ寄り)、黒:赤より最小半径を20m手前
図中の□のところが最小旋回半径の位置を示しています。


速度変化
最低速度の位置の差=最小半径の位置の差です。
タイム差は赤と青の差を表していて、下に行くほど青の方がタイムがよくなります。


ラップタイム(走行距離分の補正も入っています。)


最高速度


結果を見ていただいてわかるように、今回計算した範囲では最小旋回半径の位置を奥にすればするほどラップタイムもよく、かつ3コーナ手前の最高速度も高いことがわかります。

ちなみに僕の走行ラインは、黒の走行ラインが最も近いです。
シミュレーションとの比較を見てみます。
赤:僕の実測 、黒:シミュレーション(半径47m)

赤:僕の実測 、黒:シミュレーション(半径47m)


走行ラインも速度変化もおおよそ合っていることがわかると思います。
シミュレーションでは走行ラインを元に速度を計算しているので、走行ラインが同じなら、速度変化も同じになります。
実測の結果も同様に、走行ラインが決まれば、速度変化もおおよそ決まります。

つまり、僕の速度変化が現在の状態になっている原因は、ほとんどが走行ラインが原因ということです。
走行ラインは僕自身が決めていますから、僕自身が最適でない走行ラインを選び、その分遅いタイムで走っているということになります。

そこで、普通はこう思うわけです。

「なんで、シミュレーションで最もタイムの良い、青のラインで走らないの?」

ここが最大の悩みどころなのですが、自分が思ったように走れないのです。
もちろん走行ラインを合わせるだけなら青のラインで走ることは可能です。
しかし、青の走行ラインで走ろうとすると、速度が落ちすぎてしまいます。

なぜ速度が落ちすぎるかと言うと、最低速度になる手前付近でテールスライドしまうからです。
テールスライドする原因は横Gが高く、かつ前荷重になっているからだと考えられるので、前荷重にならないようにします。

前荷重にならないようにする=減速しないなので、速度が落ちません。
速度が落ちないので、同じ旋回半径で曲がると横Gが上がります。
横Gが上がると、前荷重でなくても前後両輪が滑ります。

そこで、旋回半径を大きくしなkればならないのですが、少し大きくしただけではやっぱり滑ってしまうので、曲がり始めの状態の速度を落とします。
すると全体的に速度が落ちます。
結果全体的に遅くなります。

ごちゃごちゃ書きましたが、青の走行ラインで走ろうとすると、恐らく摩擦円の縁を使って走れないので、結果としてタイムが上がるどころか下がってしまうのが現状です。

この原因がクルマにあるのか、運転に問題があるのかわからないのですが、感覚的には運転に問題があるように思っています。

ここで、話を強引にドライビングスタイルに戻します。
黒の走行ライン、すなわち最小旋回半径の位置が手前側にあるような走行ラインを走った場合、最低速度になるところまでの減速Gが比較的高めです。(速度変化が大きい)
これに対し、青の走行ラインは最低速度になるところまでの減速Gが比較的低めです。(速度変化が小さい)

これを無理やり言い換えると

最小旋回半径位置が手前の走行ライン:ブレーキを残す走り方
最小旋回半径位置が奥側の走行ライン:ブレーキをあまり残さない走り方

と言えるように思います。
何が言いたいかと言うと、日本式とか欧州式というのは、もしかして最小旋回半径位置の違いのことを言いたいのではないか?という気がするわけです。

前回までは、コーナ中の最低速度=最小旋回半径の大きさの違いがドライビングスタイルの違いであるという観点で話を進めてきましたが、さらに最小旋回半径の位置もドライビングスタイルの違いとして着目すべき項目のような気がします。

ところで、僕がサーキット走行を始めたばかりのころ、サーキット走行理論に悩んでいるときに読んだ雑誌の記事で今でも心がけていることがあります。

それは、WRCドライバーのマルク・アレン選手の言葉で、マルク・アレン選手曰く

「アクセルには全開と全閉しかない」

実際ロガーを見てもそういう傾向があったそうです。

これを読んでびっくりしました。
全開と全閉しかないというのは大袈裟としても、ほとんどパーシャルを使わないような走りをしているってことです。
僕としては、いくら4WDと言えども、グラベルでは十分なグリップが得られないので、アクセルコントロールは大事だと思っていたのに、全開と全閉しかないと言い切っていたのは驚きでした。

マルク・アレン選手はWRCではシリーズチャンピオンは獲れなかったものの、優勝は何度もあり、まさにトップラリーストです。
そのマルク・アレン選手が全開と全閉しかないと言うのですから、当時僕が乗っていたS13シルビアであれば、アクセルコントロールなんて不要に決まってます。

それ以来、心がけている走り方は、アクセルコントロールしなくてもいい走り方です。
減速が終わったら即全開。
つまり僕の目指している運転スタイルは、「マルク・アレンスタイル」です。

実際は全くできていないのですが、今回シミュレーションをやってみて、減速後にアクセルを即全開にできるような走り方が理論上は速いということが確認できたので、今後も引き続きアクセルコントロールしなくてもいいような走り方で走れるようにいろいろ試してみたいと思います。
Posted at 2014/07/12 22:55:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット走行理論 | 日記
2014年07月08日 イイね!

2014JOY耐

日曜日はもてぎにJOY耐のお手伝いに行ってきました。

前回書いたように、今回の目標は完走することと運転の練習です。

結果は、規定周回数不足なものの完走できました。
ただ、あまりにもトラブルが多く、練習という観点では十分できなかったと思います。

今回のトラブル振り返り
1、ACG死亡からのバッテリー死亡
 原因:不明
 →エンジン音おかしい、パワー出ない
 →バッテリ交換
 →普通に戻るも、1周したらまた不調(ACG発電していない)
 →ACGとバッテリを交換
 →なぜかエンジンかからず(スターター回らず)
 →バッテリを2輪用から4輪用に換えたところエンジン始動し復帰

2、サイドステップ外れてレンジボール
 原因:コースアウト
 →サイドステップ修理して復帰

3、ブレーキホース穴開きからの5コーナコースアウト
 原因:ホースの中間固定がはずれてタイヤに干渉
 →ホース交換して復帰

4、S字で他車と接触しコースアウト
 原因:普通に走っていたらぶつかった。というのはウソで、やや注意不足(経験不足)
 →車体は大きく凹むが走行に支障なく復帰

その他
給油なしのドライバ交代だけのピットサインに対し、給油所に行ってしまったため、ガソリンが
30L入らず。
解説:スプリント用の45L安全燃料タンクを使っていたため、残量が15L以上でピットインすると1回の給油可能な最大量である30Lを給油できない。

ということで、久しぶりにトラブル祭りでした。
僕の役割は、給油所でクルマを押すだけの簡単作業だけのはずだったのですが、当初予定から作戦を大きく変える必要があったため、急遽作戦の見直しをすることになり、せっかく見直したと思ったらまたトラブルで作戦見直しの繰り返しでした。

今回の教訓
過去6回くらいJOY耐の手伝いに行っているのですが、なぜかそこら中でバッテリが死亡しています。理由はわかりません。
今回は、うちのチーム(ACGが先かバッテリが先かは不明)、同じピットを使っていたチーム、うちのチームがバッテリを借りたチームがバッテリトラブルでした。(たぶん他にもあるはず)

過去にもバッテリが死亡している例は何度も見たことがあります。
そこで今回の教訓です。

バッテリは新品を3つ用意しましょう!
1、スタート時に使用するもの
2、万が一死亡したときに交換するもの
3、お友達に貸すもの

僕が思うに、たぶん高いバッテリでなくてもいいんです。
できればレース仕様のドライバッテリを、室内の温度の上がりにくいところに移設しつつ、風を当てて冷やすのが理想なのでしょうが、N1車はおそらく移設が禁止されているのと手間と金がかかるので、とにかく新品を3つ用意しておくべきだと思いました。

2輪用を使っている場合は、互換性を持たせるため、変換の端子を準備しておくと安心です。

3のお友達に貸すものというところも大事です。
今回もうちのチームは知り合いに借りました。
同じピットを使っていたチームには、うちのを貸しました。
レースの世界では困っているときは助け合うのが普通なので、困っているお友達に貸せるように一つ余計に持っておきたいものです。


今回思ったどうでもいいこと
僕と同じようにお手伝いにきた女の子が、今度N1レースに出るという話をしていました。
さらに、チームメンバーの知り合いの別の女の子がやってきて、その子もN1レースに出ると言います。
女性に対する偏見がある僕としては、女の子なのに”N1レース”という用語を使うなんて、相当なレース好きなんだろう思って聞いていたのですが、しばらく話を聞いていると、なんか違います。

そうです!。 N-ONEレースでした。
女性が最初に参加するレースとしてはお手ごろでいいのかもしれませんね。
Posted at 2014/07/08 00:30:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2014年07月05日 イイね!

明日はJOY耐

こんばんは。
今日は、JOY耐(もてぎエンジョイ耐久)のお手伝いに行ってきました。
今日が予選で明日は決勝です。

今年は新人が主体となって参加しているので、順位よりも完走が目標です。
今日の予選はクラス順位で真ん中くらいだったので悪くない順位でした。
明日は、完走+運転の向上(練習)を目標にがんばってもらいたいです。

今日は21時までドライバー交代とタイヤ交換の練習をするためにもてぎに残っていて明日は4時起きなので、もう寝ます。
Posted at 2014/07/05 22:27:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

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サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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