
この前の土曜日に日光サーキット走行会に参加してきました。
当日は5月とは思えないほどの暑さで、気象庁当局の観測によれば宇都宮市の最高気温は30.9℃だったそうです。
ただ、湿度が低かったせいか、例年の暑さに慣れてしまったせいか、ただ歳をとって鈍感になっただけかわかりませんが、日陰にいると涼しくて過ごしやすかったです。
今回は目標タイムを達成できるかどうかの前にAP2タイプSに変えてから初のドライ路面走行なので、そもそも問題なく走ることができるかどうかの方が心配でした。
そして1本目
減衰設定は前回と同じ設定としました。
AP2になってシフトアップポイント変わったことに対応できなくて(シフトアップを忘れる)、なんだかよくわからないまま走行が終わりました。
ピットに戻るとすぐに走行結果表が出ました。
1本目のベストタイムは・・・45秒4!!!!
そんなに遅くなかった気がしたのに、あまりに遅くてめまいがしました。
でも「そういうこともある」と気を取り直してドリフトボックスのデータを見ます。
すると、なぜか42秒1の周回がありました。
きっとドリフトボックスの計測間違いだろうと思い、いろいろ確認しました。
でも、どこにもおかしなところはなかったので、もういちど走行結果表の配布場所を確認しにいったら、42秒1の結果表がおいてありました。
結果表に書いてある、走行1回目と自分のゼッケン1番を見間違えていたのが原因でした。
2本目
本日のベストタイム:41秒925
今回のラップタイム目標41秒3に対しては大幅未達となりました。
ということでロガーデータを見てみます。
青が今回、赤が去年の12月です。
今回、タイムアップのためにストレートエンドの10コーナの最低速度を上げることを目標としていましたが、むしろ遅くなってしまいました。
走行ラインを変えるのと4→2のシフトダウンを同時に行うのを同時にうまくできずに最後まで思ったように走れませんでした。
次回に向けて、速い人の車載ビデオをよく見て、一般〇道で練習したいと思います。
次に空力パーツ効果について
正直、さっぱりちっとも違いがわかりませんでした。
フロントのグリップは上がった気もするのですが、リアの変化が感じられません。
どちらかというと以前のAP1と比較してグリップが下がった気すらします。
そもそもLSDが純正でリアスタビもタイプS用から変更していないのが原因な気もしますが、もしリアウイングのダウンフォースがそれなりにあったとすると、LSDとかリアスタビの差は逆転するくらいグリップが上がるはずなので、あまり効いてないんじゃないのかなぁというのが僕の感想です。
次にギア比とエンジン最高回転数の差について
AP1では4速に入ることもなく、2→3速も直線区間でシフトアップできたので、運転しやすかったのですが、AP2では4速に入るし、コーナ立ち上がりの横Gが少し残っているところでシフトアップしないといけなくなったので、ちょっと運転しずらくなりました。
エンジンパワーについては、AP1の12月の走行時と加速が変わらないので、僕のAP2は少しパワーが出ているようです。
今回の2本目の気温は26~27℃だったので過去のAP1走行データから24~25℃のときのものを比較しました。
わかりやすいように引いた細い直線の傾きが加速の差なので、やっぱり少しだけパワーが出ていることが確認できました。
しかし、350~400m区間を見てわかるように、シフトアップ時間がかかっているので遅く走る時間が増えてここだけで0.1秒近く遅くなっていました。
僕の場合、シフトアップ時間が0.3~0.4秒あります。
シフトアップの早い人の動画や走行データを見ると超早い人で0.1秒ちょっと、早い人で0.2秒くらいでした。
現状を考えると0.2秒は無理っぽいのでコンスタントに0.3秒以下でシフトアップできるように一般〇道で練習したいと思います。
ところで、今回走行1回目の後半に10コーナでスピンしました。
エンストしてしまったので一度IGオフにして、エンジンをかけなおしました。
スピン後にエンジンがかかりにくいのはAP1と同じです。
残り時間が少なかったので、クーリングしながらパドックへ戻ったのですが、途中で変な振動が発生しました。
スピンしたときにどこか壊れたかも・・・
心配になってパドックに戻ってから点検しましたがどこもおかしなところがないので、そのまま2本目も走りました。
1周面はゆっくり走って何もなし。
2周目に速度を上げたら、また振動が発生しました。
原因はVSAの切り忘れでした。
VSA OFFは今後も忘れそうなので、次回の走行時にはステアリングホイールに「VSA OFF」のテプラを貼って再発防止を図りたいと思います。
今回ドライ路面で走ってみて、VSA OFFすればスピンもするし、全く違和感もなかったので、VSAはOFFにし忘れなければ問題にないことが確認できました。
電制スロットルに至っては言われてもわからないくらい全く違和感はありませんでした。
今回はドライバーの運転の問題でタイムアップできませんでしたが、AP2タイプSがAP1と同様に走れることがわかったので、ひとまず安心しました。
次回は8月か9月くらいに日光かTC1000に走りに行きたいと思っています。
今回の結果を受けて、リアグリップ向上策として以下の二つを採用することにしました。
1、リアスタビをAP1-130用に変更
2、リアウイングにガーニーフラップを追加
この二つを試してみてあまり効果がなかったら、次はLSDを多板機械式に変更したいと思います。
