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タツゥのブログ一覧

2021年11月28日 イイね!

スーパーオーリンズ

スーパーオーリンズ今回はひさびさにS2000の仕様変更です。

僕は2年に一回タイヤを新調していて、今年が2年目のため買い替えようと思ったのですが、去年の冠水で半年くらい乗っておらず、さらに今年の4月から電車通勤になり、S2000に乗る機会が極端に減ったため、もう少し引っ張ることにしました。

その代わり、現在のS2000を中古で購入したときに装着されていたオーリンズ車高調をしばらく放置していたので、それをオーバーホールついでにAZURのスーパーオーリンズ仕様へ変更することにしました。

僕の参加している走行会でもスーパーオーリンズを使っている人が何人かいて、具合が良さそうなので、HKSのHYPER MAXを購入するときに真剣に悩んだものの、新品購入すると結構値が張るので、当時はあきらめてました。

今回は中古品があるので、そのオーバーホール、仕様変更代とID65の直巻きスプリング代、CSOのショートロアブラケット代を合わせてタイヤ代+αくらいで済みました。

スーパーオーリンズは用途に合わせて仕様変更してくれます。
僕はサーキットでの性能のみを重視したTYPE-R 100%で依頼しました。
また、よりサーキット走行向けのアズライトSPECなる仕様があったので、ついでにそれもお願いしました。

ただし、TYPE-Rの説明のところに、富士や鈴鹿等の高速サーキットをSタイヤで走る人向けと記載してあったので、日光サーキット等のミニサーキットをダンロップZ3 255/40R17で走ることを前提とした仕様で依頼しました。

日曜日にダンパーを送り、翌週の木曜日に戻ってきました。

その間にID65のスプリングも通販で購入しました。
今まで買ったTEIN、HKSの直巻きスプリングが使えればよかったのですが、残念ながらIDが合わなかったので、ID65の16kgf/mmを購入することにしました。

直巻きスプリングは多くのメーカから販売されているので、どこにするかちょっと迷いましたが、見た目重視でオーリンズのスプリング(たぶんアイバッハ製)に決めました。

黄色がとてもカッコいいです。


さっそく組付けて試走です。
なんだかカタカタ、コトコト音が後ろの右側から聞こえてきます。

今のS2000を購入直後に少しの間だけノーマルのオーリンズで走っていたときに、コトコト音がしたので、ややガタつきのあるリアアッパマウントのピロボールをオーバーホールと一緒に交換してもらっており、なんでだろう??と焦りました。

でも、音のするダンパーを取り外して、確認してみると音のしたダンパーに組み合わせていたアッパーマウントは今回ピロボール交換をした方ではなかったので、もう一度ピロボールを確認したところ、ややガタつきが確認できました。

そこで1本だけHYPER MAX Ⅳに戻したところ、音は消えたので、交換しなかったピロボールが音の原因と判定しました。

もう一度AZURに送ってピロボール交換してもらうと翌週末に慣らし運転に行けないかもしれないという思いもあり、みんカラで情報収集しました。

すると、オーリンズのピロボールはNMBのMBWTD18-207を使っていることがわかりました。

ただ、ピロボールを固定しているプレートを締結しているボルトが六角穴付き皿ビスでいかにもなめそうです。

みんカラを読むと、なめた人はいなそうなものの、手持ちの六角レンチで緩めようとしても、なめそうな気配しかしません。

絶対に失敗したくなかったのでよく考えた結果、ビットソケットとTバーハンドルで緩めることにしました。

六角穴がなめるときというのは、そもそもトルクに対して六角部が弱いときと、レンチが傾いて部分的に面圧が上がったときなので、傾かないようにTバーハンドルで緩めることにします。

そこで工具箱からビットソケットの対面幅4mmを探します。
でもありません。

5mm以上のものはあるのですが、4mmがありません。
トルクスとか三重四角とかそれっぽいビットソケットはたくさんありますが六角の4mmがありません。

よく考えたら、4mmは手持ちの六角レンチで緩まなかったことがなかったから持っていなかったので、速攻で通販購入しました。

金曜日は有休だったので、通販で購入したビットソケットとTバーハンドルで緩めます。


結果、問題なく緩みました。
Tバーハンドルを使うと、ボルトに回転の力しかかからず、かつビットソケットはねじれ剛性が高いので、圧倒的な安定感でなめる様子もなくパキッって緩みました。



ピロボールを組み替えたアッパーマウントを装着して暫定のHYPER MAX Ⅳと交換しました。

コトコト音はなくなりました。

そして、土曜日はダンパーの慣らしがてら横須賀までドライブしてきました。
AZURの取説には慣らし不要と書いてありましたが、不具合チェックも兼ねて往復で450km走行しました。

正直言うと、街乗りではHYPER MAX Ⅳとはあまり差がわかりませんでした。

ただ、なんとなくですが、30km/h以下の低速走行ではほぼ差がなく、60km/h以上の高速走行では少し乗り心地がいいように感じました。

実際のところ街乗りの乗り心地はいいに越したことはないものの、それよりもサーキット走行での違いがとても気になります。

今度の金曜日に日光サーキットを走行するのですがタイヤが2年落ちなので、ベスト更新は無理としても、去年同等のラップタイムで走れて、かつコントロール性が上がるといいなぁって期待してます。
Posted at 2021/11/28 21:33:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | S2000 | クルマ
2021年08月15日 イイね!

近況とS2000その後

お久しぶりです。

ここ1年くらいガンプラ作りに集中していて、すっかりみんカラ忘れてました。
まだ作っていないプラモデルはたくさんありますが、ここ数年視力低下が激しく今年の免許更新が怪しいので、プラモデル作りは少しお休みすることにしました。

それと、今年の4月から職場が変わりました。
実は去年も会社が変わったのですが仕事は変わらず所属する会社だけが変わり、今回は元の会社の別部門に異動になり仕事も変わりました。

その結果、職場が埼玉県になりました。
宇都宮から通勤すると、家から会社まで約1時間30分かかります。(新幹線使用)

そこで奥さんに引っ越しするかどうか相談しました。
候補地は、東京の吉祥寺付近です。
会社までクルマで30分以内で、小学校一年生まで吉祥寺付近に住んでいて、遥か昔の記憶では住みやすそうなところだったので、候補にしました。

日頃から家の奥さんは「宇都宮は田舎でなんもない!」と文句を言っているので、東京に住みたいのかと思いきや、全く興味を示しません。
というか、東京は嫌みたいでした。

僕としても、東京または埼玉に住むと経済的制約から
1、クルマを一台にする必要がある。(2台維持できない)
2、家が狭くなる
3、駅近に住めない(今は駅近)

さらに日光サーキットやツインリンクもてぎ、SUGOからも遠くなって、いいことが一つも思い浮かびません。

今まで宇都宮に住んでいて宇都宮がいいところだと思ったことはないのですが、思いの外いいところだということに気が付きました。

さらに昨今のコロナ禍により、在宅勤務がすすんでいて今は月に2~3日くらいしか出社していません。
コロナ後も在宅は週2~3日くらいは認められると推定されるので、それであれば通勤も苦ではなさそうです。

したがって、引き続き宇都宮に住んで、埼玉まで通勤することになりました。

まさか自分が新幹線通勤することになるとは夢にも思わなかったですが、新幹線は座れるので楽チンです。

新幹線から2回乗り換えがあって、それが面倒ですが、満員電車ではないのでなんとかなりそうです。

新しい職場は、業務内容が変わったと言えば変わったのですが、あまり変わりません。

これをモニターの開発に例えると、今まではTV用の液晶TV担当だったのがパソコン用の液晶モニター担当に変わった感じです。

さて、話は変わり去年エンジンが壊れたS2000のその後です。

運良く車輛保険に入っていたため、経済的負担はありませんでした。

修理をするにあたっては、部品を個別に購入して修理工場で組み立てる方法とエンジンASSYを買ってくる2つの方法があります。

今回は、ウォータロックでヘッド、ブロック、ピストン、コンロッド、クランクシャフト等の主要部品全て交換になるので、修理工場から両方の見積もりを保険屋さんに出して事前に確認したところエンジンASSY交換が認められたのでエンジンASSY交換にしました。

ホンダの場合エンジンASSYをホンダが販売していないため、SPOON等のコンプリートエンジンを購入することになります。

修理屋さんで調べてもらったところSPOONのコンプリートエンジンが入手性が良いということで、SPOONのコンプリートエンジンの提案がありました。

以前からリ〇カラとかレース失格とかでたくさん文句言ってますが、エンジン組立とか純粋な修理、整備みたいなことは信頼できそうなので、SPOONに決めました。

ところが、バルブがホンダから入手できないという理由でなかなかエンジンASSYが入ってきません。

S2000も量産終了から10年以上経っているので、止む無しということでひたすら待ちます。

そして11月中旬にエンジンが納入され、11月末にようやく修理が終わりました。

修理後すぐに日光サーキット走行会に参加予定だったため、馴らしをしないといけないなぁと思っていたところ、SPOONの取説に無負荷で2000rpmと3000rpmで馴らしせよということになっていて、修理屋さんで馴らしをしておいてくれたそうです。

ただ3000rpm無負荷だと馴らしとしては全然足りないので不具合確認もかねて銚子までドライブに行ったりして走行会までに800kmくらい走りました。

ちょっと足りない気もしましたが、どちらにしても一般公道では高負荷走行するとすぐ違法になってしまうのと、日光サーキット走行は全開率も低く、高回転も多用しないので、1本目だけ回転抑えて2本目から普通に走りました。

ところでSPOONのコンプリートエンジンについてですが、説明を読むとガスケットが薄いらしく、ちょっと圧縮比が上がるようですが、基本は純正部品を組んだものです。

ここで、性能的には違いはないの?って気になると思います。
個人的には新品だし微妙にパワーあるんじゃない?くらいに期待してました。
結果は・・・
全く同じでした。

こちらのグラフは茂原ツインサーキット走行時の加速比較です。
赤がSPOONコンプリートで青が今までエンジンです。
5速くらいだと少し差があるかもしれませんが、2速、3速では差が見られませんでした。


また高速道路走行時の燃費も100km/h時に約13.5km/Lと全く同じで燃費、出力ともに違いはありませんでした。

ということで、プラモデル作りもお休みするのと、新しい職場にも慣れてきたので、たまにみんカラ更新したいと思います。
Posted at 2021/08/15 23:59:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2020年06月23日 イイね!

S2000エンジン故障

先週16日の会社帰りにS2000のエンジンが故障してしまいました。
正しくは壊してしまいました。

その日は仕事が終わり(仕事は終わってないけどやる気が低下したので)帰ることにしました。
会社の駐車場から出発したときは少し雨が降っていました。

しかし、走っていると激しく降ってきました。
いわゆるゲリラ豪雨です。

ここ最近で最も激しく、路面だけでなく前もまともに見えません。
止まりたくても後ろから走ってくるクルマに追突されそうで止まれず、速度を落として走り続けました。

しばらく走ると途中の道が5~10cmほど冠水していました。
「この程度ならゆっくり走れば大丈夫」と信じてゆっくり走ります。

さらに進むと交差点があり、そこを渡るとその先の道は15cmくらい冠水してました。
「これはヤバイ!」と思いましたが、後ろからクルマが一台ついてきています。
路肩が見えないので、道路の中央側を走行せざるを得ず、避けたくてもとにかく路肩が見えないので、避けることができずそのまま走り続けました。

200mくらい走ると、100m先くらいに直交する道路が見え、そこを走るクルマはそこそこの速度で走っているので「あそこまで行けばなんとかなる!!」と信じてさらに走ります。

でも、どんどん水が深くなっていきます。
そして、20cmくらい冠水しているところにきて
”バンッ□△#%!!”
とよくわからない音がしてエンジンが止まりました。

惰性で路肩と思われるところへクルマを寄せて止まりました。
感覚的にはウォータロックなのでエンジンがかかるはずもないのですが、ダメ元でスタータを回すも、ほとんど回りませんでした。
もう一度回そうしてもクラッチを切っているにもかかわらず、クラッチつないで1速に入れた状態でエンジンかけたときみたいに全く回りませんでした。

クルマを降りてエアクリーナボックスを開けると中に水が5mmくらい溜まってました。エアクリーナもびっしょり濡れてました。

あきらめてJAFを呼んで一旦JAFで預かってもらいました。

恐らくウォータロックでコンロッドもピストンもクランクもブロックも再利用できないと思ったので修理代が70~100万円かかるなぁ・・・ということを奥さんに報告しましたが、当日は飲み会でご機嫌だったのでとくにお咎めなしでした。

しかし、翌日仕事から帰ってくると暗~い顔してます。
「100万円あったらハワイ行けたじゃん」などと言ってフテ寝してしまいました。

JAFから修理工場へ運んでもらうにあたり、距離がJAF会員で無料の15kmを明らかに超えるため、任意保険のレッカーサービスを使うことにして電話しました。

すると、思いがけないことを言われました。
「〇〇様は車両保険に入っているので、修理代が支払われる可能性があります。」
車両保険に入ったつもりはないので、
「入ってないと思うのですが・・・」と言うと
「いいえ、加入されてますよ」と言われました。

修理代は自分で支払う気満々だったので、フ~ンなにかの間違いだろうと思っていたら代理店から電話がかかってきて、間違いなく車両保険に入っているというのです。

そこで思い出しました。
今のS2000を購入して保険を変更したときに、車両保険に入ることを代理店の人に勧められて、車両盗難が心配で加入したのでした。

保険証書を確認すると、自損には支払われないけど、盗難とか自然災害には支払われるという車両保険に入ってました。(過去の自分を褒めてあげたいです)

今回は自分の判断ミスはあったものの、自然災害と言えば確かに自然災害なので保険の支払い対象でした。

そして本日、調査員が現車を確認に来て問題なく保険で修理代が支払われることになりました。

バンザーイ!!

ということで、金銭面では大きな被害はありませんでしたが今後に向けての教訓です。

1、ゲリラ豪雨にあったら、最寄の安全に止まれるところに止まろう!
 →ヤバイと思ったときには路肩も見えないので止まりたくても止まれません。


2、最近は台風やゲリラ豪雨が多いので車両保険に入りましょう。

1なのですが、6年くらい前に高速道路を走行中に突然前も路面も見えないくらいの豪雨にあったことがあります。
もし、また同じ状態になったらどうすべきなのか?
正直、今でも正解がわかりません。

前が見えないので停車すれば後ろから追突される可能性が大です。
路面も見えないので路肩へ駐車も困難。

ライトとハザードランプを点灯して、ゆっくり走り続けるのが正解なんでしょうか?

これから豪雨の季節なので車高短なクルマにお乗りのみなさまもそうでないみなさまも豪雨と冠水にはご注意くださいませ。

ところで、本当にウォータロックだったのか?ということを確認するべく、今日修理工場へ行き、確認に立ち会いました。

プラグを全部外して見ても、#3シリンダのプラグに微妙に水滴がついているだけで、特に異常はありません。

プラグを外せばクランクも回るはずなので、手回しで回してみると、水が噴き出すような音がしました。

#4シリンダを見てみると、プラグ穴のところに水が溜まってました。

ウォーターロック確定です。

今が13万kmで17万kmくらいでオーバーホールしようと思ってたので、怪しい部品は全部新品交換して修理したいと思います。
Posted at 2020/06/23 23:25:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | S2000 | 日記
2020年05月10日 イイね!

Boeing 777-200 プラモデル製作

Boeing 777-200 プラモデル製作去年12月ごろから仕事がやたらと忙しく、かつ新型コロナのおかげで4月から在宅勤務となり、業務効率が著しく落ちてさらに忙しい日々を送っておりました。

今年のGWはSTAY HOMEということで、作りかけのプラモデルを作ることにしました。

今回作ったプラモデルは童友社というところから発売されていた1/144 ボーイング777-200のANA仕様です。(現在絶版)

2015年に羽田か成田空港のどちらかに行った際、ANAの模型を売っているお店があって、そこに完成品の1/144 787の模型が飾ってあり、それを見て「カッコいいなぁ、欲しいなぁ」と思ったものの、値段が5万円もするので、プラモデルを探したら、1/144の777-200と787-8が通販で3500円くらいで売っていたので、両方とも購入しました。

買ってすぐ、両方とも作り始め、胴体の接着とパーティングライン消し、接着跡消し、窓の穴あけなどを終えたところで放置しておりました。

制作にあたり一番の問題は結婚したので室内でスプレー塗装ができないことです。
小学生の頃からシンナーの臭いに慣れ親しんできた僕と違って奥さんには厳しいと考えて、今回 タミヤスプレーワーク ペインテティングブースⅡを購入してベランダで塗装することにしました。

今年のGWは天気も良く、風も弱かったので快適に作業できました。

ところで、今でも趣味は何か?と聞かれると「プラモデル作り」と答えるのですが、実際は社会人になってからは5年おきくらいに作りかけては放置するを繰り返していて、いわゆる”積んどくモデラー”状態です。

5年くらいプラモデルを作らないと塗料も放置されることになります。
ここで悩ましいのが、5年も放置すると塗料がビンの中でカチカチに固まって使いものにならなくなってしまうことです。(GSIクレオスのMrカラーの場合)

普通のうすめ液を入れて1週間くらい置いておいても大して溶けないので結局、全部捨てた記憶があります。

今回も久しぶりにビンの蓋を開けてみると、ほとんどがカチカチまたは粘土みたいな硬さになってました。

こんなとき、みんなどうしてるのかなぁ?と疑問に思ったのでヤフーで検索してみると、最近はGSIクレオスから「真溶媒液」なるものが発売されていて、結構使えると書いてありました。

早速購入して試してみたところ、普通の色、メタリック色、クリア、フラットベース、全て復活しました!

今回の目標は「とにかく完成させる」です。
細かい失敗は気にしないことにしました。
幸いなことに、ここ数年は老眼で小さいものが見えなくなっているので、細かい失敗は完成した後では僕には見えません。

ということで、GW中にひたすら作り続けた結果、95%完成しました。
あとはランディングギア(車輪)の取り付けと細かい修正で終わりです。




しばらく外出自粛は続きそうな気配なので787-8の完成目指してがんばります。
Posted at 2020/05/10 22:22:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記
2019年12月22日 イイね!

191207日光走行会 その2

今回は、12月7日の走行会に参加したじょに~♪さんのデータを見ることにします。

じょに~♪さんのクルマはRX-7です。
主要な仕様としてはタイヤがZ3の255/40R17でGTウイング付きです。

今回、データ分析をするにあたり、比較用にサーキットシミュレーションも行いました。
サーキットシミュレーションはじょに~♪さんの実走データにある程度の合わせこみを行い、じょに~♪さんのRX-7で走れるであろう横Gや加減速Gの設定としました。(最大横G:1.1G、最大減速G:0.9G、エンジン出力:290ps相当)
走行ラインは僕の走行ラインをベースに補正したものを使っています。

まずは走行ライン
赤線がじょに~♪さんの実走ライン
〇はシミュレーションのライン


走行ラインについては、シシミュレーションと大きな差はありません。
走行距離も実走が988m、シミュレーションが985mでおおよそ同じです。

次に速度データ
青線:実走速度(42.156sec)
赤線:シミュレーション速度(40.40sec)
黒 :実走とシミュレーションの時間差


時間差の大きなところを順に見ていきます
1、1~2コーナ(0~100m)
 ここは曲がりながら減速をしつつ、3速から2速へシフトダウンする必要があり、テールスライドしやすいのに片手でカウンターを当てなくてはならないので、気をつかいます。

じょに~♪さんの走行データを見ると、ブレーキの踏み始めの地点が手前になっており、コーナ中のテールスライドを避けるような走り方となっています。

ここの対策は・・・「気合で突っ込む」です。
昔はABSがなかったり、1コーナ外側の舗装がなかったので気合で突っ込むと、そのままコースアウトすることもありましたが、現在はABSもついてるし、1コーナの舗装も広がったので安心して突っ込めます。

気合で突っ込むと言ってもやや具体性にかけるので、具体的にすると、現在は60m付近に減速Gの変化点があり、60m付近というのはちょうどコース内側のクリッピングポイントをめがけて減速していると考えられるのですが、もう少し奥の70m付近をめがけて減速をすれば結果的にブレーキ踏み始め地点も奥になる思います。

ただ、テールスライドして内側に巻き込んだり、おつりをもらうと危ないので、慣れるまで姿勢が安定するまで両手でしっかりハンドルを持って、安定してからシフトダウンをするようにするのがいいと思います。

2、バックストレート(600~700m)
 見てわかるようにシフトアップ後の差が大きいです。
シミュレーションは最高速が146km/hで、このときのギアは3速です。
タイプRSのファイナルギア比4.3でも計算上は7500rpmで151km/hまででます。

本当に146km/hまで出るのか確認したかったので、他の周も見てみました。
するとありました。

3から4速へシフトアップしておらず、かつ9コーナの立ち上がりの全開位置も
手前だったので、145km/hまで出てます。

じょに~♪さんによれば、シフトアップ時にエンジンをレブリミッタに当てないように、7000rpmでシフトアップしているとのことだったのですが、バックストレートの最高速は146km/h程度までしか上がらず、シフトアップする必要ないのでシフトアップしない方が絶対にいいです。

シフトアップすると、最高速も低くなるし、シフトダウンをしなくてはならいし、シフトアップミスの可能性もあるのでいいことなしです。

3、10コーナ(800m付近)
 ここは最低速度がシミュレーションよりも高くなっており、最低速度は問題ありません。
しかし、最低速度の位置が手前過ぎるのが問題です。

シミュレーションの最低速度位置の800mに対し、780mが最低速度位置になっており、その分ブレーキ開始位置も手前になっています。

最低速度が手前になった分だけコーナ立ち上がり地点も手前になって、その後の加速区間の速度が高くなれば最低速度位置が手前になっていることに問題はないのですが、10コーナの場合、11コーナに向けて減速するだけなので最低速度位置は800m付近とするのがよいと思います。

ただし、ブレーキングは良いです。
シミュレーションは0.9Gで、じょに~♪さんは約1.0GでZ3としては高い減速Gが出ていて、かつ減速開始から曲がり始めまで安定しています。

ということでまとめると
1コーナはハンドルを両手でしっかり持って、気合で突っ込む(最低速度地点を今より奥にする)
バックストレートのシフトアップをやめる
10コーナの最低速度位置を800m付近を目標として、その分ブレーキ開始位置も奥にする。

以上の3つで約0.7秒くらいタイムアップするので、まずはこの3つから改善するのがよいと思います。
Posted at 2019/12/22 23:32:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット走行 | 日記

プロフィール

サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
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