• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

タツゥのブログ一覧

2019年02月02日 イイね!

オーリンズ車高調寸法測定結果

昨日は寸法測定忘れがあったので、今日再測定しました。

測定結果



水色のセルは部品単品の測定値で、車高調整などにより寸法が変わらないところです。
一方オレンジのセルは車高調整などにより寸法が変化するところで、今回の測定時はこの値に調整したということです。

ここで気になるのがリアの縮み側ストロークが13mmになっているところです。
縮み側ストロークは計算で算出した値のため、実際の測定値ではありませんがおおよそこのくらいと考えられます。

そこで昨日取り付けたタイラップを確認しました。
結果としては昨日と今日、街乗りしただけで、リアは左右共バンプストップラバーにタイラップが当たってました。どう考えてもストローク不足です。


この状態でASSY時のバネ初期縮み量は約13mmになっていて、プリロードによりロアシートを回転させるにはかなりの力が必要です。

街中を走るだけの場合でもバンプラバーに当たらないようにするためにはあと7mmくらいは初期縮み量が必要そうなのですが、もはやそこまでロアシートを回せる気がしません。

昨日、試しに初期縮み量18mmくらいで組み付けてみたのですが、その状態からロアシートを回そうとしたら、壊れそうな音がして壊れそうなトルクでないと回らなそうでした。
(組み付け時は、ロアシートの位置は初期縮みが18mmになる位置にセットして、ピロナットを締め付けてばねを縮ませました)

そもそも、ねじ式の車高調って簡単に車高調整ができるところが利点のはずなのに、こんな初期縮み設定にしたら、車体から取り外さないと車高調整ができません。

ちなみにリアダンパーのロッド長さはテインが95mm、HKSが100mmです。
どちらも標準のバネレートは16kgf/mmです。

テインもHKSも16kgf/mmのバネでも95mm以上のロッド長を確保しているのに、オーリンズは8kgf/mmのバネでロッド長が83mmしかありません。

そこに30mmのバンプストップラバーを入れて、1Gでは50mm前後縮んでしまうので、1Gでの縮み側ストロークはほぼなくなってしまいます。

つまり、縮み側ストロークで欲しい量だけ初期に縮ませる必要があるってことです。

16kgf/mmのバネを使う場合でも83mmのロッド長は短いと思うのに、8kgf/mmのバネで83mmのロッド長なんてただの設定ミスとしか思えません。

恐らくダンパケース長を長くしたかったとか、いろいろ理由はあるのだと思いますが、初期縮みで20mmも縮ませたらプリロードでロアシートは回転できず、もはや車高調整式である意義が薄れてしまうので、もっと真面目に設定して欲しいと思いました。

フロントはあと25mmくらい余裕があります。
Posted at 2019/02/03 00:57:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | S2000 | 日記
2019年02月01日 イイね!

オーリンズ車高調分解清掃と寸法測定

今日は有給をとって、新S2000購入時点で装着されていたオーリンズ ロード&トラックの分解清掃と各部の寸法測定をしました。

実際には先週も作業してたのですが、リアのロアシートねじ部が固着気味で格闘していたらリアを分解したところで時間切れになってしまい、今日はフロントも分解しました。

フロントのロアシートはリアと違ってほとんど固着しておらず、あっさり緩みました。

ひととおり分解してブラシなどで清掃しました。


出荷用のロッドカバー
バラバラになっている方がリア用です。


今回、初めてオーリンズ製のダンパを分解したのですが、ピロナットの外し方がわからなくてちょっと迷いました。

ナットを緩めようとすると、ロッドが供回りしてしまうので全く緩みません。

テインやHKSの場合はロッドにスパナなどで固定できるような形状があり、そこを抑えて緩めるため供回りは発生しませんが、オーリンズには同様の形状が見当たらないので、先週は止む無くインパクトレンチで緩めてしまいました。

何度もインパクトで緩めたり締めたりすると不具合が起きそうで嫌だったので、家に帰ってから調べたところ、六角レンチを差し込む形状がロッドの先端にありそうだということがわかりました。

でも、先週もロッドの先端は見たはずなので気が付かなかったとも思いにくく、今日はそれを確認することにしました。

今日、改めて見てみるとやっぱり六角レンチを差し込む六角穴形状が見当たりません。
見えるのは、減衰調整用のイモネジだけです。

ここで、イモネジを外せば良いのではないか?ということに気が付いて外してみました。

イモネジ


そしたら、4か5mmの六角穴が見えました。
早速フロントを緩めることにしました。


でも、全然緩みません。
無理に回そうとすると、六角穴がナメてしまいそうです。

ということで、今日もあきらめてインパクトレンチで緩めました。

締め付けは六角レンチで抑えてピロナットを締めました。

清掃後にひととおり寸法を測定しましたが、肝心なところで測り忘れたところがあったので明日再測したいと思います。
Posted at 2019/02/01 21:56:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | S2000 | クルマ
2019年01月20日 イイね!

今日のS2000作業

昨日は赤S2000の純正戻し作業を朝から晩までひたすらやって、久々のクルマ作業だったのでとても疲れました。

そんな訳で、今日予定していた黒S2000の下回り点検はやめて、エンジンルームの不用部品を取り外しました。

今日外した部品はエンジンダンパとタワーバーです。


ダンパはあった方がギアの入りがいいとか効果はあるようなのですが、いかんせん写真のようにロッドが錆まくっていて、今はほとんど動いているように見えなかったので捨てることにしました。

タワーバーは今までも付けていなかったのと、サスペンションがストラットではないので効果もなさそうなのと整備性が確実に悪化するのでとりあえず外しました。

とくに整備性の悪化が深刻で、タワーバーを外そうとしてナットを4つ外しても取ることができません。
プレートとバーの固定ボルトを緩めると取れそうなのですが、固定ボルトがなぜかソケットボルトを使っていて六角レンチを使わないととることができません。

でも六角レンチをボルトに差し込もうとしても、ダンパーの減衰調整ダイヤルに干渉して差し込めません。

結局、アッパーマウントのネジをプレートからを抜くのではなく、クルマをジャッキアップしてプレートからアッパーマウントのネジを抜きました。

タワーバーがあるとエアクリーナの交換ができないのでタワーバーを取り外す必要あって、そのためにわざわざジャッキアップするのも大変なのでしばらくはタワーバーなしにしようと思います。

エンジンダンパーを外すとなにか変わるかな?と思ってましたが、街中を普通に走る限りは何も変化はありませんでした。

来週末は下回り点検と車高調の分解測定の予定です。
Posted at 2019/01/21 00:32:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | S2000 | 日記
2019年01月16日 イイね!

S2000買い替えました

僕の赤いS2000は2000年式、走行距離8万kmの中古で2007年に購入しました。
それから11年が経ち、走行距離も17万kmを超えて、塗装もかなりボロボロになってきたので、全塗装してブッシュ類なども交換して全体的にリフレッシュすべきか、新しいS2000に買い替えるべきか考えました。

しかし、昔から「女〇とクルマは新しい方がいい」と言われているので、最新型のS2000に買い替えることに決めました。

まずは以下の条件のS2000をネットで探してみました。
1、2005年式以降の2.2L
2、走行距離は10万km以下
3、修復歴なし
4、色は水色に全塗装したときに違和感のない色
 →具体的には青、白、ガンメタ、黒
5、ノーマルでなくてもよいが、サーキットを走り込んでいなそうなクルマ
6、なるべく安く
7、できればタイプSの水色

すると、走行距離を除いては条件に合うタイプSがあったので見に行ってみました。
写真よりも実物は塗装がかなりキレイで、付いている部品も高価なものばかりで、値段の割にお得感があって、サーキットを走っていたようにも見えなかったので走行距離は多かったものの、このS2000に決めました。


この前の日曜日に引き取りに行ってきたのですが、走り出してすぐに、デフ付近から”コーッ”という異音が聞こえてきます。

音的にはいかにもデフのハイポイドギアから鳴っているような音で、ちょっと心配になりましたが、以前僕の友人が、その2倍くらい大きな音のするハチロクに乗っていたので、それと比べたら問題ないということにしてそのまま帰ってきました。

だいたい70~90km/hで走行していると大きな音がして、それ以下でも以上でも音は小さいのでしばらくこのまま乗って、季節が暖かくなったら修理しようと思います。

その他の走行中の問題はなさそうなので、今週末にでもジャッキアップして下回りの点検をしたいと思います。
Posted at 2019/01/16 23:47:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | S2000 | 日記
2018年01月23日 イイね!

オートサロン

いまさらではありますが、オートサロンネタです。

今年は諸事情により気になった部品のみです。
どちらもクスコ製品です。

まず1つ目はピロボール式アッパーマウント
ストラット用のピロアッパーでキャスター角調整ができるという優れものです。
構造を見てみると非常に単純で今までなかったのが不思議ですが、すばらしいアイデアだと思います。


2つ目は多板式LSD用のフリクションプレートです。
係員の人に説明を聞いたところ、ショットピーニングで細かな凸凹をつけることにより、オイルを保持しやすくしてチャタリングが起きにくくなるのだそうです。

多板式という現代社会ではあまり受け入れられない部品を真面目に開発し続けてくれるのは多板式が大好きな僕としてはうれしい限りです。

細かな凸凹なので、摩耗したら効果がなくなるのではないですか?と質問したところ、実際の使用ではフリクションプレートはそんなに摩耗しないので、効果は長続きするということでした。

確かに過去にオーバーホールしたときの見た目的にはほとんど摩耗しているように見えなかったので、さらにオイル保持性を良くすればもっと摩耗しなくなって効果は長持ちする気もしました。

チャタリングが全くなくなってしまうと多板式の味わいがなくなってしまうので、「ガキンッ、ガキンッ」ではなくて、「ゴゴゴゴッ」って感じでチャタリングしてしてくれるようになったらいいなと思っています。

僕のS2000はオーバーホールしてから3万kmくらい走っていて「ガキンッ、ガキンッ」とチャタリングするので、次回オーバーホールするときはこのMDTプレートに交換したいと思います。



最後は気になった部品ではなく、気になった歌です。
ダンロップブースの前を通りかかったらアイドルグループみたいな女の子達が歌い始めました。
なんとなく聞いていたところ、WINTERMAXXを買いたくなるようないい歌でした。


ちなみにうちのS2000とCR-Zに使っているスノータイヤはモチロンWINTERMAXXです。
02ではなく01で製造から2年以上経っていると思われるものの、先日の雪道ではバツグンのグリップ力でギュッと止まって会社から無事帰ってくることができました。
Posted at 2018/01/25 23:42:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | 日記

プロフィール

サーキットで車を速く走らせるために必要なこととはなにか?を研究するのが趣味です。 日光、TC1000、茂原、を毎年走行してます。 2010年まではもてぎで開...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

ホンダ S2000 ホンダ S2000
最新型のS2000が欲しくなったので買い替えました。
アウディ A3 アウディ A3
プレミアムコンパクトです。 コンパクトなのにプレミアム プレミアムなのにコンパクト マ ...
日産 180SX 日産 180SX
いまいち乗っていた記憶がないのですが、いい車でした。 だけど、いろいろやっていたらしい ...
日産 フェアレディZ 日産 フェアレディZ
バツグンのカッコよさを誇るZ31です。 電動ファンがいまいちだったせいか、ラジエータの冷 ...

過去のブログ

2025年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation