ヘッドライト光軸自動下向きシステム
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キセノン(HID)のヘッドライトは、信号待ちなどで頻繁にON/OFFしないほうが良いらしいのですが、自分のライトの光が前車に反射したり、信号待ちの先頭で対向車に迷惑だと思う時などは、レベル調整で光軸を下げていました。
いちいち手でスイッチを回すのが面倒なので、パーキングブレーキを踏んだ時に光軸が自動で下がるような回路を作りました。
といっても非常に簡単なものです。
セレナ(CBA-C25)のヘッドライトの光軸上下調整は、レベル調整スイッチのの中の抵抗値を切り替えていました。
回路は光軸が一番下になるように抵抗値を切り替えるだけです。
2
回路はたったこれだけ。
真似しやすいように、基板にそのまま組み立てられるような書き方をしています。
赤い線の部分はリレーの内部回路、点線はリレーを表します。
黒い線の通り組み立てれば動作するはずです。
基板上の部品は
リレー(オムロンG5V-1の12V)
カーボン抵抗180オーム
整流ダイオード1N4007だけです。
光軸が一番下の「3」の位置は180オームだったので、パーキングブレーキを踏んだらヘッドライトレベル調整スイッチの「3」の位置になるように180オームの抵抗としました。
220オーム程度でも良いかもしれません。
3
パーキングブレーキ(PKB)の信号はアクセルペダルの前方奥、上の方にある写真のコネクタに来ています。
紫に赤の線がそれです。
テスタで図ってみると12Vが来ていて、PKBを踏むと12Vが出なくなります。
目的の線から割り込みコネクタで線をスイッチ付近まで引き回しました。
この12Vを利用してリレーを動かし、抵抗値が変わる回路を組んでいましたが・・・・
電流は流れているものの、リレーは全く動きません。
リレーを駆動できるだけの電流が出ていないようです。
電流増幅回路を作るか、別の方法を考えなければならなくなりました。
4
ジャンク箱の中に、写真のマイクロスイッチがありました。
このスイッチは押すとOFFになるものでした。
もともとの回路をそのまま生かす事が出来ます。
ちょうど良さそうなステンレス板もついていますので、これを使いPKBと連動させることにしました。
スイッチの端子は平型端子の幅とほぼ同じでした。
厚さが少し足りなかったので半田を盛って、平型端子をそのまま挿せるようにしました。
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スイッチはPKBワイヤーの来ているこの位置に付け、スイッチのステンレスの板(青い矢印)を曲げて細いワイヤーを引っ掛けています。PKBの踏み方、強弱が変わってもスイッチが正しく動作するようにスイッチとワイヤーの間にスプリングを噛ませています。
赤い矢印のワイヤーを引っ掛けるところは「配線止め」を使いました。
配線止めには両面テープがついていますが、両面テープだけでは信頼性が低いので、後にホットボンドで止めました。
PKBを踏むと、赤い矢印の所が上に動き、そこから伸びたワイヤーがスイッチを押し(写真ではステンレスの板を引っ張りスイッチを押す形)ます。
すなわち電流が遮断されます。
この写真ではまだ配線していませんが、スイッチの端子(緑色の矢印)の片側にACCからの電源をつけ、片側はスイッチ付近の回路のリレー入力まで引っ張ります。
ACC電源ははシガーライターから横取りしました。
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実装です。
運転席右膝の高さあたりのスイッチ板を内張り剥しで外します。
一番右側(1番)がライトレベルの調整スイッチです。
リレーの入力に、ACCからスイッチを介した線を繋ぎます。
裏のコネクタから出ている緑色の線の途中と、黒色の線の途中にに各々割り込ませると完成です。
キーがACCまたはエンジンONの位置でPKBを踏むと、レベル調整スイッチの場所に関わらず光軸が下がります。
元の仕様で、ヘッドライトがONの位置にない時は光軸調整用のモーターは動作しません。
また、キーをOFFにすると電流が流れないため光軸が下がります。
簡単な回路ですが、実用性が高く自己満足しています。
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