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かじはら(父)のブログ一覧

2012年10月16日 イイね!

セルフレスキューテクニック

セルフレスキューテクニック「単独行が好き♪」

・・・ということで今回のレポートは「セルフ・レスキュー」についてお話したいと思います。


■もっと単独行を楽しもう



いきなり脱線して始まりますが、先日、LCCOの走行会に参加(?)していて、皆がなかなか走りに出ようとしないので業を煮やして、Jr.と単独で先に走りに出ていました。

僕は昔からこんな風に結構自分勝手なヤツなのですが(笑)、これはクロカンの世界では別段、悪い話ではなく、ある程度自分で自分を救える技と装備を整えている人はもっと積極的にやればいいと僕は思っています。




■「つるんで走るだけが能じゃないだろう?」

先日の記事で、「クロカンの練度を走行時間などで言ってみるのはどうだろう?」というようなものを上げたことがありました。

僕の場合、おそらくですが、これまでクロカンの現場でハンドル握って運転してたり、レスキューやウインチングなど、実際になんらかの操作をしている通算時間はおそらく1000時間を超えていると思うのですが、

この”クロカンの実稼働時間”というのは、友達とだらだらしゃべっていたり、他人の走りを観ているだけでは稼げません。

もちろん、他人の走りを観て勉強するってのもアリだし、ウェブやYouTube動画などで観て学ぶってのも大事だとは思うのですが、

細かいフィーリングや、深い経験値ってのはやっぱり自分自身の五感で得ていくものなので、現場での実稼働に及ぶものはないと思います。

これは何もクロカンだけの話ではなく、仕事などでスキルを身につける際にも「OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)」と言われる、「仕事しながらスキルを身につけるトレーニング手法」が非常に有効であるのと同じことですね。

脱線したので戻しますが、そんな感じでクロカンの実働時間を稼ぐにはある程度、周囲のペースに流されず単独行をするってのはアリなんじゃないかと思います。




■プチ単独行をしよう

先日の走行会は全体で60台ほどがスポーツランド岡山という箱庭に集まっていたので、「単独行?」というとピンと来ない上級者は多いと思うので、ちょっと言い方を変えて「プチ単独行」としてみましょうか。

この「プチ単独行」なら、台数が多かろうが、狭いコースで多く集まる状況やランクルミーティングみたいに基本、走りが目的じゃないイベントなどでも比較的、実施しやすいです。

プチ単独行なら、広場横のちょっとした障害物(オブスタクル)で遊ぶことも出来ますし、周囲に人やクルマが多くいるのであれば、彼らへの話題提供にもなるし、万が一スタックや転倒などをやらかしたとしても、すぐ助けてもらうことも出来る。

つまり、比較的初心者や、道具などが揃っていない人も安心して攻めることも出来るってわけだ。

「誰も手も借りないぜ」っていうような中級者以上は、アンカーもなるべくなら誰の手も借りないようにすればいいかもしれないが、

たとえばテージャスランチみたいに牧場の真ん中にポツンとコースがあるような処ではアンカーになる木や岩などが見当たらないこともある。

そういう場合に限り、例外的にアンカーだけ他のクルマにお願いするという遊び方もある。



もちろん、グランドアンカーなどを用意して引っ張るようにしてもいいかもしれませんね。

(僕も以前はグレーチングと杭数本利用してグランドアンカーとして持ち運んでいたこともあったが、現在は重すぎることもあるのと、SLOやいつもの山みたいにアンカーに事欠かない場所を走る機会が多いので持ち歩いてません)




■ほとんどの場合は予備ワイヤーと予備のトウロープでグランドアンカーの代用は可能

ちょっと余談になってしまうのだが、岡山を中心とした地方で、「ほんまにアンカーになるものがない(汗)」と焦ってしまうような場所は結構少なく、広島のテージャスランチや、兵庫の福崎などが割とアンカーがなくて困る場所がある。

スポーツランド岡山も、広場が場合によっては「アンカーは100m先」ってことがあるくらいなのだが、逆の言い方をすれば、予備ワイヤーも含めて100mほどの長さで引っ張れるようにしておけば、ほとんどの場所であらゆる方向で牽引が可能ということが言えるわけだ。

これは、いつも走りに行っていた山の中でぼくらが「ムーミン谷」と呼んでいたポイントがあるのだが、

そこのある斜面を登る際は、アンカーになる木で手頃な強度のものが少なく、アンカーになる木を心配しながらウインチングする・・・ということで、アンカーへの負担を抑えるようにトルクアシストをうまく使わねばいけないということがあったため、随分とトルクアシストの習得に役にたった思い出がある。

ただ、明らかに弱いと分かっているアンカーで引っ張るのは、危険性の問題もあるし、トルクアシストを上手に使いこなせない初級~中級者はしないほうがいいだろうと思う。



そこで、必要になってくるのは”アンカーを分散させる”という技術。

つまり、一本ではひ弱で使えない木なのだが、5~6本をまとめると結構頑丈になって使えるようになることがあります。

これらの「分散アンカー」とか「空中アンカー」などと呼ばれることがあるので、これらを少し説明してみたいと思います。


■分散アンカーとは?

まず分散アンカーについてご説明します。

分散アンカーを使う目的は、先ほども言ったように主に「弱い木などを数本まとめてアンカーにすることです。

例を挙げればこんな感じ。



これは5本の木を2つのグループに分けて、それぞれ2つのグループをつないでいる例ですね。

2つのグループはウインチワイヤーでつないでいますが、向きを変えるために1つ滑車を使っています。

これは束ねる例ですが、長いトウロープを使ってまとめて使う方法としてはこんな使い方もあります。



これは左端の木にまず巻きつけておいて、残りの木に荷重が分散するように工夫してトウロープを張り巡らせた応用法ですね。

ちなみに左端の木に止めているのはチョークとしって、トウロープの輪っかの中にロープと木を通すことで固定させる方式を使っています。

続きて、「空中アンカー」について説明したいと思います。


■空中アンカーとは?

空中アンカーとは、文字通り「空中にアンカーを作る」という方法です。

これは、例えばまっすぐ引っ張りあげたいのだが、その向きにアンカーになる木がなく、2つ以上のアンカーを利用し、「空中にアンカーを出現させる」というものです。


↑真ん中の赤い丸は滑車

このように、左右にアンカーが分かれていて、そちらに引っ張ってもいいのだがなるべくなら車の向きに対してまっすぐ巻きとりたい場合などに使うことがあります。

これは、泥沼などにハマってしまい、横引きするとワイヤーが破断してしまう場合などに用いられる手です。


単独行で遊ぶようになると、この分散アンカーや空中アンカーはよく使うようになるので、ぜひ普段のクロカンなどでも積極的に使ってみてください。

これらのようにアンカーを分散させる場合は、最低でも2~3のトウロープと、1~2個の滑車、3~4個のS字フックなどが必要となってくるのと、予備ワイヤーがいくつか必要となってくる場合があります。


■使用している牽引関連用品の紹介

あとあって便利なのは、ワイヤークリップ(ワイヤーの真ん中で引っ掛けて使うことでワイヤーの長さを調節するもの)や、ハンドウインチ、小型のチェンブロなどがあると応用範囲がさらに広がりますので、オススメです。



これは僕がもっているワイヤークリップ。

これはテコの原理でワイヤーをロックさせるタイプのものだが、他にスライドさせてワイヤーを挟み込んでロックするタイプのものもある。

ただ、どちらのタイプもワイヤーを痛めることになるので、要らなくなったワイヤーなどを使うと良いだろう。

僕の場合は、ウインチングで切れたワイヤーを予備ワイヤーにして、そちらでよく使ってました。




分解するとこうなります。

逆向きで組もうとすると穴の位置が微妙に合わない親切設計です。




ハイリフトジャッキを使った尺取虫戦法(ハイリフトジャッキをハンドウインチみたいに使う方法)などでは必需品ですね。

また、空中アンカーなど、真ん中にくる滑車を微妙な位置に調整したい場合などにもワイヤークリックで長さを調整することがよくあります。




僕が使っているトウロープは1・2・3mの合計3本。

もっと長いロープを使っている人もいるが、長さが違うロープを複数持っておけば、空中アンカーなどで楽に調整出来ることもあります。

これは余談ですが、僕はクッションロープは使わない主義です。

ジムニーなどでウインチを載せてないクルマでは必需品の場合もありますが、細かいテンションの管理がまず無理だし、ロープが破断したときのリカバリーが難しかったり、危険度などもあるので重量車では使うべきではないと思ってます。

ですので、スノーアタックなどでも僕らはウインチやトウロープを多用します。




滑車は軸にベアリングがちゃんと入っているオタフク滑車を2個使用。
小さい方がスイベルする5インチ。
大きいほうがスイベルしない6インチ。
普通は6インチをよく使っています。
S字フックは必需品ですねぇ。




これは10年ほど前に愛用していたクロカン用シューズ。

横からみてもかなりいかついトレッドパターンをしていることが分かると思うが、実際、ウインチングなどでは足場の悪い斜面を行ったり来たりすることが多いので、グリップがよい靴というのはクルマのタイヤの選択並に重要だと思っている。

この靴はまるでスワンパーみたいなパターンをしてたので泥の斜面などにもよく食いついてくれましたし、靴の裏が薄く柔かいので、岩場などでも柔軟にフィットしてくれて非常に便利でした。

欠点としてはなかなか売っているのを見かけないこと。

現在は、普通の靴しか持ってないのでまた似たような靴が欲しいと思ってます。


・・・いかがでしたでしょうか。

セルフレスキューがある程度出来るようになれば、「一緒に来ている人が走ってくれるのを待とう」とか、「走る人がいないと走りに行かないよ」なんて言わずとも、自分のペースでクロカンの実稼働時間や経験値を貯めることが非常にカンタンに出来るようになる。

人それぞれの楽しみ方があるので、全ての人にこれを押し付けるわけではないのだが、僕はこんな方法で人より多く走り込みをしてきたし、ウインチングやセルフレスキューの経験値を積んできたと思っています。



ただ、今の四駆のクロカンのシーンでは、明らかに自走だけとか、自走中心の人が99%で、自分のように積極的に引っ張ろうだとか、「ハマるかも?」というところに臆せず突っ込んでいくタイプは(特に自分の周りでは)極めて少数派になると思っている。

先日も言ったとおり、ランクル60系・70系や80系、サファリなどという重量級のクロカン車はこれらレスキュー用品を大量に積んでの汎用的な(牽引を前提とした)クロカンが非常に得意だし、僕としてはその特徴を使わないのはもったいないと思っている。

また、JEEPやジムニーのように比較的軽量なクルマの場合も、ここまで重いウインチや牽引用具満載にしなくても、それら用品を厳選して載せておくことで、比較的安全な単独行が可能になると思っているし、

それらを載せておくことで、自走の幅や遊びの幅も飛躍的に増えていくと思っている。


■ハンドルロックも使えるようになっておこう

案外というか、クロカンの上級者でも牽引の方をさっぱりしない人は知らないことが多い技として、「ハンドルロックを使った牽引術」があります。

このハンドルロックの技は、単独行をする場合は必需となる技なのでぜひ知っておいてください。

まず、ハンドルロックとは、イグニッションキーを抜いた状態で、ハンドルが回らないようロックして盗難を防止するための機構の事です。

ですのでこの機構は全てのクルマについていて、これが壊れているクルマは車検で通らないはずですね。


単独行になると、クルマから降りて外からクルマを引くということが当然多くなるのですが、クルマを外で引く場合、何もしてないと勝手にハンドルがくるくる周り、タイヤの向きがあらぬ方向を向いてしまい、思わぬ方向にクルマが移動してしまうことがよくあります。

そこで、ハンドルロックの仕組みを使い、タイヤの向きを固定したいところに合わせた後でエンジンを切り、イグニッションキーを抜いてハンドルを左右に少しこじれば、「ガチッ」とロックが入り、それ以上ハンドルが回らなくなります。

先日はこの時にハンドルロックを使い、安全にクルマから降りています。



今回の場合、溝に落ちているタイヤが荷重がかかっていてもこれ以上、どちらかにハンドルが廻ってしまうということはないので、ぶっちゃけハンドルロックを使う必要はなかったのですが、

まぁ、牽引初心者がやっているということもありますし、基本に忠実なセルフレスキューを覚えましょうという初心者講習会の主旨にも合致している(笑)ということもあるので、安全策のため、ハンドルロックを使わせているって感じでしたね。




本当にハンドルロックが必要なのはこういう状況などですね。

これは、傾斜70度ほどで高低差が5m?ほどある斜面をチルホールで下ろしている画像ですが、

この場合などではチルで下ろしている最中にハンドルがあらぬ方向をむいてしまうことは非常によくあります。

ですので、チルダウンする前にエンジンを切って、キーを抜き、ハンドルがロックされていることを確認して、チルでゆっくり下ろしていくわけです。



これは余談ですが、クロカン初心者の中で、斜面の途中で止まってしまい、クルマから降りて地形を確認したりする場合に、エンジンをつけっぱなしでサイドブレーキだけの拘束力で平気でクルマから離れる人がいますが、

軽量級のクルマならいざ知らず、重量級のクルマでそれをしてしまうと非常に危険なので、面倒でも一旦エンジンを切り、クルマから離れるようにしたほうがいいと思います。

ただ、これが出来ないクルマもありますね。

SJ30など、キャブレター仕様のガソリンエンジン車などは、傾いている最中にエンジンを停めてしまうと、再始動できなかったり、なかなかエンジンが掛からない場合もあるので、そこは臨機応変に対応すればいいと思います。

(軽量車の場合、かなりの斜面で停止していてもサイドブレーキだけで十分停車出来ることもありますね)


■草食系四駆乗り?

自分らがクロカンを始めた頃は、クロカンという趣味が持つ開拓精神だったり、チャレンジャー精神みたいなものもあるのかもしれませんが、目がギラギラしている肉食系の四駆乗りがもっと多かったように思いますネ。

ですが、「マナーがなってない」とか、「飲酒運転など平気でしてしまう」というようなコンプライアンス(法令遵守)の問題、クロカンの現場での危険行為を平気でする、クロカンの現場で起こる事故の問題など、問題が全くなかったですよとか、昔がよかったネと言うつもりはサラサラないのですが、

なんか最近の若い子を見ていて、僕らが20代の頃、ギラギラしてクロカンをしていたあの”熱量”をあまり感じないんですよね。

まぁ、うちのJr.は母親の腹の中にいる当時からランクル60でクロカンの現場に連れ出しているのでちょっと違うのですが、



「これも競争させることを過度に控えさせてきたゆとり世代の弊害なんだろうか?」って思うことも最近は増えてきました。

クロカンなんて”失敗してナンボ”みたいなところもあるし、僕も随分とアレコレやらかしてきたし、そういう経験があるので今、やっとそこそこ使えるようになっていると思うので、もっと失敗を恐れず、たまには「単独でガンガン行ってくれる」ようになっていってもらいたいと思います。

Posted at 2012/10/16 12:32:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | クロカンテクニック | クルマ
2012年10月15日 イイね!

LCCO 走行会兼初心者講習会 その4

LCCO 走行会兼初心者講習会 その4

三叉ヒルクの下のJセクで遊んでいます。


これは午後の様子ですが、この広場を中心にLCCOの若手でまだクロカンをそれほどしたことがない初心者のための初心者講習が始まりました。

講師役?はキリスト様@元会長。


クラックマンが三叉の1つにアタックを始めたら・・・


Jr.が人の魅せ場を奪っています。





近寄ってみると、かなり派手に浮いてます。

正直まだ少し余裕がありますが、大事を取ってチルで自力レスキューします。

それにしてもブラザーがうっとうしい(笑

こういう場合、どの木をアンカーにするか?というのも脳みその使いどころですね。





ピントルフックから、シャーシとボディの間にトウロープを通してチル引きしてますが、こんな感じで転倒を抑える場合などは、高く頑丈なところに引っ掛けるとより転倒防止の効果は高くなります。

ちなみに、アンカーの木をかなり高い処に取ろうとしてたので、斜面のすぐ上に生えている比較的頑丈な木をアンカーにさせました。

もうひとつちなみにですが、今回はリアタイヤが地面に接地するまでチル引きしてクルマを自走で後退させましたが、

チルでほんの少しだけテンションをかけた状態なら、もう絶対転倒しないハズなので自走で動いてもOKです。

こういう処で経験値の差が出てきますね。(この時は敢えて何も言いませんでしたが)



「チル引きなんて軽いぞ~」ということをクロカン初心者の面々にアピールし(嘘つけ)、引き続き初心者講習会が始まりました。






本日は通算でも10分程度しかハンドルを握ってませんので、貴重な動画です(笑)。

スワンパーの威力と腕にものを言わせ(うそうそ)、アイドリングで楽々通過。

その後を、今はもう滅多に見ることがない750のジープサービスを履いたBJ74Vで攻めるI井さん。







今日はグリップも良いってこともあり、アイドリングで楽々通過。
(本日の私のクロカンはこれにて終了しました♪)

その後をI井先生も付いて来られました。


こちらの40は走る前にスペアタイヤと純正のフロントバンパーを外してます。


うむ、いい判断ですね(w

3点接地になると、つい焦ってしまうことがあるみたいですが、「3点接地の方がグリップ力を発揮させやすいんだ」ということを知っておけば、積極的にあの体勢を活用しようって考え方も身についてくることでしょう。

あと、タイヤの回転を抑えただけでグリップが回復することもあるので、「タイヤが空転してるな」と思ったら、一度アクセルを抜いて、タイヤの回転を抑え、グリップ力が回復するか試してみるといいでしょう。




さきほど、僕のクルマでクローリングで通過した沼地?で苦戦するPZJ77V。

見にくいかもしれませんが、左側のフロントタイヤとリアタイヤの間にちょっとしたコブがあります。

こんな地形を走る場合は、まず高い処から滑り落ちる慣性を使って前進するという技もありますね。

(結構、知らぬ間に使っている人も大勢おられます)


ここで、iPhoneのバッテリーが切れちゃったので動画は終了です。


このあと、モンスターV字の方へ抜けて終了・・って感じだったのですが、なんと講師役のキリスト様が先に降りてしまったので、あとに残されたのはクロカン初心者の面々と僕だけ(汗

僕の場合、教えるのが苦手ってのもありますし、「右だ」の「左だ」のと指示出すようなクロカンはしたくないので、

モーグルなどで通過出来なかったりする場合は、クルマから降りて自分の目で地形を確かめ、「どうすればこのポイントを通過出来るか?」ということを自分の頭で考えてもらうようにしてました。


ま、ここでいくつか気になった点があったので、列挙しておきます。

1.クロカン時には面倒でもシートベルトを必ず締めよう

2.転倒しそうになっても絶対クルマから手を出すな!

3.クルマから離れる場合、(特にランクルなどの重量車は)エンジンを切り、ギアを入れ、サイドブレーキもしっかり引いたのを確認してクルマから離れるようにしよう
(エンジンかけたまま坂の途中でクルマを降りてビックリ)


あと、さきほどJr.がJセクの溝で派手にリアタイヤを浮かしている場合など、ハンドルが切れたらマズいぞって場合は、キーを抜いてハンドルロックをしてしまうという手が非常に有効です。

(だからクルマから離れる時”絶対鍵をなくすなよ~”と言っていた)


この”ハンドルロック”の技もクロカン時に坂の途中でクルマから離れる時や、チル引きしている最中に、クルマのタイヤの向きが変わってもらいたくない場合などに使えます。

覚えておいてくださいね。



Posted at 2012/10/15 19:59:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行記録 | 日記
2012年10月15日 イイね!

LCCO 走行会兼初心者講習会 その3

LCCO 走行会兼初心者講習会 その3引き続き、走行レポートです。

Jr.が「林間コースに降りてもいい?」というので、僕が歩いて林間コースのバケツの方に降りていたら、その後を何も知らないH田親分がついてきてしまいました(笑)




Jr.が続いて降りてきます。



林間コースのHモーグルを登ろうとしているJr.


前回、僕がアタックしたときは完全にウェットだったので苦戦して木に張り付いてしまいましたが、今日はグリップが良いのでラクにクリア出来るハズなのだが・・



・・・結局、前回僕がやってしまったのと全く同じことをしでかしてしまいました(汗)




う~~ん、二重三重でかなりやらかしてますが、まず牽引するときのタイヤの向きがダメですね。

木からクルマを引き離したいハズなのに、タイヤがほぼ真正面に向いているってのがよくわかりません。

牽引方向が向かって右側なのに、駆動力で真正面に登らせようとしているので、さらに木がクルマに張り付いて被害を大きくさせようとしています(大汗)


こちらは先日の僕のウインチングの動画ですが、違いがよくわかると思います。





自走での”揺り返し”も、牽引での”揺り返し”も基本的には全く同じです。

ついでに登りきったときにも木に当たる処で止まってしまっていますが、これもちょっとダメですねぇ。

これも僕がやっていた動画と見比べてみたらわかりますが、僕がやったときはもう少し左にクルマを向けて停めているのがわかると思います。

当然そうなると牽引方向からするとちょっと横にそれるわけだが、この時のように再発進するとき失敗して後ろに下がるとちとマズい場所などでは、少しでも安全マージンをとっておくために、

なるべく斜面に対して真上に向けてクルマを停めておこうとか、なるべくウインチの力が使えるときに前進させておこうとか、溝をあらかじめ又越しておこう、などということはしておくべきだと思いますね。





・・・で、結局やっぱり止まった位置が悪かったため、再発進が上手くいかず当初苦戦してます。

そうこうしてたら、怪しいジープ海苔がやってきました(笑)。




Posted at 2012/10/15 05:38:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行記録 | クルマ
2012年10月15日 イイね!

LCCO 走行会兼初心者講習会 その2

LCCO 走行会兼初心者講習会 その2え~~、では走行会のレポートを始めます。

まぁ、レポートと言っても自分自身はほとんど走ってないので、Jr.や他の方々が走っていたレポートとなります。


今日は、Jr.がバイトだということで正直行く気は無かったのですが、サボった?とかなんとかで行く気満々だったので、急遽、スワンパーに履き替えてスポーツランド岡山に向かうことにしました。


現地に着くと、ビッグラン岡山さんとこの走行会と被っていたので既に数台の方々が僕ら以外にもおられました。

LCCOですが厳密にいうと今僕は所属してませんが、古くからの仲間が多くいますし、古くからのメンバーの中にはクロカンを現役で続けている人もいるので、こうやってたまに遊んでいるってわけです。

今日来ていた中では、キリスト様@元会長や、BJ74VのI井君が一番古く、かれこれ15年以上の付き合いになるのかな?

今回は他にも多くの方がおられたので、合計20台弱は集まったかな?

そうなると、なかなか走りに行くのも遅くなるので、さっさとJr.と一緒に走りに出ることにしました。



レの字溝を下るJr.。



Bセク



二股ヒルク



モーグル地帯



CセクからDセクのヒルクライムにかけて



Eセクのモーグル



Fセクから三段岩にかけて



Jセクの溝で遊ぶJr.。







モンスターV字


LCCOではないですが、彼とも古くから付き合いのあるK林さん@JA11。

以前、アイアンバールカップで会長とバディを組んでいた人ですね。

その後、けぇーた君@HJ61Vは軽くクリア。

それにしても、花柄がなんとも似合うH田親分のP幌(笑)



モンスターV字の上のMセク。



モンスターV字。


今日はグリップが良いってこともあり、タイヤサイズが大きいランクルだとかなり余裕があります。

特にロング車は結構ラクに押してくれるので、抜けれるラインが多くありますね。

元会長は僕とは違い、懇切丁寧に指導してますね(笑)。




ライン取りは、適当に何度も当ててもあまり意味がありません。

僕の場合は、2~3センチくらいで細かいラインを狙って走ることをオススメしてますが、大雑把な走りだと再現性がないので結局は何度走っても全く腕が磨かれないってことがよくあるからです。




新人君の中では唯一の1HZ搭載車(HZJ73V)。

重量車では、まずクロカンの練習をするのであれば、エンジンを粘らせることから始めてみればいい。

というのも、これは特に初心者によく見られることなのだが、必要以上にアクセルを踏んでしまい、タイヤが余計に空転させることでトラクションを逃がしていたり、

この動画でもあるように、不必要にクルマが暴れてしまうことで本来狙ったラインから外れてしまうことがあるからだ。

ですのでその練習は、平地で行なっておくのがいいだろう(Jr.もそれから始めさせた)。




こちらは経験豊富なみやきちさん@HZJ73の走り。

同じ地形を這って登ってますが、比較してみたらよくわかると思うが、クルマの挙動が全く違いますね。



Posted at 2012/10/15 04:37:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 走行記録 | クルマ
2012年10月14日 イイね!

LCCO 走行会兼初心者講習会

LCCO 走行会兼初心者講習会今日はスポーツランド岡山にLCCO(ランクル岡山)から20台ほど、それからビッグラン岡山の走行会で20台ほど、その他のクラブ?などから十数台、計60台ほど集まっておりました。

(全体写真は撮り忘れた♪)

ということで、以前、ランクルばっかり90台近く集まったのと比べるとちょっと少なかったかもしれませんが、結構多くの台数があつまり、ちょっとした運動会的な日となりました。

今、YouTubeに動画をアップしているのですが、随分時間がかかりそうなので、また正式な走行レポートは後ほどアップしたいと思います。

まず、おかしな青色のツナギを着た、ヘンな二人組ですが・・・



・・・う~む~。。。

ノーコメントで・・・(大汗)
Posted at 2012/10/14 20:22:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 走行記録 | クルマ

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「また、いいの入れましたな(^ω^)

何シテル?   06/05 08:56
かじはら(父)です。 1993年頃からランクルでクロカンするようになり、3年ほど休んでましたがまたPZJ70幌でクロカンを再開させました。 息子(♂...
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