
先日ふと昔のこと思い出しました。
最初に勤めた会社では横田や横須賀にある米軍基地に仕事でいったことがあります。
横田は基地内ちょっと車走らせると滑走路に出てしまって焦ったり、
基地のゲートにいる警備の人はゴルゴ13で有名なM16ライフル担いで、腰にはカバー無しで拳銃ぶら下げて普通に武器を目にして、あー治外法権なんだなと感じました、
ここには沖縄同様米軍機で運ばれてくる物資や兵隊がたくさんいる。
日本の税関もイミグレーションも関係ない。
問題起こせばすぐに本国に送還させられるし、日本の法は彼らには関係ない。アメリカ軍は99.5%のアドレナリン爆発タイプの兵隊連中と、それをコントロールする頭のいい上級幹部0.5%でできている。
横須賀基地内に入るとそこはまんまアメリカの風景、
ちょっと海に向かえば原潜やら戦艦やらたくさんあるし、
基地内から電話かけるには、わざわざ国番号入れないと日本なのに日本国内には電話できずに焦ったりと日本ではありません。これは横田でも同じでした。
宿舎は広く割当られた家の広さは日本の広めの家の少なくとも倍から3倍はあると思う。トイレの便器さえアメリカのもの使ってるし、日本を感じさせない。
ピザをごちそうになったが、大きさといい作りといい日本のビザとは別物。コンビニも基地内にはあるが、当時US国内と同じモザイク無しのプレイボーイが売っていてびっくりしたり、マクドナルドも基地内にあったが日本とは別物で、アメリカで見かける雰囲気そのまんまのぶっきら棒なフィリピン人?のマック店員だったり、US$で基地内は買い物できた記憶がある。
とにかく基地内に入れば日本らしさはどこにも感じない。
こんなアメリカの雰囲気をここ日本でもつくりあげてしまうところが並でなくすごいし怖いと思う。
同じように東京赤坂にはアメリ大使館があり、目と鼻の先に広大な彼らの宿舎がある。入ったことがあるが、広々としたプールはあるし、テニスコートもありよく遊んでるの目にした。環境もいいし、何せ宿舎の土地が広くここが日本?と疑いたくなる。やはりアメリカに作り直された場所だった。
赤坂御所の半分くらいある赤坂宿舎の土地に、アメリカンな広大な宿舎を建てて住んでいる感じ。なぜ自分がそんな場所に行っていたかと言うと、米軍基地に行っていた時期はある特定機器の関係で出入りしていたし、2社目に勤めていたアメリカ企業では部長が住む場所が、会社が用意した外人アパートと称される麻布・赤坂・青山・六本木の広大な外人向けマンションや一戸建てに彼は住まず、大使館職員が住む赤坂宿舎に家族と住んでいた。
いくら会社が大使館と仲が良くても、アメリカ企業だからといってもアメリカの一民間人が簡単に住める場所ではない。
未だに何故住めたのか、どんなコネ?があったか謎である。
でもアメリカ政府の上の方に何らかのコネがあれば可能なのも解る気がする。
不思議と言えば本国からの来賓者(自社の凄い偉い人や、他社海外法人のお客様)は、大抵その会社が持つプライベートジェットで当時成田に着いて、帰国まで空港に駐機し空港の一部を間借りする。いまだと羽田になるのかな?その駐機料は一晩で数千万円と家が買えるくらいだと聞いた。航空燃料もガソリンとは比べ物にならないくらい値段も高い、両翼の中が燃料タンクになっていて満タンになるまでいれるらしいがその金額もそれぞれ自前で払らうとのこと。
やはりアメリカや欧州の一般会社でも偉い人は、待遇は考えられないくらい手厚いし、会社の金の使い方も計り知れない。一般の会社員では考えられないことだらけでした。
Posted at 2022/04/12 02:47:22 | |
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