サブエンジン、点検＆オーバーホール

1500kmほど走らせて降ろしてあった158。暇なので腰上でも点検しようかな。なんて開けてみることに。
とりあえず駆動系はずします。

オイルは抜く必要無かったのですが、深刻な問題が発生してる事が発覚しました…
クランクのオイルシールから油漏れしてます。シールが痛むってのもあるにはあると思いますが、新品組んで1500kmではありえません。あーあとか思いつつクランクを上下左右にテンションかけて動かしてみたところコキコキ動いちゃいました。クランクシャフト振ってますよこれ。
前に2回ほどベルト切れした履歴のあるクランクをそのまま組んじゃったのが災いしてますね。
交換です。

ヘッドガスケットも若干漏れがあります。
あまりコストかけたくなくて純正スタッドボルトですが剛性不足なのかな？メインは距離走ってるけどこうなりません。

燃焼室は問題なさそう。セッティングも決まってる感じですね。どうりで速いわけです。

ピストンヘッドと問題無し。濃いめな見た目ですがこんなもんですね。

ピストンサイドも傷など無し。
もったいないなー。やはり機械物は正直ですね。ダメなもんはダメなんですよ。手を抜いたりコストかけないと問題が起きます。

問題のクランク軸受け。ケース側には問題なさそうですね。

はい、コレが問題のクランクです。大端部の芯がずれる事で偏心してベアリングが動いちゃってるのでしょうか？変なアタリが付いちゃってます。もう少し使ってたらケースもダメになったかも？

今回開けようと思った理由が「アイドリング時のゴトゴト音」でした。と言ってもそこまで酷くもなく、回すとわからないレベルだったのでてっきり駆動系の何かかな？くらいに思ってたのが大間違いでした。
部品はストックあるのでまた直しますー