ロールス・ロイスを見て思うこと

友人のファントムを預かりじっくり見る機会があったので思ったことを少々。

とにかくでかい、普通の車の1.5倍の保管場所が必要。


F430が小さく見えます。

ラジエタ上のお嬢さん(The Sprit of Ecstasy)も素晴らしい作りです。
ドアをロックするとラジエタグリルの中に隠れます。


ダッシュの前面はウッドパネルに覆われている。


しかも全てのウッドパネルが分厚く、象嵌が施されている。


木工芸術品と言ってよい作りのテーブル。
美しくクロームメッキされたステーにより保持される。


ボディ側面のコーチラインは職人がフリーハンドで描くとのこと、
ブレたり曲がったりしないのが不思議。ぶつけて再塗装なんてことになったら・・・
ちなみにホイール中央のRRロゴは走行中も常に真上を向いたまま動かない。


どこを見ても触ってもコストを惜しまず造られているのが分かる。
アルミ製の車枠と車体により軽量化も図られているが、空車状態で２６００ｋｇ超なのも納得。

運転してみると、
その名の通り音もなく空中を漂うように走ります。
長いエンジンフードが目前に広がりヨットを操っているような感覚。

悲しいかなおいらの生活圏には乗って行く場所がありません。