技能教習　１段階 ６回目

今回はAT教習ということでスクーターでの教習です。
クラッチないし、苦手な半クラッチはしなくて済む上にエンストの心配もナシ。
ということは転倒の危険性も激減する。

そんな感じでどこかレクリエーション程度に思ってましたが、ふと気づいたんです。
全教習でAT教習は今回のみ。
急にスイッチが入って真剣モードになりました。

まずは125ccのスクーターから始めます。
そういえばスクーターなんて乗ったの25年ぶりくらいかも。
あの頃は50ccのDioだったなぁ。
教習車は仕方ないんだろうけど、ボロい。
エンジンかけてもすぐに止まってしまうほどボロい。

まずはバイクコースを周回して一本橋へ。
初回は渡りきれたものの難しい。
普段ニーグリップなんてロクにできてなかったはずなのに、
バランスを崩すと自然と脚で何かを挟もうとする。
そこにはタンクがあったはず。そうMT車ならね。

遠心クラッチなので微速での調節が難しい。
軽く回し続けながらリアブレーキで調節しようとするけど、なんかうまくいかない。
スロットル開けてもエンジンの回転と速度が上がるのはワンテンポ遅れてから。
この感覚は昔に何度か代車とかで乗った古い軽自動車のATに似ている。
踏み始めからリニアに速度がついてくる軽ってホント少なかったんですよ。

後半はさらに教習車はシルバーウイングに変わる。
250ccかと思ってたら400ccらしい。
もう、取り回しからして大変。横幅があるもんだから押しにくいし、
少しでも向こう側へ倒せば転倒は不可避なほど重い。

本コースの外周をひたすら走るよう言われたけど、
初回であろう4輪の後ろでずっと時速10ｋｍの低速走行訓練。
やっと前が開けたので速度を上げての巡航に移ると、やっぱりサイズのせいか安定してる。

ところが・・・　バイクコースに戻って一本橋を試すと大苦戦。
ほぼ渡りきることはできなかった。
まず、まっすぐアプローチできないし、前輪が見えないので幅30cmに対して
どの位置にいて、どっちの方向へ向かってるのかもわかりづらい。
いや、わかるんだろうけど見えないものに対して不安しかないのである。

教習の終わる頃、しみじみと思いました。
本来なら小型二輪でAT限定の免許を取得する予定だったはず。
そしたらこんなマシンで教習や卒検を受けることになるのかと思うとゾっとする。
ましてや普通二輪のAT限定なんてもってのほか。
BMWのC400GTなんて僕にはムリだったんですよ きっと。

明日からまたCB400SF-Kでの教習がんばります！！