かっちぃのブログ一覧

すでに入金手続きが完了してたＡｇｆａのカメラ
”ＣＬＡＣＫ”が不意に届きました。
早速箱から取り出してみるとコロンとした本体から
丸いレンズ筒がニョッキリ生えてる感じ。
写真で見たらレンズ周りのリングは白かと思ってたんですが
実物はフィルムの送りダイヤルもシルバーでした。
それにしてもなんという存在感なんでしょう！
しかしながら威圧感は皆無で和みや癒しの境地です。

５０年以上前のカメラなのに現代に生きる僕にとってはとても新鮮に感じます。
本体底面にあるロックダイヤルを９０°回すと本体の周囲全てが
天面とレンズだけを残して下にスライドしますので、
そのまま引き下げるとＣＬＡＣＫの内部構造がわかります。
本体内のほぼ全てが空洞（爆）
その左右にブローニーフィルムと呼ばれる１２０フィルムを収納するスペースと
巻き取りダイヤルの下である本体左側にスプールがあります。
早速ＨＯＬＧＡ用にストックしてたフィルムを出してきて装填してみましたが
あまりにも単純すぎて本当に合っているのかどうか疑わしいほどｗ

もちろんフラッシュも外部ストロボも使えないので今日は何も撮影できませんでしたが
夕方からの夜勤中も気になって仕方がありませんｗ
帰宅してからもネットでＡｇｆａについて色々と調べてたりしました。
元は染料のメーカーで合併や倒産を経て現在ではかなりカメラやフィルム事業は
縮小や別企業へ委託されてるようですが、探せば色々と出てきます。

そういえば今回のＣＬＡＣＫ購入にあたって職場の技師さんに話したら
さすがによくご存じのようで
『かっちぃさん、そのカメラは飾っておくだけでも価値がありますよ！』
と言われました。
もちろん車だって走らせてナンボなんでカメラだって独自の写りがあればこそ価値のあるもの。
ところがそう言われてみるとデザインだけでも僕には物欲を抑えきる自信がありません。

車（ＢＭＷ）だけでなく改めてドイツの工業製品に惚れ直すのでした。