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元々クリップしていたのをMP3Gainで一括処理して5dBほど下げただけですが、本当に音がクリアになりました。

話がカーオーディオから離れますが、世の中の携帯オーディオはウォークマン派とipod派とに別れ、音質重視のσ(^^)はウォークマン。
かつてカセットテープ式ウォークマンも相当使いましたが、今はどう考えてもシリコンオーディオ、つまりメモリーウォークマンが軽くて便利で高音質。
しかしこのメモリー音源にも紆余曲折があり、今でこそ４ギガ８ギガ当り前のシリコンメモリーも、σ(^^)が最初に手に入れた頃のメモリーウォークマンは512MBが標準メモリ量。
64kbpsのATRACで記録してもＣＤ20枚がやっと入るくらいでした。
当時、mp3も既に実用になってましたが同程度の音質を得ようとすると128kbpsとなり、倍の容量を食うということは録音時間は半分となり、どうあがいてもATRAC有利。
そんなわけで、それ以来音量レベルの調節ができない重大欠陥つきATRACでセッセとＣＤをＣＰに取り込み、音量レベルの低いＣＤは一旦mp3で取り込んでMP3Gainで音量ＵＰした後、ATRAC形式に変換したりしてたわけです。

横道が長くなりましたが、A160のときはカセットアダプタ＋ウォークマンで、ATRACオーディオで聴いてて問題なかったのですが、A170に乗り換えてATRACをmp3に切り替えざるを得なくなり、長年引きずってきていたゲインオーバーが実害として露見したわけ。


画像はMP3Gainの画面で、文字が赤くなってるファイルがクリップ（音量オーバー）してると診断されたファイル。
音量が95dBのときは他のファイルも真っ赤でしたが、90dBに下げてずいぶん減りました。
それとMP3Gainは音量のノーマライズ（一定化）もしてくれます。