![プジョーの優しさ 〜 締めてますか? プジョーの優しさ 〜 締めてますか?](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/044/111/258/44111258/p1m.jpg?ct=73565f4aa8a8)
県外への移動自粛も解除されてホッと一息な状況ですが,家でおとなしくしている間に気づいたことがありました.
せっかくの空いた時間,愛車の取扱説明書を今一度と読み返してみたのですが(今さら?),そんな作業の中でふと気になったのが,今回取り上げるシートベルト警告灯です.
【もうひとつの警告灯】
信号待ちなどで前のクルマを観察していると,たまに後部座席で子供が自由に動き回っている光景に遭遇します.
で,そのまま走り始める....
うーん,全席でのシートベルト着用が義務付けられているというのに,運転者はいったい何を考えているのでしょうね.
こんな状況を少しでもなくすためのシートベルト警告灯ですが,
例えば,日本の車両審査の事務規定では,
「…座席ベルトが装着されていない場合にその旨を運転席の運転者に警報するものでなければならない」
とあり,警報の対象は運転者とされています.
これは,ドライバがクルマの運行に全責任を持つことを考えれば,当然でしょう.
しかしプジョーの場合,この警告灯がメータパネル内と,室内バックミラー基部の二か所に付いているのです.
電球一つでも削ってコスト削減に励みそうな自動車メーカが,どうしてこんな冗長とも思えることをしているのでしょう?
メータパネル内の警告灯はドライバを対象としたものですが,当のドライバの安全意識が低ければ何の意味もありません.
では,頭上のもうひとつは誰に向けたもの?
その場所,デザインから見ても,これが各座席の同乗者ひとりひとりに宛てたものであることは明白です.
「クルマに乗る身は,運転手任せにせず,自分でも守るんですよ」
「ほらあなた,シートベルトは大丈夫ですよね」
決して押しつけがましくなく,でも明確なメッセージが聞こえてくるようです.
たとえコストがかかろうとも,クルマに乗ったすべてのユーザの安全が最優先
そんなプジョーの優しさが感じられました.
ラテン車というと機能より意匠優先というイメージもありますが,このようなユーザファーストな思想は,より多くのメーカに取り入れていただきたいものです.
冒頭にあげたような事態が,少しでもなくなりますように.
今回は,神奈川県高座郡寒川町に鎮座する,相模國一之宮,寒川神社とのコラボでお送りしました.
この
神社のウエブサイト,凝った作りで一見の価値があります.
最近の神様はIT技術にも精通しなくてはならず,大変ですね.
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Posted at
2020/06/21 06:29:30