
都会を中心に、市民の生活水準が向上した中国では、2022年の北京冬季五輪開催決定もあり、ウインタースポーツへの注目が高まっている。スキー愛好者も急速に増えているようだ。中国メディア・今日頭条は14日「どうして冬は日本へスキーしに行くべきなのか」とする記事を掲載した。
記事は「冬になると、雪という文字を見かけるようになる。スキーの季節が来たと思うと、なんだか気持ちが高ぶってくる。都会の喧騒やひどい天気から逃げ出し、雪の上を自由に駈ければ、自分が神聖な大自然と融合した気分になれる。これが実にくせになるのだ」と説明。
そのうえで、「中国国内にも雪深い場所があるにも関わらず、日本にスキーをしに行くべきなのはどうしてか。それは、スキー場の良し悪しを決める雪質が優れているからだ。日本のスキー場がある地域では毎日のように、パウダースノーが降るのである」とした。
また、雪質が優れている以外にも、多様な地形により多種多彩なコースを楽しむことができる点、スキーを楽しむほかにもおいしい食べ物に舌鼓を打つことができる点、日本の文化や礼儀正しさ、サービスを味わう事ができる点、スキー場が様々なイベントを開催してスキーの旅をより楽しいものにしてくれる点を、日本に行ってスキーをすべき理由として挙げている。
そして記事は、北海道以外にも素晴らしいスキー場がたくさんあるとして、苗場、湯沢、磐梯、猪苗代、軽井沢、安比高原、白馬、志賀高原といった名所のスキー場とその特徴を紹介した。
記事を読んだ中国のネットユーザーからは「どうして北海道について触れないのだ」との意見が出た。これに対して別のユーザーは「北海道は雪の量、質ともに新潟や長野といった場所に及ばないのだ。特殊な地理的環境により、日本の東北地域は北海道よりも緯度が低いにもかかわらず、雪の量が多いのだ。日本の冬と言えば北海道ばかりを連想してはいけない。東北地方もあるのだ」と回答している。
また、「行かない。だって、行ったらくせになっちゃうもん」というユーザーも。確かに、スキー場に広がる雪山の美しい風景、滑ったときの風を切る感じ、滑り終わった後の心地よい疲労感、そしてスキー後の体を癒やす、温泉やお酒、食べ物・・・くせになって、止められなくなる要素がたくさん有るのだ。(編集担当:今関忠馬) サーチナ 2017-11-19 15:12
Posted at 2017/11/20 12:28:32 | |
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