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胡説八道のブログ一覧

2010年01月15日 イイね!

タイヤディフレクター考察

先日、タイヤディフレクターを取り付けたヒトは増えたけど、燃費がよくなったヒトの話はあんまり聞かない、って書きましたが、じゃなんで僕のクルマは燃費がよくなったのかを考えてみました。

まずはこちらの図をご覧下さい。




ヒドい図ですがタイヤと車体の模式図です。クルマは左がら右へ進んでいると思って下さい。
クルマが動いていますから、タイヤは赤矢印の方向へ回転しています。すると、タイヤの周りの空気もつられて動きます。
一方、相対的に進行方向から空気が向かってきます。それが青矢印で表されています。
青矢印と赤矢印がぶつかるところ、ここでは考えたくもないような乱流が発生しているはずです。ついでにここは空気の圧力が高くなっています(車体を持ち上げる方向に力が働きます)。



さてここでタイヤディフレクターを装着してみましょう。




タイヤディフレクターを装着することにより、進行方向から流れてくる空気は少し方向を変えられ、赤矢印と青矢印のぶつかり具合はディフレクターがないときほどヒドくはなくなります。
しかし、それでもタイヤに引きずられて動いている空気はありますね。ですからタイヤの上側から前側あたりでは空気の圧力は高くなっているはずです。


ではここで、僕のクルマについているもう一つのアイテムを装着させてみましょう。



僕のクルマには(付けているヒトはあんまりおりませんが)マッドフラップが付いています。
これがあることによって、後側からタイヤに引きずられて動いてくる空気の流れを止めてしまうことができます。

これによってタイヤハウス内の空気の圧力が高くならないのではないでしょうか? すると車体を持ち上げる方向の力は弱くなり、効率的にエンジンで発生させた力を地面に伝える事ができるので、結果として燃費がよくなるのではないかと思われます。


……ということで、どなたかディフレクターと共にマッドフラップ取り付けて確認していただけないでしょうか? ww

Posted at 2010/01/15 23:38:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマの技術の話 | 日記
2010年01月11日 イイね!

ほほぉ、これは…… ( ̄ー ̄)ニヤリ

ほほぉ、これは…… ( ̄ー ̄)ニヤリ僕が自分のアクセラにタイヤディフレクターを取り付けて、2 年が経ちました。

それ以後、みんカラでも何名もの方がディフレクターを装着なされたようです。が、燃費向上につながったという話はあんまり聞きませんね。


僕はあの後も燃費向上を求め、いろいろなクルマのいろいろな部分に注目しているんですけど(って書くとカッコいいですが、実際何やってるのかと言えば『あちこちの駐車場で見かけたクルマのタイヤ周りとかフロア下を覗き込んでる』という、まかり間違えば制服を着た国家権力の代表者に呼びかけられてしまいそうなことが主だったり ww)、最近こんなトコロに気がつきました、というのがご覧の写真です。


お分かりでしょうか、少し見え辛い部分もありますが、なんとディフレクターが三連装されてます。



このクルマは某日本の象徴を社名に掲げているメーカーの、売り上げの中核をなしている車種です(申し訳ないですが現行型か先代かがよく分からない ww)

これは次につながるいいヒント♪

六連星に感謝しましょう ww


Posted at 2010/01/11 22:25:00 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマの技術の話 | 日記
2009年06月14日 イイね!

燃費と空力の話

先週日曜の CARVIEW のニュースに、新型プリウスで 1600 km 無給油走破にチャレンジするという記事がありまして、結果を楽しみにしていたんですけどいつまで経っても続きが出てこない。おかしいなぁ、と思っていたら、同時にチャレンジしていた二代目プリウスの空力的チューンナップ車「aero prius YURA STYLE」の製作者、由良拓也氏のブログに結果が出てました。



えーっと、結果書いていいのかな? 

新型の結果はここに、YURA STYLE の結果は、こちらにあります。



……ということで、本気で空力を突き詰めればこうなるっていう事を見せて戴けたワケです。
まぁ前にも書いたんですけど(これとかこれ)、費用対効果を考えるとおいそれと手を出す気にはなれませんけどね。


もう一つ気になる事がありまして。

新型プリウスの 10・15 モード燃費は(1.8L で)38.0 km/L(その他のグレードでは 35.5 km/L)、二代目プリウスでの 10・15 モード燃費は(1.5S で)35.5 km/L(1.5G で 33.0 km/L、ツーリングセレクションで 30.0 km/L)です。それぞれの数字の違いはエンジンやハイブリッドシステムによるものではなく、あちこちについている空力的付加物の差のようです。

で、今回の 1600 km 無給油チャレンジで最終的に出た燃費は、新型で 33.1 km/L、YURA STYLE で 34.5 km/L なんだそうです。

プリウスは高速道路での走行は燃費的には得意ではないそうですけど(70 km/h を越すとエンジンが回りっぱなしになるかららしい)、空力の専門家が本気で取り組んでも 10・15 モードを越える事ができないというふうに見る事もできますよね……。

ちなみにこのチャレンジ後、燃費を気にしないで帰ってきたときの数字は 28.8 km/L だそうです。
この数字でもじゅうぶん凄いっちゃ凄いんですけど、このクルマはどんだけ 10・15 モードに標準を合わせて開発してるんだっていう。





それ考えるとアクセラを費用を無視して空力的にチューンナップしてやったらどうなるのか、ものすごく気になってしまいました www

絶対しないけどね。


Posted at 2009/06/14 21:20:39 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマの技術の話 | 日記
2009年04月10日 イイね!

日産はエコ戦略にターボを持ってくるそうです

こちらの記事によりますと、日産は "ダウンサイジング" と呼ばれる、小型エンジンに過給器(ターボ)を取り付けて小型ながら高出力を出し、同出力の大型 NA エンジンより燃費向上・CO2 削減をめざす戦略に則った計画を立てているそうです。



ここで違和感を感じる方も多いと思われます。




『ターボ積んだエンジンって燃費悪いんじゃないの?』

って思いますよね。僕も最初そう思いました。

ターボエンジンって理論的には、「排ガスでタービンを回して吸気を圧縮し、より多くの混合気を取り込む」という、捨てていたエネルギーを利用するシステムなので、自然吸気エンジンより効率がいいはずなんです。じゃあどうして「燃費が悪い」という印象があるのかといえば、多くの混合気を取り込んで燃焼させる結果、エンジン内部が高温になり、そこへ多量の混合気が入ってくるので異常燃焼(ノッキング)が起きがちになる、それを防ぐためにワザと混合気中のガソリン量を増やし、ガソリンの気化熱でエンジンを冷やす、という方式をとっていたからなのだそうな。



それが、最近は筒内直接噴射エンジンが実用化されたことで、吸気されるのは混合気ではなくて空気になり、そこへにガソリンを制御した状態で噴射してやることで、エンジン内部の温度を必要以上に上げること無くエンジンを回すことができるようになったそうです。
また、ターボチャージャー自体も進化しており、2,000 rpm くらいの低回転域から加給できるようになって実用性も上がっているらしい。

これら、およびそれ以外にも様々ある技術の進歩によって、『ターボは燃費が悪い』という印象はもはや昔の事になりつつあるようです。
すると、同排気量の自然吸気エンジンよりも高出力、同出力の自然吸気エンジンよりも排出ガスが少ない、というメリットが前面に出てきて、エコ戦略に乗るようになってくる、という流れです。欧州ではこの流れ(とディーゼルエンジン)がエコ戦略の主流だそうで、ハイブリッドカーが主流の日本とはかなり異なった様相を示しているんだそうですよ。ハイブリッドカーを実用化するのが難しかっただけかもしれませんけどね www


ということで、今更ながらターボについて調べてみたのでメモ書き代わりにここに記しておきます。


Posted at 2009/04/10 22:47:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマの技術の話 | 日記
2009年01月07日 イイね!

久々空力の話

久々空力の話いよいよ今週末に迫った東京オートサロン 2009

毎年いろいろなカスタマイズドカーが展示され、ヒトによってはある意味モーターショーより注目してるなんて事もあるのではないでしょうか?

さて写真は今年のオートサロン出展予定のホンダスポーツモデューロ S2000 コンセプトのフロントフェンダー辺りです。

なんだか無理矢理な造形のように見えますが、これ、最近の流行りの空力対策なんですよ。


今度出されるマツダのアクセラや一足先にデビューしているアテンザ、更には先頃ものすごい大評判の中発売開始されたトヨタ iQ でも見て取る事ができるのですが、フロントフェンダーのタイヤハウスより前の部分がなるべく平らになるように造形されています。この部分が平らであると、そこを流れる空気が整流されて、フロントタイヤでかき回される空気の乱れを抑える事ができるんだそうです。

フロント周りは空気が最初に車体にぶつかるところだし、この部分を整流すると空力にかなり利くそうです。また、タイヤはものすごい勢いで回ってますからボディの他の部分よりも空力対策に対する効果が出ますし、手を加えるにはとても理にかなった部分です。



……って書くと

『じゃあ胡説は自分のアクセラのこの部分に手を加えるつもりなんだな』

というツッコミがくるであろう事は容易に想像できます。けど、多分やりません www




だって、


変に手を加えるとせっかくのアクセラのシルエットが台無しになりそうなんですもの。



まぁそんなワケで、週末にオートサロンに行かれる皆様、楽しいレポをお待ちしてまーす www



Posted at 2009/01/07 19:42:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマの技術の話 | 日記

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「@あちゃパパ さん これ、セダンですよね?」
何シテル?   04/26 05:43
ビンボー暇なしな生活を送っております。メジャーとマイナーの二者択一があると、なぜかほとんどマイナーを引くという習性を持つワタクシですが、よろしくお願いします。 ...
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