先日、
タイヤディフレクターを取り付けたヒトは増えたけど、燃費がよくなったヒトの話はあんまり聞かない、って書きましたが、じゃなんで僕のクルマは燃費がよくなったのかを考えてみました。
まずはこちらの図をご覧下さい。
ヒドい図ですがタイヤと車体の模式図です。クルマは左がら右へ進んでいると思って下さい。
クルマが動いていますから、タイヤは赤矢印の方向へ回転しています。すると、タイヤの周りの空気もつられて動きます。
一方、相対的に進行方向から空気が向かってきます。それが青矢印で表されています。
青矢印と赤矢印がぶつかるところ、ここでは考えたくもないような乱流が発生しているはずです。ついでにここは空気の圧力が高くなっています(車体を持ち上げる方向に力が働きます)。
さてここでタイヤディフレクターを装着してみましょう。
タイヤディフレクターを装着することにより、進行方向から流れてくる空気は少し方向を変えられ、赤矢印と青矢印のぶつかり具合はディフレクターがないときほどヒドくはなくなります。
しかし、それでもタイヤに引きずられて動いている空気はありますね。ですからタイヤの上側から前側あたりでは空気の圧力は高くなっているはずです。
ではここで、僕のクルマについているもう一つのアイテムを装着させてみましょう。
僕のクルマには(付けているヒトはあんまりおりませんが)マッドフラップが付いています。
これがあることによって、後側からタイヤに引きずられて動いてくる空気の流れを止めてしまうことができます。
これによってタイヤハウス内の空気の圧力が高くならないのではないでしょうか? すると車体を持ち上げる方向の力は弱くなり、効率的にエンジンで発生させた力を地面に伝える事ができるので、結果として燃費がよくなるのではないかと思われます。
……ということで、どなたかディフレクターと共にマッドフラップ取り付けて確認していただけないでしょうか? ww
Posted at 2010/01/15 23:38:01 | |
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クルマの技術の話 | 日記