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胡説八道のブログ一覧

2017年05月03日 イイね!

写真は色ではなく光の芸術である

※ オマエの写真に芸術性なぞ感じないわ ! というツッコミはご容赦願います ww

近頃はデジタルカメラの普及により、大きなカメラを抱えて歩く人も増え、昔のように隅っこで小さくなって写真を撮らなくても済むようになりました。大変ありがたいことです。
ところで、デジタルカメラで写真撮影の道へ入って来た方々は当然天然色の写真を撮られていることと思います。写真を撮るときに出来上がりの画像の色彩について考えながらシャッターを切っていると思いますが、明るさについては考慮されていますか? というのがこのブログの趣旨です。

僕のようにフィルムカメラで、しかもモノクロ写真から入ってきた方達は多分何を言いたいのか見当がつくと思いますが、まずは次の写真をご覧ください。








つつじの写真です。ちょうど今盛りですね。
こちらの写真では白、薄いピンク、濃いピンクの三色の花が写っていますが、好みは好みとして、それとは別に写真を撮るときにどの色を主題とするかであまり選びたくない色があります。

答えになりますが、次の写真をご覧いただきたいと思います。








上の写真をモノクロにしてみました(フォトレタッチソフトを用いて彩度を下げています)。
上下の写真を比べてみると分かると思いますが、濃いピンクの花がモノクロ写真ではまるで引き立たないですよね。濃いピンクの花と緑色の葉の明るさが、ほとんど変わらないのでこうなります。
フィルムカメラでモノクロ写真を撮ると、一度や二度はこのような経験をし、嫌でも色彩と明るさの違いを認識します。
今写しているのはカラーなんだから気にしなくてもいいじゃないか、と思われる方もおられましょうが、主題を引き立たせるために取れる手段は取っておくのは悪いことではないと思います。どうしても、という場合には、それこそフォトレタッチソフトで緑の彩度を下げたり赤の彩度を上げたりという手段も取れますけどね。





おまけ









Posted at 2017/05/03 15:52:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2017年03月29日 イイね!

これはもう『撮影技術』の話じゃないなぁ

デジカメで写真を撮ろうとする際に設定するところはいくつもありますが、フィルムカメラと比べて全く違っている部分に ISO 感度が挙げられます。

もちろん、フィルムカメラでも ISO 感度設定はありましたが、これは単純に装填しているフィルムの感度に合わせればよいもので、後々には ISO 感度自動設定なんていう便利な機構が付いたカメラまでありました。

デジカメの場合、CCD にしろ CMOS にしろ、イメージセンサを入れ替えるなんてことはしませんので、センサの感度に合わせて ISO 感度設定をしている訳ではないはず。では、この設定は何をしているのか、という疑問を持った方はおられませんか?

結論から言ってしまえば、これは入ってきたシグナルをどの程度増幅するかを数値化したもので、センサに入ってきたシグナルをそのまま出力する際の数字を 100 とし、二倍増幅ならば 200、四倍ならば 400、とフィルムカメラの感度設定に沿った数字を振っているようです。

フィルムでいうと、僕が子供のころにカラーフィルムで ISO 感度 1600 というものが発売されて衝撃を受けたことがありますが、今デジカメの ISO 感度を見てみると、拡張 ISO 最高感度 409600 なんて数字を見つけました。1600 という数字に衝撃を受けたワタシの立場はどうなる ww



面白いのは、フィルムとデジカメでは原因は異なるものの(フィルムの場合は粒子の直径が大きくならざるを得ないことが原因ですけど、デジカメの場合はノイズが増幅されてしまい、S/N 比が下がるのが原因)、感度を上げると画面が荒れる、という現象は共通なことですね。

デジカメの場合ノイズが原因なので、ノイズリダクションというフィルタを通して何とかしようという試みもおこなわれていますが、そういった処理を施しても高感度にするとやっぱりノイズは見えてしまいます。聞くところによると、PC レベルの CPU を用いればもっとマシなノイズリダクションは掛けられるらしいのですが、カメラに搭載するにはちょっと電気を消費しすぎだとか。



その他にも S/N 比を上げる方法はありますし、一部の極特殊なデジカメには搭載されているのですが、一般の人が普通に使うカメラにはまず使われないと思われる技術を二つ紹介したいと思います。

一つめ。
デジカメの場合、イメージセンサにおける熱ノイズが画面上に現れるのが問題なので、熱ノイズを抑えればいいワケです。で、どうやって抑えるのかというと、

イメージセンサを物理的に冷やしてやります。


僕が知っているのは CCD カメラなんですけど、イメージセンサにペルチェ素子を貼りつけて、-25℃ まで冷やします。そうすると熱ノイズが抑えられて、シグナルをかなり増幅しても問題にならない画面が出来上がる、と。
欠点としては冷却用のファンなどを取り付けないとならないので、カメラがバカでっかくなることとうるさくなることですかね?


二つめ。
こちらはシグナルを増幅させる方向ではなく、センサの感度を上げる方向の工夫です。
デジカメのイメージセンサはいくつものサイズがあることはご存知と思います。また、画素数が同じ場合、センサが大きいほうが感度を稼げるので明るい画像になることもお分かりのことと思います。
そこで、隣り合ったいくつかの素子で得られた感度の情報を足し合わせて仮想的に大きな素子を構成してしまう、という方法を取ってやります(ビニング、といいます)。
これ、昔ソニーが製品に実装するという噂が出たことがあるんですが、現在までそういった製品は発売されておらず、噂は噂であったようです。
こちらの欠点は、考えればすぐ分かると思いますけど、出力される画像の画素数が減ります。


世の中の特殊な世界の特殊な製品にはこういった工夫がなされていたりするんですけど、面白いのはこういった工夫がなされた製品を使用している人が、この機構を全く理解していなかったりすることですねぇ。開発者の苦労を少しは慮ってみたらいいのに。


Posted at 2017/03/29 22:40:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年12月04日 イイね!

撮影技術の研究 -被写界深度編-

もうかなり前になりますが、三回にわたって写真撮影の技術論をこの場で展開したことがありました(これとかこれとかこれ。2007 年だって。九年前じゃないですか)。

その際、書きたかったのにカメラにその機能がなかったせいで書けなかったのが被写界深度に関する話。この度、無事書けるようになりましたので、この場に載せようと思います。まぁ、単に新しいカメラの使い勝手を試しただけ、って話ですが ww


まず、次の写真をご覧ください。







ウチにいる雷鳥のぬいぐるみ達です。ま、写真の内容はどうでもいいんですけど。

そして、こちらの写真をご覧ください。







同じアングルで撮った写真ですが、違いがお分かりになりますでしょうか。
二つの写真とも、真ん中の茶色と白の二色使いのコにフォーカスを合わせていますが、上の写真ではすべてのぬいぐるみと、後ろの壁までピントが合っているように見えます。下の写真では、一つ後ろの白いコはピントが合っているように見えますが、その他のぬいぐるみは、ボケていますね。

二つの写真は、それぞれ絞りとシャッタースピードが異なっています。

上の写真は絞りを最大限の F 22 にして、その分シャッタースピードを下げて露出を合わせています。
一方、下の写真は絞りは F 5.6(この焦点距離での解放値)、その分シャッタースピードが速くなっています。

絞りの値を変えることによってピントの合っている(ように見える)範囲が変わることがお分かりかと思いますが、この範囲のことを被写界深度と言います。
一般に、被写界深度は絞りを絞るほど深く(範囲が広く)なり、絞りを開けるほど浅く(範囲が狭く)なります。また、レンズの焦点距離が短いほど深くなり、逆に焦点距離が長いレンズほど浅くなります。

被写界深度を意図して利用できるようになると、写真の表現の範囲が広がりますね。画面から必要ない情報をレタッチなどで消してしまうのは捏造ですが、焦点を外してボカしてしまうのはテクニックの範囲内です(マジ

人物写真を撮るプロのカメラマンさん達は、105 mm とか 135 mm くらいの焦点距離(35 mm サイズのカメラでの話)のレンズを使うことを好みます。理由は、このくらいの焦点距離のレンズだと普通に話しかけられる距離でスタジオ内で撮影でき、かつ背景をボカすことができるから。もっとウデのいいカメラマンさんだと、人物の瞳にしかフォーカスの合っていない写真を撮ったりします。肌の粗などが目立たないようにできるんですね。
ちなみに、今ではかなりのお年を召した髪の毛もじゃもじゃのとあるカメラマンさん(林家ぺー師匠ではありません)ですと、その人物のどこにもフォーカスの合っていない写真を堂々と雑誌に載せたりします。巨匠と呼ばれる人のやることって凄いですね www


Posted at 2016/12/04 22:44:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年12月03日 イイね!

浦島太郎の気持ちが理解できる気がした日

昨日書いたようにカメラを買い換え、なんと 25 年ぶりに一眼レフに復帰した(今度のはミラーレスですけど)ワタクシですが、ここ一週間ばかり触ってみた感想は

もの凄く使い辛いです。

理由は簡単。僕が以前に使っていたのはデジタルではなくフィルムを装填するカメラで、しかもオートフォーカスもついていないカメラでしたから、使い勝手がまるで異なっているからです。


昔の一眼レフなんて、シャッタースピードと絞りとフォーカスリングと巻き上げレバーとシャッターボタン以外にそんなにしょっちゅう触る場所はなかったと思います。ISO 感度なんてフィルムを入れ替えるときに数字を合わせれば、そのフィルムが終わるまではそのままでよかったし(蛇足ですが、どうも ISO 感度っていう言葉に馴染みにくい。ASA 感度(あぁさぁかんど、と発音します)って言っていたからなぁ)。

デジカメになって絞りがレンズ側でなく本体側に装備されるようになったり、モードが P、A、S、M だけでなくお任せモードなんてものが(しかも複数)ついたり、測光モードのパターンが増えたり、ISO 感度を任意に設定できたり(この設定にお任せモードがあることには驚きを隠せませんでした)、できることがムチャクチャ増えた、というのが理由なんでしょう、僕が購入したメーカーさんはその機能を集約した『メニューボタン』があって、そこから各種設定を呼び出してホィールで選択、という形式にしています。ほかのメーカーさんも色々独自のやり方をしているようです(やたらボタンの数が多いメーカーさんとかもあるし)。

で、このインターフェースが、大変申し訳ないんですが直感的に理解しにくい。ですから「この機能、絶対にどこかにあるはずなんだけど、どこにあるのか探せない」という状況が頻発します。だからと言ってカメラと一緒にマニュアル持って写真撮りに行くわけにもいかないし。

こんなこと書くと、時代についていけないオマエが悪い、と言われてしまいそうですが、撮影対象以外のところに注意を向けないと写真が撮れないカメラって、性能はともかくデキが悪いって言っていいと思うんですよ。

どこかのメーカーが画期的なインターフェースを発明してくれるまで、この状況は続くんだろうなぁ。



新しい機種が必ずしも使い勝手が向上している訳ではない、という経験を最近いくつも経験している一個人の愚痴でした。


Posted at 2016/12/03 21:43:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記
2016年12月02日 イイね!

デジカメ壊れちゃったから買い換えました

先日軽く触れましたが、長いこと使っていたデジカメ(コンデジ)が壊れました。どうやら 10 月の初めに若狭西街道を走りに行った時にはその兆候があったみたいですね。

それ以前から、レンズの蓋が閉まらなくなったり、起動した際のレンズの動きがぎこちなかったりしていまして、二年くらい前から買い換えを目論んではおりました。
ほぼ同じスペックのデジカメを買おうとすると、現在ですとメーカーを選ばなければ二万円くらいでなんとかなります。ですが僕はこのデジカメを使っていて、シャッタースピードも絞りも自分の意志では動かせないことに不満を抱いておりまして、少なくともどちらかを自分で設定できる機種を考えておりました。そういう機種を探すと、お値段がもう少し張ります。色々探していて、たとえば Canon の PowerShot G1X なんかいいなぁ、と思っていましたけど、ちょっとお値段がこちらの都合と合わない……(汗

本体三万円台でなんとかなる機種はないものか、と探していたんですけど、先週土曜の夜、当日配達された新聞をしまおうとして同時に配達された広告を手に取ったところ、とある機種が展示品処分で 39,800 円(税別)で売られていたことに気付きました。うっ、しまった、今朝気付いていれば速攻駆け込んだのに、と悔やんでいましたが、もしかしてまだ売れ残っているかもしれないという一縷の望みにかけて、翌日曜日の朝からそのお店に向かうことにしました。

さて翌日曜日。開店間もなくのお店に入り、デジカメコーナーに向かいます。目につくのは新製品ばかりで、やっぱり駄目だったか、と思っていたところ、目立たない隅のほうに目的のブツが置かれているではありませんか!
ざっと確認してみたところ、ひどい傷もなく、これなら問題なく使えそうです。早速そこらを歩いている店員さんを捕まえ、同製品を確保することにしましょう。

店員さん曰く、展示品処分になるので、この商品をこのまま元の箱に入れてお渡しすることになるけど、それでいいか? との確認。問題ないことを伝えて購入手続きに入ります。箱を取ってくるので少々お待ちください、と言われてカウンターでボケーっとしていると、店員さん何故か箱を二つ抱えて帰ってきます。

「お客様、ラッキーでした。在庫が一つ残っていました。」



なんですと!



というワケで、展示品処分価格で新品の製品を(型落ちだけど)入手できてしまいました。消費税とか記録媒体別途購入とかで予算を少しはみ出しましたけど、まぁ目を瞑りましょう、瞑りますとも。










あれ? このデジカメ、レンズが取れちゃうぞ?

不良品だったのかなぁ?




Posted at 2016/12/02 22:59:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 写真・カメラ | 日記

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「@あちゃパパ さん これ、セダンですよね?」
何シテル?   04/26 05:43
ビンボー暇なしな生活を送っております。メジャーとマイナーの二者択一があると、なぜかほとんどマイナーを引くという習性を持つワタクシですが、よろしくお願いします。 ...
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