先日のブログで
フェラーリの新車が発表されたと書きましたけど、それに続いて
トヨタ、そして
マクラーレンが新車を発表しました。これからシーズン開始までに各コンストラクターから新車の公表がおこなわれる事と思います。
前にも書きましたけど、今年は空力関係のレギュレーションが大幅に変わりました。各コンストラクターとも自分のところのクルマと他所のクルマの能力比較ができないので(実際に同じコースを同じときに走らせてないから)、自分のところ/他所のクルマの長所や短所が分かりません。ですので最近には珍しく、コンストラクター毎に形が違うところが車体のあちこちに見て取れます。
フェラーリについては先日も書きましたけど、バックミラーを車体底部のプレート部分から直接立ち上げているのが分かります。この部分、空力的付加物の取り付けを禁止されている場所なので、ミラーの支柱という名目でこんな構造を取ったのだと思われます。
トヨタのマシンはフロントウィングが直線的なのと、それとは対照的に翼端板が三次元曲線を取っているのが目を引きますね。
マクラーレンはそれとは対照的に、フロントウィングは曲線を描いているのに対して翼端板は直線的です。
マクラーレンのマシンはその他にも、ドライバーの頭がある位置のすぐ後ろ側、インダクションポッドのすぐ下の部分が複雑な構造になっているのが分かりますね。ヘルメットの後ろにこのような造形を持ってきて意味があるのか、それともヘルメットの後ろだからこそ効果があるのか、ちょっと気になります。
まだ公表されていない各コンストラクターの新車も、きっとそれぞれ工夫を凝らした細工がなされているのだと思います。こんなにハッキリと各コンストラクターのクルマの特色が分かるのは近頃では珍しいと思います。
っつうか、今年だって数戦後には似たような構造が付加されまくって似たようなクルマになっちゃうと思いますけどね www
Posted at 2009/01/17 13:17:19 | |
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モータースポーツ | 日記