PC を使っていて結構お世話になるフリーウェアなソフト。
ワタクシ自慢じゃありませんが自らの PC に違法なソフトウェアは一つたりと入れておりません <( ̄ー ̄)> エッヘン
こういう事がいえるのもフリーウェアソフトのおかげです。ホント素晴らしいものが沢山ありますよね。
で、こういったフリーウェア、個人が趣味でつくっているものもあるにはありますけど、それ以上に団体(企業っていっていいのかな?)でつくられているものが多いです。その中には、フリーウェアで十分な機能を持っている事を知らせた上で、お金払ってくれればもっと凄い機能を実装したものが使えるよ、っていう宣伝にしているものもあります。しかし、ホントにフリーウェアなソフトを配っているだけで成り立っている団体もあるんですよね。
そういった団体の一つ、
Mozilla Foundation
もともとネットスケープコミュニケーションの中の人達が起ち上げた団体です。ここでつくられたソフトウェアの代表的なものに
Fire Fox と
Thunderbird が挙げられますね。
両方ともなかなか使い勝手のいいソフトウェアで、僕の職場でも窓陣営の PC 使っている人達に "危なっかしい Web ブラウザやメールソフトウェアじゃなくてこっちを使え" と言っております(っつうかそう言えって上から指導されてます ww)
で、これらのソフトウェア、とてもタダで配っているソフトウェアとは思えないほどの機能を実装してます。また開発に携わっている人もかなりの数いるはず。Mozilla Foundation には Firefox 2 絡みで 50 人ほどが雇われているというはなしですし、そういう人達のお給料とか、そもそもこの団体が成り立つためのお金はいったいどこから出ているのか、不思議に思っておりました。
その答えが Mozilla Foundation の CEO、
Mitchell Baker のブログに書かれているそうな。
Mozilla Foundation の 2003 年度の収益は 240 万ドル(約 2 億 8000 万円)、2004 年度は 580 万ドル(約 6 億 9000 万円)、2005 年度は 5290 万ドル(約 63 億円)、2006 年度は 6684 万 850 ドル(約 76 億円)だったそうです。
その収益はどうやって得ているのかといいますと、ヒントは
Firefox のスタートページにあります。
何と、
お金の出所は Google ですよ。
具体的には、Firefox の検索バーで検索をおこなうと検索結果に Google AdSense が表示され、それをクリックするとその広告料が Mizilla Foundation に入ってくるしくみだそうな。
ま、ある種のアフィリエイトですな。
ちなみにこの Google との契約、2008 年 11 月には切れるらしいです。
……その後どうなるのかな? ww
Posted at 2007/10/24 18:24:09 | |
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ウンチク | 日記