前回の
「山陰弾丸ドライブ ~大山と海鮮編~」に続き、今回は2日目の様子をレポートします。
今回も絶景やグルメなど見どころいっぱいでお届けしますので、しばしおつきあいください。
盛り上がった飲み会の余韻と微妙にお酒が残る体を引きずりながら、山陰弾丸ドライブの2日目がスタート。
ホテルの駐車場に並んだ色とりどりの愛車に乗り込み、最初の目的地・出雲大社を目指します。
早朝でまだ空いていた駐車場に車を停め、神前町を歩いて出雲大社へ。
大きな鳥居をくぐると、そこはもう出雲大社の境内です。
境内の大木や目の前に広がる松並木を見ると、自然と清々しい気分になりますね~。
日常生活の疲れやストレスなど、体にたまった汚れがすうっと消えていくみたい。
境内には、出雲大社の主神・オオクニヌシの像が何体かまつられていました。
大きく手を広げて、なんか金色の玉から力を受けているオオクニヌシや…
有名なイナバノシロウサギとのエピソードを再現した像もあります。
おととし来た時はちょうど遷宮中で本殿が見られなかったんですが、今回はちょっとだけ見ることができました。
神楽殿のしめ縄も立派ですね~。
下から見上げると、かなり迫力があります。
これ、どうやって作ったんだろう…
同僚に頼まれていた縁結びのお守りを買った後は、境内を出て神前町をぶらぶら。
出雲大社バージョンのスタバをひやかしたり…
出雲大社駅のレトロな駅舎でひとやすみしたり…
しいたけと山椒が入ったおやきを食べたり、神前町散策を楽しみました。
出雲大社を出た後は、稲佐の浜にクルマを停めて弁天島見物。
国譲り神話や国引き神話の舞台だけあって、ただのデカイ岩なのに(失礼!)不思議な存在感がありました。
稲佐の浜を出て、海沿いの県道を爽快にドライブして日御碕へ。
まずは、海のそばにある日御碕神社を目指します。
海沿いの遊歩道を歩いていると、目の前に現れるのが経島(ふみしま)。
神職以外の立ち入りが禁止されている聖なる島で、現在はウミネコの繁殖地となっています。
ウミネコの鳴き声を聞きながら眺める経島は、爽快な中にも神々しさがありますね。
経島を通り過ぎて半島を回り込むと、日御碕神社の朱色の社殿が現れます。
ここの下宮は「日沈宮(ひしずみのみや)」と呼ばれ、夜になると伊勢神宮から天照大神がやってきて夜の日本を見守るという、たいへんありがたい神社です。
朱色の柱が重なる社殿は、出雲大社とはまた違った風情がありますね。
雰囲気的には、広島の厳島神社に似ています。
日御碕神社を出た後は、来た道を戻って日御碕灯台へ。
43mもの高さを誇る白亜の灯台は、下から見るととても迫力があります。
ここは展望台まで登ることができるそうで、せっかくだからと入場料を払って全員で登ることに。
急な螺旋階段をひたすら上がり、登ったことを後悔しはじめた頃、ようやく展望台に到着しました。
展望台からの眺望は、素晴らしいの一言。
どこまでも続く青い海と空。
心地よい海風が火照った体を冷やしてくれます。
かなりきつかったけど、この景色を見られただけで、頑張って登った甲斐がありました。
ちょっとした運動でいい感じにお腹が空いたので、地元の人おすすめの食堂で昼ご飯を食べることに。
このメンバーで食べる昼ご飯は、もちろん海鮮丼です。
自分は、日御碕限定の「古事記丼・ウニのせ」をオーダー。
古事記丼とは、古事記が編纂された1300年前から出雲で食されていたとされる「サザエ」「ワカメ」「ブリ」の3種を中心に、新鮮な地元の海産物が数種類盛り込まれた丼です。
新鮮なヒラマサやイサキ、コリコリとした食感のサザエや味わい深いウニなど、丼の中は日本海の幸でいっぱい。
唐津で食べる玄界灘の幸ともまた違った魅力があって、とてもおいしい丼でした。
まるで親戚の家に来たような、ほのぼのとした食堂の雰囲気にも癒されましたね。
海鮮丼を堪能した後、九州に帰る自分はここでお別れ。
駐車場にクルマを並べ直し、最後に記念撮影を。
これだけカラフルな集団だけに、道行く人や対向車から大注目でしたね(笑)。
愛知・滋賀・大阪・愛媛のみなさんと再会を約束し、みなさんに見送られて名残惜しくも帰路につきました。
これで山陰の旅は終わりかと思わせつつ、実はまだちょっとだけ続きます。
実は、「島根ワイナリーで弟に頼まれたワインを買う」というミッションが残っていたんです。
出雲大社付近まで戻り、島根ワイナリーで一人おみやげを物色。
店内で「早摘み甲州ワイン」と「100%葡萄ジュース」を購入し、さらにワインソフトまで食べちゃいました。
ウン、ほのかなワインの香りが上品でとっても美味。
初日のミルクソフトとはまた違った味わいでした。
島根ワイナリーを出た後は、山陰道、中国道、九州道、長崎道と飛ばして帰宅。
走行距離は2日間で1220キロ。
運転はさすがに疲れたけど、とても楽しい旅路でした。
参加されたみなさん、おつかれさまでした。
また、近いうちに新たな旅を企画しましょう!
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Posted at
2014/05/29 20:19:13