2週連続の台風のあと、久しぶりの秋晴れとなった週末。
愛知県のmikoto40さんが久しぶりに九州まで遠征されると聞き、さっそく福岡まで迎撃にでかけました。
約20年ぶりという九州を存分に堪能していただくべく、バッチリ計画を立てておもてなししてきましたよ。
九州遠征初日となる土曜日、待ち合わせは太宰府IC近くのオートバックスで。
今年5月の
山陰弾丸ツアー以来5ヶ月ぶりの再会なんですが、なんだかついこの間会ったような不思議な感覚。
中京と九州と1000km近く離れていながら、年に数回会ってるというのも、よく考えたらスゴイですよね(笑)。
太宰府で合流した後は、那珂川町から早良区を経て、国道263号線を上って三瀬へ。
三瀬でランチといえばやっぱりココ、ホットドッグの「イブスキ」です。
私がブログに挙げる度に「いつかは食べたい!」とコメントいただいていたイブスキに、ようやくお連れすることができました。
この日はサンド類が充実していたので、ホットドッグに加えてローストポークサンドとロースハムサンドもオーダー。
ジューシーなハムに、肉の旨みが詰まったボリューミーなソーセージ、パリッとした食感のドイツパン…
何度も食べているんですが、やっぱりここのホットドッグは最高です。
mikoさん待望のイブスキ、ご満足いただけたようで何よりです♪
ランチをすませた後は、富士町の山あいを抜けて唐津を目指します。
まず初めに立ち寄ったのは、唐津観光の定番「鏡山」。
クネクネ道を10分ほど上って広い山頂駐車場にクルマを停め、展望台を目指して歩きました。
展望台からは、日本三大松原に数えられる「虹の松原」や唐津城、雄大な玄界灘と、最高のオーシャンビューが楽しめます。
心地よい風に素晴らしい景色、やっぱり唐津に来たらココは外せないですね。
鏡山を降り、次の目的地は“イカの生き造り”で有名な呼子町。
呼子大橋を通って加部島へ渡り、高台にある「風の見える丘公園」を目指します。
展望台から見下ろすのは、先ほど通ってきた呼子大橋と、朝市で有名な呼子漁港。
振り返ると、のどかな田園風景と、その向こうに玄界灘が広がります。
こぢんまりとした島だけに、鏡山とはまた違った雰囲気があって素敵ですね。
まだまだ唐津で案内したいスポットがあったのですが、どうしてもmikoさんを連れて行きたい場所があったので、この日は駆け足で唐津を離れました。
呼子から南下すること約1時間、焼き物の街として有名な伊万里に到着。
オーダーストップの時間を気にしながら、商店街にある老舗喫茶「ロジエ」に向かいます。
ココで食べてもらいたかったのが、秋限定の「マロンパフェ」。
このパフェを目当てに、県外からも多くの観光客がやってくるという人気メニューです。
ボリュームたっぷりのパフェに、熊本産の栗が贅沢にトッピングされています。
黄色いマロンソースは、栗を丁寧に裏ごししてブランデーを加えた、マスターこだわりのオリジナルソース。
栗本来の自然な甘みとほっこりとした食感が楽しめる、栗好きにはたまらないパフェです。
ロジエのマロンパフェが楽しめるのもあと1ヶ月。
栗好きなら、伊万里まで足を伸ばしてもソンはないと思いますよ。
伊万里でマロンパフェを堪能した後は、mikoさんが初日の宿をとっている佐賀市内へ。
佐賀ならではの料理を楽しんでいただこうと、夜はとっておきのお店を予約しておきました。
佐賀の旅を締めくくる一軒は、“日本一のローストビーフ”の看板を掲げる「くらおか亭」。
看板メニューのローストビーフ以外にも、新鮮な魚介を中心としたメニューが人気の和食処です。
先付けの後に出てきたのは、鯛や鮪、海老といったお刺身。
一口サイズでまとめられたお刺身は、どれも新鮮で美味しかったです。
お刺身を楽しんだ後は、ご主人いわく「日本でもここだけ!」という「天然うなぎのたたき」が登場。
筑後川の河口でとれた天然うなぎを軽くあぶり、そのままレアでいただくという何とも贅沢なメニューです。
脂がのった身はかみしめる度に豊かな旨みが広がり、プリプリとした独特の食感が楽しめます。
パリッとした皮の香ばしい風味と、梅わさびの爽やかな香りがアクセントになり、最後まで飽きさせません。
蒲焼きや白焼きとはまた違った、未体験の食感と味わいに驚かされました。
たたきで味わえるほどの身の厚さと、パリッとした皮の薄さは、養殖にはない天然ものだけの特長だとか。
筑後川の天然うなぎは貴重で仕入れも不安定ですが、もし出会えたらぜひ味わって欲しい逸品です。
そしてこれが、看板メニューの「佐賀牛のローストビーフ」。
全国でもトップクラスのブランド牛「佐賀牛」をローストビーフにしてしまおうという、なんとも贅沢なメニューです。
口に入れると、きめ細やかな脂がサラッと溶けて、上品な甘みが舌を楽しませてくれます。
脂がしつこくなく、さっぱりしているのも佐賀牛ならでは。
こちらもまさに、ここでしか食べられないオンリーワンの逸品です。
そして、最後のメニューは野菜たっぷりの豚しゃぶ。
安全な無菌豚をお鍋にさっとくぐらせてから、柚子胡椒を入れた“そばつゆ”でいただきます。
一口食べた瞬間に驚いたのが、豚肉の甘さ。
柚子胡椒の風味とピリッとした辛さが豚肉の甘みを引き立てていて、なんとも豊かで上品な味わいです。
そばつゆで食べるのは鹿児島の某有名豚しゃぶ店が有名ですが、その店より確実に美味しかったですね。
シメの蕎麦までしっかり堪能して、今日の佐賀ツアーはお開きに。
最後はとっておきのお店だっただけに、mikoさんも大満足の様子でした。
半日だけの行程でしたが、佐賀の魅力の一端を味わっていただいたようです。
さて、明けて日曜は本命の“阿蘇ドライブ”。
最高の天気に恵まれた阿蘇ドライブの様子は、次回「阿蘇・天空の道と肉三昧編」でお届けします。